越夏性に優れ高品質な牧草の生産が可能なペレニアルライグラス晩生品種「夏ごしペレ」
要約 ペレニアルライグラス「夏ごしペレ」は、越夏性、収量性に優れ、本州以南の寒冷地(東北地域や中部高標高地帯:年平均気温9~12°C)を対象に、放牧や採草用として利用できる。 キーワード 放牧、採草、越夏性、...
いもち病抵抗性で年内安定収穫が可能なイタリアンライグラス極早生品種「Kyushu 1」
要約 イタリアンライグラス「Kyushu 1」は極早生で、いもち病抵抗性が既存の抵抗性品種「さちあおば」より強い。暖地で9月播種した場合の年内草と春1番草の合計乾物収量が「さちあおば」より多い。年内草は高栄養...
イネ縞葉枯病の総合防除技術および防除体系の構築を支援するマニュアル
要約 イネ縞葉枯病を効果的に防除するためには、媒介虫を対象とした薬剤防除、抵抗性品種の利用、圃場管理を産地の特徴に応じて組み合わせることが重要である。技術を取りまとめたイネ縞葉枯病の総合防除マニュア...
要約 ペレニアルライグラス「東北7号PR」は、越夏性、収量性に優れ、本州以南の寒冷地(東北地域や中部高標高地帯:年平均気温9~12°C)を対象に、主に放牧用として利用できる。 キーワード 放牧用、越夏性、ペ...
耐病性と耐倒伏性に優れる飼料用サトウキビ新品種候補「KY09-6092」
要約 飼料用サトウキビ系統「KY09-6092」は黒穂病をはじめさび病などの耐病性に優れた系統である。「KRFo93-1」や「しまのうしえ」に比べ株出し収量は同程度で耐倒伏性に優れている。 キーワード 飼料用サトウキ...
要約 イタリアンライグラス「九州1号」は極早生で、いもち病抵抗性が既存の抵抗性品種「さちあおば」より強い。暖地で9月播種した場合の年内草と春1番草の...
要約 イネ縞葉枯病多発地域では、収穫後のひこばえにおいて発病株率およびヒメトビウンカの保毒虫率が急激に上昇する。イネ収穫後は必ず水田を耕起して、保毒虫率の高い個体群の越冬を防ぐ。 キーワード イネ縞葉...
ナス科対抗植物の短期間栽培によるジャガイモシストセンチュウ密度低減
要約 ナス科のSolanum peruvianumまたはハリナスビを、休閑緑肥として初夏に1kg/10a播種して60~80日間栽培すると、圃場のジャガイモシストセンチュウ密度は20%以下に...
要約 本邦初発生のトマト退緑萎縮ウイロイド(TCDVd)は多くのナス科と一部のキク科植物に無病徴感染し、耐熱性・耐希釈性は極めて高い。また、トマトに感染した本ウイロイドは交配に用いるクロマルハナバチの受粉...
サツマイモ焼酎製造工程で生成するカフェ酸エチル等廃液中の機能性成分
要約 サツマイモ由来の焼酎廃液(常圧蒸留)には雑草発芽阻害活性をはじめ様々な機能性を持つカフェ酸エチルと2-フランカルボン酸が含まれ、各々発酵過程(二次仕込み)およびもろみの蒸留で生成する。 キーワード サ...
要約 蒸気散水処理により盛夏期ホウレンソウ栽培で発芽率が向上し、収量が増加する。土壌伝染性病害に対して高い防除効果を示し、雑草の発生も抑制する。土壌表層の養分の多くは一時的に下層部に移動するが、移動...
温度に依存しないうどんこ病抵抗性を有する中間母本候補「キュウリ久安1号」
要約 「キュウリ久安1号」は、温度条件にかかわらず安定したうどんこ病抵抗性を有する系統で、キュウリのうどんこ病抵抗性品種育成のための素材として利用できる。 キーワード キュウリ、うどんこ病抵抗性、温...
要約 飼料イネ用新品種「タチアオバ」は、通常の収穫作業では脱粒はほとんど見られず、麦跡等の普通期移植栽培・直播栽培およびたばこ跡等の晩期移植栽培のいずれでも糊熟期~黄熟期での稲発酵粗飼料としての収穫...
要約 雑草発生予測法、2回代かき法、温湯種子消毒法、病虫害発生モニタリング法、水面施用剤の導入により農薬成分の延べ使用回数5回(慣行栽培の25%)以内、総窒素施肥量の30%を有機質肥料で代替する栽培が可能...
基盤整備した汎用田の透排水性と先端的技術導入による多収栽培の実証
要約 大区画に基盤整備した汎用田では透排水性が改善され、サブソイラなどの営農的排水対策も透排水性向上に効果的である。また、大豆の狭畦密植栽培、秋まき小麦の大豆間作栽培、春まき小麦の初冬まき栽培など先...
要約 フタテンチビヨコバイは、イネの芽出し苗を用いて累代飼育が可能である。累代飼育虫を用いて、播種後6日目のトウモロコシ幼苗に成虫を放飼して草丈伸長量とワラビー萎縮症の病徴スコアを測定することによっ...
トマト黄化えそウイルス(TSWV)を保毒したミカンキイロアザミウマのピーマン圃場における越冬
要約 ピーマン黄化えそ病が発生したピーマン圃場では、ミカンキイロアザミウマがピーマン果実残渣上でトマト黄化えそウイルス(TSWV)を保毒したまま成幼虫態で越冬する。ピーマン果実残渣が腐敗した後、ミカンキ...
要約 雑草であるアメリカフウロの乾燥物を土壌中に混和処理した後、太陽熱土壌消毒あるいは敷きわら被覆と併用することで青枯病を防除することができる。 キーワード アメリカフウロ、ジャガイモ、青枯病 背景・...
要約 不透水層のあるハウス設置ほ場における熱水土壌消毒は、事前に振動式サブソイラ施工によって、熱湯注入量を増加し地表下20cmで4.5時間にわたり地温45℃を維持できる。 キーワード 熱水土壌消毒、施設野菜、弾...
生物検定によるラナンキュラスモットルウイルス(RMoV)のフリー化の確認
要約 茎頂培養由来のラナンキュラスは、試験管内幼植物段階でトゲミノキツネノボタンを用いた生物検定法によりRMoVのフリー化が確認できる。 キーワード ラナンキュラス、ラナンキュラスモットルウイルス、生物検...