要約 小麦は穂首黄化時期かそれ以前に生理的成熟期に達する。その時点の子実水分は40%以上であるが、ほとんどの成分・品質は既に安定していることから、早期収穫法の確立後は、穂首の黄化を小麦の早刈りの指標...
暖地における早期栽培用水稲育種の遮光法による耐冷性簡易検定法
要約 暖地の早期栽培用水稲品種の障害型冷害に対する耐冷性の簡易な検定法として、早植えと遮光処理を行なう方法が有効である。この方法は、暖地で早植えを行ない出穂1か月前から自然冷温にさらすと同時に光透...
要約 日本型とインド型の組み合わせのハイブリッドライスは、生育前期は片親のインド型に似た生育を示してシンクサイズは大きくなり、生育後期は片親の日本型に似て葉枯と枝梗枯が遅く登熟良好で、両親よりも明ら...
要約 だいず「東北115号」は,成熟期が早生・多収で,白目の納豆用小粒品種である。粒大は「コスズ」よりやや大きいが,納豆加工適性が高い。「コスズ」に比べて倒伏抵抗性に優れることから機械収穫が可能であ...
要約 「北陸148号」は多収、良食味、短強稈で耐倒伏性が強い中生の粳系統である。兵庫県では南部の「コシヒカリ」の一部に、三重県では「大空」に替えて、京都府では丹後地域の「コシヒカリ」等の一部に替え...
要約 「ふ系168号」は寒冷地北部で早生に属する粳種である。耐冷性、いもち病抵抗性が強く、良質で、この熟期としては良食味である。平成7年度より青森県で奨励品種に採用される予定である。 背景・ねらい 寒...
要約 日本型とインド型の組み合わせのハイブリッドライスは、生育前期は片親のインド型に似た生育を示してシンクサイズは大きくなり、生育後期は片親の日本型に似て葉枯れと枝梗枯れが遅く登熟が良好で、両親より...
要約 「ユメコガネ」は、耐冷性が“極強”で、品質・食味が良好な極早生系統であり、青森県において、下北外海・海岸冷涼・山間冷涼地帯を対象に「ハツコガネ」「ハマアサヒ」に代えて奨励品種に採用する。 背景・...
要約 「はまゆたか」は寒冷地北部で早生に属する粳種である。耐冷性、いもち病抵抗性が強く、良質で、この熟期としては良食味である。平成7年度より青森県で奨励品種に採用し、同県の寒冷地帯の安定生産と食味水...
暖地における早期栽培用水稲育種のための遮光法による耐冷性検定法
要約 暖地の早期栽培用水稲品種の障害型冷害に対する耐冷性の簡易な検定法として、早植えと遮光処理を行う方法が有効である。この方法は、暖地で早植えを行い出穂1か月前から自然冷温にさらすと同時に光透過率44%...
要約 「北陸148号」は多収、良食味、短強稈で耐倒伏性が強い中生の粳系統である。兵庫県では南部の「コシヒカリ」の一部に、三重県では「大空」に替えて、京都府では丹後地域の「コシヒカリ」等の一部に替え...
要約 「北陸158号」は「ササニシキ」の胚乳突然変異の半糯遺伝子を持つ低アミロース系統で、特有の玄米の濁りがなく、炊飯米の食感がよく、アミログラフ特性も良好なことから、混米、おにぎり、米菓等の加工原料...
要約 水稲品種「かけはし」について、品質(整粒歩合80%以上・登熟歩合80%以上)・収量の安定化のための生育・栄養診断基準及び栽培法を策定した。 背景・ねらい 水稲品種「かけはし」は岩手県中北部の標高がおよそ...
シンプレックス法を用いた水稲障害不稔歩合推定モデルの平成5年不稔発生へのあてはめ
要約 平成5年の冷害年に得られた水稲の障害不稔のデータを基に、発育指数と低温感受性の関係について検討し、障害不稔推定モデルを作成した。このモデルにより、比較的高い精度で不稔歩合の推定が可能である。 背...
要約 だいず「鈴の音」は,成熟期が早生で,白目の納豆用小粒品種である。粒大は「コスズ」よりやや大きいが,納豆加工適性が高い。「コスズ」に比べて倒伏抵抗性に優れることから機械収穫が可能である。 背景・...
要約 だいず「BL18-P」は、「二戸在来」から選抜された黒大豆(いわゆる雁喰豆)である。「玉山在来」と比べ、成熟期が 1週間前後早い早生で、主茎長は短く、分枝数は並、着莢数はやや多、百粒重は並、多収であり、...
要約 メタンガス発生抑制法として、水稲生育中、後期の潅がい制限(飽水管理)、及び有機物の表層すき込み+潅がい制限を検討した結果、慣行の体系よりメタンガスの発生量を少なくすることが可能であった。 背景・ね...
要約 ネギのハウス春どり栽培は、前年6~7月に露地播種、9月中~下旬ハウス定植により、早春の3~4月に200~300kg/aの良品生産が可能である。品種は3月どりでは多収で品質の良い「明彦」、4月どりでは抽だいが極...
寒冷地の無加温ハウスにおけるナバナ「オータムポエム」の播種期と育苗法及び摘心時期
要約 寒冷地の無加温ハウスにおいて、冬期間に継続してナバナを収穫するための適播種期は9月中旬で、収量は200kg/aが可能である。9月播種の育苗日数は、セルトレイ50穴、72穴で21日以内、98穴で14日以内が適当で...
要約 耐冷性極強品種「ひとめぼれ」は平成5年の大冷害においても、「ササニシキ」に比べて被害程度が軽く、耐冷性が優った。 背景・ねらい 平成5年の大冷害において「ひとめぼれ」と「ササニシキ」を比較して耐冷...