集落営農の担い手が活用できるGISを利用した水田利用計画策定支援システム
キーワード 水田利用計画、集落営農、作業受託組織、GIS、作業履歴、イネ 背景・ねらい 米政策改革や品目横断的経営安定対策への対応から、集落営農の重要性が高まっている。集落営農の実現には、水田利用計画の...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
イネ紋枯病菌Rhizoctonia solani AG-1 IAによる水田輪作ダイズの葉腐病と「青立ち」
要約 水田輪作ダイズでは、高温多雨のときイネ紋枯病菌によるダイズ葉腐病が多発することがあり、重症株では着莢数が減少して収穫期に落葉が遅れる「青立ち」症状を呈するため、大きな減収要因となりうる。数種薬...
要約 不透水層のあるハウス設置ほ場における熱水土壌消毒は、事前に振動式サブソイラ施工によって、熱湯注入量を増加し地表下20cmで4.5時間にわたり地温45℃を維持できる。 キーワード 熱水土壌消毒、施設野菜、弾...
0.01M CaCl2上澄液法を基準とした水田土壌可給態ケイ酸の評価法
要約 風乾土1gに対し0.01M CaCl2 水溶液40mlを加え30℃,21日間培養の上澄液法は,稲体吸収量に近い量のケイ酸が溶出し,成熟期の茎葉ケイ酸含有率を評価する上で最も優れている。1時間振とうの溶出ケイ酸は上澄...
要約 ジノテフラン剤、クロチアニジン剤(粉剤DLおよび液剤、水溶剤)を用いると出穂期10日後頃の1回散布でアカヒゲホソミドリカスミカメの防除が可能である。 キーワード イネ、アカヒゲホソミドリカスミカメ...
要約 穂いもちの多発した水田圃場を航空機搭載ハイパースペクトラルセンサ(HSS)で計測することにより、506.44±8.56 nm と708.57±8.88 nmバンドの比演算値から穂いもち被害度を精度良く評価できる。また、航空写真...
土壌診断結果を活用した化学肥料の適正使用支援のための情報システム
要約 生産圃場の土壌診断結果や施肥履歴を保存し、栽培指針等の基準と土壌診断結果の分析値を比較し分析値の適正判定をおこなう。また、肥料の登録番号または肥料名、施肥量、圃場面積から主要肥料成分総投入量を...
要約 穂いもちの多発した水田圃場を航空機搭載ハイパースペクトラルセンサ(HSS)で計測することにより、506.44±8.56 nm と708.57±8.88 nmバンドの比演算値から穂いもち被害度を精度良く評価できる。また、航空写真...
要約 転作大豆ほ場における帰化アサガオ類の発生は1996年頃から急激に拡大しており、転作が3年間固定される地域で多くなっている。ほ場内の発生に前作は関係なく、前作水稲の場合であってもアサガオは多発し、難...
塩素酸ナトリウム粒剤の水稲刈り跡処理による埋土種子の出芽抑制効果
要約 塩素酸ナトリウム粒剤を、水稲刈り跡の本田や畦畔に処理することにより、スズメノテッポウやアゼガヤの土壌表面への落下種子や埋土種子からの出芽抑制効果が見られる。 キーワード 塩素酸ナトリウム粒剤、水...
要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...
水稲のいもち病とフタオビコヤガの防除要否判定のためのモニタリング法
要約 いもち病は幼形期 5 日後もしくは止葉始から 1 週間間隔で見歩き調査をし葉いもち病斑 がなければ出穂前の防除は不要である。フタオビコヤガは 6,7,8 月の各下旬に 10 株の被害株 率・葉率を調査し、被害株...
要約 水田土壌中のダイオキシン類濃度は,1960年代から急激に上昇し,1970年前後をピークに現在まで緩やかに減少している。1960~1970年代のダイオキシン類の起源は,主としてPCP製剤とCNP製剤の不純物であるが,...
日本産珪藻および藍藻を用いたOECD藻類生長阻害試験法の改良
要約 OECD等の推奨試験法を基本に,日本産珪藻および藍藻の試験種としての適合性を評価した。14種類の水田除草剤に対する生長阻害濃度は,藻類種により大きく異なっており,緑藻だけでは正確な評価が困難である。...
要約 深水管理に荒代と植代の間隔を2週間とする移植前作業と、機械除草を組み合わせた体系は、一年生雑草主体の圃場で除草効果が高い。 背景・ねらい 消費者ニーズや環境に対する意識が高まる中、特別栽培米や減...
要約 箱施用殺虫剤による地域一斉防除を行うと、岩手県では水稲初期害虫であるイネドロオイムシ、イネミズゾウムシを2~4年間、要防除水準以下に抑制できる。また、この技術を導入するために、翌年の防除要否の判...
要約 コバネイナゴ3齢幼虫に対して、航空防除で使用されている薬剤の感受性を局所施用法で調査したところ、中央致死薬量が地域により数倍の違いがみられ、また年次の経過に伴い感受性が上昇している地点もある。...
要約 水稲とのブロックローテーションを前提としただいず不耕起栽培では圃場排水対策が特に重要で、額縁明渠に加え播種溝に交差した弾丸暗渠を施工する。このことにより茎疫病発生も軽減される。また、雑草対策は...
要約 長期持続型箱施用剤を広域に使用すると、山形県下ではイネドロオイムシ、コバネイナゴの発生密度は低下する。この場合、これらを対象とした防除を2~3年中断でき、長期持続型箱施用剤を基幹とする複数年防...