自家和合性で果実が大きくヤニ果の発生の少ないウメ新品種「麗和」と「和郷」
要約 「麗和」と「和郷」は自家和合性のウメ新品種である。30g以上の果実が収穫できて、果実の生理障害であるヤニ果の発生が少ない。自家不和合性品種の結実不良が問題となっている地域で結実を安定させる品種と...
要約 リンゴ作経営において、摘花剤、無袋栽培、葉とらず栽培、収穫袋など省力技術体系を導入することによって、労働生産性、収益性を低下させずに規模拡大が図れ、他産業並の労働報酬を獲得することが可能である...
要約 JM台木を利用した「ふじ」と「つがる」樹に対して、定植年から主幹の切り返しと発出枝の誘引を行って側枝を形成した低樹高栽培では、慣行栽培と同等の収量を維持しつつ、摘花・摘果、着色管理、収穫、整枝・...
要約 リンゴ作規模1ha以上層では、マルバ普通栽培体系のもとで労働集約的な管理を実現している。1ha未満層では、基本技術の手抜き化がみられるが、有袋栽培を維持していることから、4月以降の貯蔵リンゴ生産の担...
要約 ブロアなどを用い大玉トマト花房に送風することで実用的な着果促進が可能である。夏秋トマト栽培における本方法での労働時間は、慣行方法のホルモン処理とほぼ同等である。 キーワード 大玉トマト、着果促進...
カラフルポテトの新顔(3)橙黄肉の新品種「インカのひとみ(旧系統名 北海93号)」
要約 2倍体ばれいしょ「インカのひとみ」は、カロテノイド系色素を含有し、いもの肉色が橙黄色である。表皮は赤色で、目の周りだけが黄色に着色された眼鏡状の様相を呈する。「インカのめざめ」同様、良食味であ...
要約 果頂部の突出した幼果は、満開後30日ごろまでに果頂部を高さ2mm程度を目安に摘果バサミで切除すると、果形が改善され、裂皮や裂果の発生を軽減できる。処理による切除痕はあまり目立たず、果実品質にも悪影...
要約 ズッキーニのハウス抑制栽培において、ハウス屋根面を外部遮光し、さらにマルチ資材として地温上昇抑制型フィルムを併用すると、規格外果の発生が少なく、8・9月の前期収量が安定する。 キーワード ズッキー...
要約 「リンゴ石川1号」は、「ふじ」の自然交雑実生から育成・選抜したもので、育成地(石川県金沢市)では10月上旬から中旬に成熟する中生品種である。着色のしやすさと甘酸適和した良好な食味が特徴で、着色が困...
要約 日本なし「南月」は「越後」に「新水」を交配し、育成したもので、育成地(長野県下伊那郡高森町)では9月上~中旬、「幸水」と「豊水」・「二十世紀」の間に収穫になる中生種で、糖度が高く良食味の青なし...
「ラ・フランス」より早く出荷できる西洋なし新品種「越さやか」
要約 「バートレット」に「ラ・フランス」を交雑して西洋なし新品種の「越さやか」を育成した。収穫適期は9月下旬で、10月上旬から可食期となる中生品種であり、食味は甘酸に富んで良好である。花芽着生が良く早...
日本なし花粉採取専用樹の超低樹高仕立てによる花粉採取の効率化
要約 H型整枝および一文字整枝は、樹形の完成が遅いが、1樹当たり花粉採取量が多く、花粉採取量に対する切り枝採取時間も短いので花粉採取専用樹に最適である。開心自然形は、早期から安定的に花粉を採取するのに...
要約 オーキシンの移動阻害剤である、トリヨード安息香酸を含むラノリンペーストを果柄に塗布することで、環境条件を操作する必要なくトマトの空洞果、尻腐れ果等の生理障害を誘起できる。 キーワード オーキシン...
成果の内容・特徴