要約 茶園用送風式農薬散布機は、送風機と低圧ポンプを用いた小型の乗用型ミスト機である。葉層内部への薬液到達性が高いため、茶葉裏面への薬液付着が良く、動力噴霧機を用いた農薬散布と比較して、散布量を削減...
要約 茶園用送風式農薬散布機は、送風機と低圧ポンプを用いた小型の乗用型ミスト機である。葉層内部への薬液到達性が高いため、動力噴霧機を用いた農薬散布と比較して、散布量を削減しても茶葉の裏面への薬液付着...
要約 消費者は、既存ホームページに見られる農作業の苦労話や茶畑や野山の風景等の情緒的な情報より、平易に理解できる防除に関する情報、お茶の効能や他用途利用のような実用的な情報、一般に知られていない美味...
要約 1000L/10aの散布量で各散布器具ともに茶株内全体にかけることができる。薬液は半面型一段アーチでは上部より下部に付着し、突っ込み噴口では中央部に集中して付着する。半面型一段アーチ、棒状ノズル、突...
クワシロカイガラムシの寄生蜂チビトビコバチに対する各種農薬の影響
要約 クワシロカイガラムシの天敵寄生蜂であるチビトビコバチ成虫に対する各種農薬の殺虫作用は、有機リン剤、合成ピレスロイド剤では強い。殺菌剤の大部分とIGR剤及びBT剤の影響は弱いが、殺ダニ剤とネオニ...
要約 静岡県の茶園には、クワシロカイガラムシの土着天敵として、チビトビコバチ、サルメンツヤコバチ(仮称)、ナナセツトビコバチ、クロマルカイガラトビコバチ、タマバエ類、ハレヤヒメテントウなどが生息して...
チャノコカクモンハマキの交信撹乱剤抵抗性系統の作出と抵抗性の要因
要約 ハマキガ類の防除を目的とした交信攪乱剤(ハマキコンL)処理によりチャノコカクモンハマキに抵抗性が生じた茶園から本種を採集し,交信撹乱剤処理下で採卵,飼育を繰り返し,抵抗性系統を確立した。感受性...
整せん枝による炭疽病とチャノミドリヒメヨコバイの発生抑制効果
要約 一番茶収穫後に浅刈りを実施し、8月上旬に三番茶芽の上位3葉を整枝すると、越冬前の炭疽病及びチャノミドリヒメヨコバイの発生を抑制することができる。また、二番茶摘採後の8月上旬までに浅刈りを実施す...
要約 はとむぎ「はとゆたか」は東北地方の栽培に適し、大粒で多収であり、お茶加工に優れる。成熟期は「はとじろう」より遅く、「中里在来」より早い、やや早生に属する。 キーワード ハトムギ、多収、大粒、お茶...
ワタアブラムシ抵抗性アールス系メロン新品種「久愛交1号」の育成
要約 ワタアブラムシ、うどんこ病新レース(レース2)及びつる割病(レース0、2)に抵抗性のアールス系メロン新品種「久愛交1号」を育成した。 キーワード ワタアブラムシ、うどんこ病新レース、つる割病、ア...
要約 性フェロモン剤と顆粒病ウイルス剤の利用と土着天敵の保護活用、および二番茶摘採後のせん枝処理よる病害伝染源の除去を組み入れた茶の病害虫防除体系は、化学合成農薬の使用を半減以下にすることが可能であ...
要約 新規性フェロモン剤(トートリルア剤)はチャハマキ雄成虫に対し、交信かく乱作用を示し、雌成虫との交尾阻害効果により、チャハマキ幼虫の密度を低下させる。その効果は化学合成農薬による慣行防除と同等以...
茶樹から分離したチャ輪斑病菌近縁種のチャ輪斑病に対する抑制効果
要約 無農薬茶園では、茶樹特有の腐生性のチャ輪斑病菌近縁種が優占し、輪斑病潜在菌を長期間抑制する。茶樹から分離した輪斑病菌近縁種は輪斑病の病斑形成、拡大を抑制する。 キーワード チャ、輪斑病菌近縁種、...
要約 複合病虫害抵抗性を有するアールス系「アールス輝」を育成した。本系統は、うどんこ病、つる割病及びワタアブラムシに高度な抵抗性を示す。果形は正球形で美しく、ネット発現にも優れる。また、糖度、香りと...
クワシロカイガラムシ抵抗性のDNAマーカー選抜可能な茶中間母本候補2系統
要約 ‘KM8’および‘KM62’は‘さやまかおり’由来のクワシロカイガラムシ抵抗性遺伝子MSR-1を有し、これに連鎖するDNAマーカーにより後代の選抜が可能である。また炭疽病、輪斑病にも抵抗性であり、耐病虫性の交配母...
要約 二番茶期の深整枝によるチャ炭疽病防除は摘採面に発病葉が残り、7月下旬に豪雨に遭遇すると効果は低下する。整枝の時期を遅らせたり、二番茶萌芽初めに殺菌剤を散布すると防除効果の低下を防ぐことができる...
クワシロカイガラムシ抵抗性遺伝子MSR-1を識別するアレル特異性の高いe-RAPD
要約 開発したe-RAPDにより、クワシロカイガラムシ抵抗性チャ品種‘さやまかおり’に由来する抵抗性遺伝子MSR-1の有無を識別することができる。当DNAマーカーはアレル特異性が極めて高く、‘さやまかおり’後代の集団...
要約 柿葉を蒸熱処理10分程度施した後に機械乾燥すると、ビタミンCを高く保持する柿葉茶を製造することができる。 キーワード カキ「西条」、柿葉、蒸熱処理、機械乾燥、ビタミンC、柿葉茶 背景・ねらい 柿果実は...
覆い下自然仕立て茶園におけるクワシロカイガラムシの防除適期予測
要約 覆い下自然仕立て茶園において、周辺地域の気温データから被覆などの栽培条件によって温度を補正し、有効積算温度を算出することにより、クワシロカイガラムシ防除適期である幼虫ふ化最盛期が予測できる。 ...
要約 宮崎県の茶園におけるクワシロカイガラムシの主要な天敵は、複数種のタマバエ類、チビトビコバチ、ナナセツトビコバチ、ベルレーゼコバチ、ヒメアカボシテントウで、優占種は、慣行防除園では複数種のタマバ...