要約 ハーブ類に16種新病害の発生を認めた。被害の大きいスペアミントうどんこ病の防除には炭酸水素ナトリウム水溶剤と炭酸水素カリウム水溶剤の散布が有効である。 キーワード ハーブ類、新病害、薬剤防除、スペ...
要約 促成栽培イチゴにおいて、ビニル被覆後のハダニ発生前(秋期、11月中旬~12月上旬)にミヤコカブリダニを放飼し、その後、1月~3月に1、2回のミヤコカブリダニまたはチリカブリダニを追加放飼をする体系によ...
要約 病害抵抗反応時に発現するバイオフォトン(生体微弱発光)は、病害抵抗性誘導剤の作用により発光量が増大する。この現象に基づき、病害抵抗性誘導活性の有無が迅速、安価、簡便に評価できる。 キーワード 病害...
要約 温湯処理(60℃、10分)済みの種籾を、2.5%の食酢液中で32℃、24時間浸漬催芽することによりイネの各種種子伝染性病害を防除でき、イネ褐条病に対して卓効がある。 キーワード イネ、種子伝染性病害、食酢、特...
Pythium oligandrum MMR2株によるイネもみ枯細菌病および苗立枯細菌病の発病抑制効果
要約 保菌種子を浸種開始と同時に3日間、105個/mlの濃度に調整したPythium oligandrum MMR2株の卵胞子懸濁液に浸漬処理することにより、イネ育苗期のもみ枯細菌病、苗立枯細菌病の発病が抑制される。 キーワード ...
要約 「空知交14号」はメロンにおける主要病害であるうどんこ病に耐病性を有しているため栽培管理が容易である。また、ネット形質が優れ、香りや肉質も良好である。そのため「空知交14号」は北海道の緑肉メロン産...
茶園用送風式農薬散布機による減量散布とチャのハマキガ類、炭疽病、輪斑病の防除効果
要約 送風式農薬散布機を利用して散布薬液を減量しても、チャのハマキガ類や炭疽病、輪斑病に対して、動力噴霧機等を用いた通常の農薬散布とほぼ同等の防除効果が得られる。病害虫や薬剤の種類によっては、散布...
中国雲南・ベトナム稲遺伝資源におけるいもち病圃場抵抗性育種母本の選定
要約 中国雲南・ベトナム稲品種546品種についていもち病圃場抵抗性を検定した結果、雲南品種14品種は葉及び穂いもち抵抗性が“極強”以上、ベトナム品種60品種は葉いもち抵抗性が“極強”以上と判定され、これら品種...
要約 北海道におけるカリフラワーの適正なN施肥量は18kg/10aである。軟腐病に対して品種間差異が認められ、生物農薬の効果も高い。コナガ等の重要害虫に対し、生物農薬や薬剤の適切な散布間隔で効率的な防除が可...
トルコギキョウにおける石油小型給湯機を用いた畦内の熱水土壌消毒法
要約 トルコギキョウの施設栽培において、石油小型給湯機を用いて畦内にドリップチューブにより145L/m2の熱水を処理すると、根腐病および立枯病が防除できる。 キーワード トルコギキョウ、石油小型給湯機、熱水...
乳酸菌Pediococcus pentosaceusによるホウレンソウの病害抑制効果と発芽率向上効果
要約 漬物から分離した乳酸菌Pediococcus pentosaceus(ペディオコッカス・ペントサセウス)KMC05株は、ホウレンソウ萎凋病及び立枯病に対する発病抑制効果を示し、土壌水分過剰条件でのホウレンソウ種子の発芽率...
ヒノキチオール水溶性製剤のキュウリ地上部病害に対する発病抑制
要約 青森ヒバのおがくずを熱水抽出して得られたヒノキチオールはキュウリの主要病原菌に対して抗菌性を示し、これを大豆油等の天然系素材で製剤化したアクアHN-52はキュウリうどんこ病、褐斑病、炭疽病に対して...
要約 ハウス栽培きゅうりの主要病害虫(ハダニ類、ワタアブラムシ、オンシツコナジラミ、うどんこ病)に対し、生物農薬の導入時期や化学農薬の要否の目安などの防除体系をまとめた生物農薬利用マニュアルを作成し...
要約 不透水層のあるハウス設置ほ場における熱水土壌消毒は、事前に振動式サブソイラ施工によって、熱湯注入量を増加し地表下20cmで4.5時間にわたり地温45℃を維持できる。 キーワード 熱水土壌消毒、施設野菜、弾...
耐冷性・耐病性に優れる良質良食味水稲新品種候補「岩手68号」の育成
要約 「岩手68号」は「あきたこまち」熟期よりやや遅い‘中生の中’の粳米系統である。耐冷性‘極強’、穂いもち圃場抵抗性‘強’で、強稈、多収、品質・食味は「あきたこまち」並に優れることから、岩手県の奨励品種に...
PCR法を用いたトマト萎凋病菌レースと根腐萎凋病菌の迅速診断法
要約 Fusarium oxysporum f. spのpolygalacuturonaseの遺伝子配列をもとにトマト萎凋病菌に特異的な4種類のプライマーを開発した。各プライマーを組み合わせることによりトマト萎凋病菌の各レース並びにトマト根...
要約 水稲うるち新品種「ちば28号」は、早期栽培での熟期が「初星」並の中生で、いもち病抵抗性、耐冷性、耐倒伏性が強く、玄米千粒重が約23gと大粒で、玄米外観品質及び食味が良好である。早期栽培に適すること...
「ハナエチゼン」のいもち病真性抵抗性同質遺伝子系統「越南IL1、2、3、4号」
要約 「越南IL1号~4号」は水稲「ハナエチゼン」にそれぞれいもち病真性抵抗性遺伝子Pik、Pita、Pita-2、Piz-tを戻し交配により組み込んだ同質遺伝子系統である。 キーワード 水稲、...
傾斜畑地域での夏秋トマト作における平張型傾斜ハウスの導入効果
要約 傾斜畑地域で平張型傾斜ハウスを導入する場合、資材費の初期投資額は約3,000円/㎡であり、簡易雨除け栽培の夏秋トマト作に比較して農薬使用の減少、秀品率の向上、収穫期間の延長による収量・販売額増加、...
要約 8種類のイネいもち病真性抵抗性遺伝子Piz、Piz-t、Pit、Pik、Pik-m、Pita、Pita-2、Pib近傍に構築したSNP判別PCRマーカーを利用することにより、...