ニホンナシの交雑育種における重要形質に関連したDNAマーカー情報の整理
要約 主要なニホンナシ59品種・系統におけるニホンナシの重要な育種形質(黒星病抵抗性、自家和合性、早生性、果皮色、黒斑病抵抗性)の遺伝子型および表現型情報を利用することで、ニホンナシ品種育成を加速化する...
「あきづき」のコルク状果肉障害はエテホン散布による熟期促進で低減できる
要約 ニホンナシ「あきづき」において満開後100日頃にエテホン100ppmを散布することによって平均収穫日が8~9日早まり、コルク状果肉障害の発生個数および発生果率が顕著に低減する。 キーワード ニホンナシ、生...
ニホンナシ「あきづき」と「王秋」に発生するコルク状果肉障害の特徴
要約 ニホンナシ「あきづき」と「王秋」に発生するコルク状果肉障害は、果実重の大きい果実に多く発生し、ジベレリン塗布剤処理により増加する。「あきづ...
高糖度、軟肉質で食味良好、豊産性の晩生ニホンナシ新品種「甘太(かんた)」
要約 「甘太」は、高糖度で果肉が軟らかく良食味の晩生のニホンナシ新品種である。樹勢が強く、花芽が容易に着生し、豊産性である。 キーワード ニホンナシ新品種、晩生、高糖度、軟肉質、豊産性 背景・ねらい ニ...
要約 花芽の着生が少ないニホンナシ「あきづき」では、長さ 150cm程度の1年枝の先端を切り返さずに予備枝として利用し、先端部以外の新梢を摘心処理することにより、発育枝数を減少させ、短果枝及び先端新梢にえ...
要約 日本ナシ「新高」では、果実袋による果実品質への影響が認められており、みつ症の発生が多い条件下では、外袋が薄茶原紙新聞印刷油加工紙で内袋が赤色原紙油加工紙、または外袋が外白内黒原紙で内袋が赤色原...
要約 日本ナシ「新高」の生育期各ステージにおける樹相を調査し、高収量、高品質、安定生産が可能な樹相を数値によって指標化し、好適生育基準を策定するとともに、それへの誘導技術を確立した。 キーワード 日本...
要約 日本なし「南月」は「越後」に「新水」を交配し、育成したもので、育成地(長野県下伊那郡高森町)では9月上~中旬、「幸水」と「豊水」・「二十世紀」の間に収穫になる中生種で、糖度が高く良食味の青なし...
要約 日本ナシ「豊水」にカルシウム資材を満開10日後から10日間隔で5回葉面散布することでみつ症の発生が減少した。しかし、糖度は低くなり、果実肥大が抑制される等の果実品質の低下も見られた。宮崎県総合農業...
「ラ・フランス」より早く出荷できる西洋なし新品種「越さやか」
要約 「バートレット」に「ラ・フランス」を交雑して西洋なし新品種の「越さやか」を育成した。収穫適期は9月下旬で、10月上旬から可食期となる中生品種であり、食味は甘酸に富んで良好である。花芽着生が良く早...
要約 「新高」×「幸水」の交雑により、日本なし新品種「陽水」を育成した。「豊水」と「新高」の間に収穫できる晩生の赤なし品種で、糖度が14度以上と高く、果重が約1kgと大きい。 背景・ねらい 愛知県の日本なし...