要約 接地輪の動力で回転するブラシの前方に配置したレーキで地面に張り付いた落葉をかき起こし、回転ブラシでバケットに収容する落葉収集機である。リンゴ園において乗用型草刈機で落葉収集機をけん引して作業す...
黒斑病・黒星病複合抵抗性を持つ良食味のニホンナシ新品種「ほしあかり」
要約 「ほしあかり」は、黒斑病と黒星病に対して複合抵抗性を持つ、やや早生で良食味のニホンナシ新品種である。殺菌剤無散布圃場での栽培でも両病害の発生は認められず、減農薬栽培や黒星病の多発する年次・地域...
要約 「巾着」の黒星病抵抗性に連鎖したマーカーとなるDNA配列を持たない個体は黒星病接種試験により全て著しい病徴を示したため、幼苗時のマーカー選抜により1次選抜を効率的に実施することができる。 キーワー...
ナシ病害虫防除に使用するスピード・スプレーヤの農薬飛散低減法
要約 ナシ病害虫防除にスピード・スプレーヤ(以下S・Sとする)を使用して農薬散布を実施する場合、「S・Sの送風量の半減」、「飛散低減ノズルの装着」、「ネットの展張」を単独もしくは組み合わせることによ...
ナシ黒星病等の病害防除支援情報システム「梨病害防除ナビゲーション」
要約 「梨病害防除ナビゲーション」はMicrosoft Excel 2003 上で稼働し、ナシ黒星病菌胞子飛散状況、黒星病感染危険度、散布農薬の残効期間等の情報をチャート化して示す。チャートで黒星病の発生生態等の理解、...
ナシ生育初期の簡易被覆栽培による黒星病に対する殺菌剤低減効果
要約 ナシの早期出荷のために行われている生育初期の簡易被覆栽培(トンネル栽培)は重要病害の黒星病に対する殺菌剤低減技術として有効である。 キーワード ナシ、黒星病、減農薬、簡易被覆栽培、トンネル栽培、...
ナシ黒星病の6月中旬時点での葉での発病の有無がその後の殺菌剤散布の有無と果実での発病に及ぼす影響
要約 ナシの主要品種`幸水'において,黒星病の果実への主要感染期間の直前にあたる6月中旬時点で葉での発病が認められない場合、薬剤散布を6月下旬の1回にとどめ、7月上旬の殺菌剤の散布回数は省くことができる。 ...
要約 ジチオカーバメート系などの殺菌剤散布は,キュウリやナシの葉面糸状菌相を単純化させ糸状菌数を減少させるが,非殺菌性の病害抵抗性誘導化合物,アシベンゾラルSメチルは葉面糸状菌相に影響しない。 背景...
アシベンゾラルSメチルによるナシの黒星病抵抗性誘導にはPGIPが密接に関与する
要約 病害抵抗性誘導剤であるアシベンゾラルSメチルによってナシの感受性品種'幸水'に黒星病抵抗性が誘導される過程で,ポリガラクツロナーゼ阻害たんぱく質(PGIP)遺伝子の転写量が抵抗性品種と同様増大し,抵...
要約 Phomopsis属菌に対するナシ果実の感受性が高い時期である、満開期から満開45日後頃までの間に、防除効果の認められた殺菌剤を約10日間隔で5回散布する方法と横~下向きの果実を優先して残す摘果法を組み合わ...
要約 残効期間の長い殺菌剤と固着性展着剤の利用により、年間の散布回数を8回とした防除体系で、リンゴの主要病害が防除できる。 キーワード リンゴ病害、散布回数削減、展着剤 背景・ねらい 秋田県のリンゴ病害...
要約 ニホンナシの主要病害である黒星病の減殺菌剤防除体系を基本とし、輪紋病など他病害の防除適期には黒星病にも効果のある薬剤を選択し、さらに、落葉の除去、鱗片発病芽の切除等による耕種的防除と殺菌剤の残...
アメダス気象情報を利用したリンゴ黒星病発生予察情報提供システム
要約 アメダス気象情報を利用したリンゴ黒星病発生予察情報提供システムは、長野県内農政イントラネット(ALPSネット)の端末から、アメダス観測地点でのリンゴ黒星病発生予察情報を取り出すことができる。 背景...
モロヘイヤ黒星病菌(Cercospora corchori Sawada)汚染種子の乾熱処理による種子消毒法
要約 モロヘイヤ黒星病菌(Cercospora corchori )による汚染種子を、通風式恒温器を用いて40℃で1日間予備乾燥し、続いて87.5℃で6日間乾熱処理する方法は、種子消毒法 として有効である。 背景・ねらい 1992...
要約 リンゴ黒星病防除剤であるヘキサコナゾール水和剤は、リンゴモニリア病に対して治療的効果(病斑拡大制御、分生胞子形成制御)を有し、開花直前に使用することで黒星病、モニリア病の同時防除が可能である。 ...
要約 リンゴを無農薬で2ヶ年間栽培した結果、1年目から早期落葉など樹体への影響が顕著で、生産された果実は格外品または病害虫による被害果で、加工用仕向にも販売可能なものはなく、農薬を全く使用しないリンゴ...