産業用無人ヘリコプターによる水稲用1キロ粒状除草剤の湛水直播での散布法
要約 産業用無人ヘリコプターを利用した水稲用1キロ粒状除草剤の散布は、実散布時間でha当たり7~9分程度と省力的で、ほ場外飛散や水稲に対する薬害がなく、除草効果が地上散布並に高い。 背景・ねらい 平成9年現...
要約 直播ネギの作溝・播種同時作業機を試作した。水田転換畑においても作溝・播種同時作業機の作業精度は高い。作溝・播種同時作業により、それぞれ別作業する場合に比べ40%の省力化が可能で、収量、品質にも大...
イネとノビエの出芽特性からみた水稲直播栽培の播種後落水期間と除草剤散布適期
要約 ノビエとイネ種子の温度に対する出芽特性から、播種後10日間の気温を12度C、14度C、16度Cに設定した場合の落水期間と除草剤散布適期の基本的な考え方を明らかにした。 背景・ねらい 水稲の直播栽培では出芽...
東北南部における湛水土中条播栽培の苗立ちに対する出芽時落水管理の効果
要約 湛水土中条播栽培における播種から出芽期間の水管理は、苗立ちの向上と安定化をはかるため、土壌還元の進行を抑制する一時的な落水処理を行うことが、効果的である。また、播種後20日間の積算気温と1葉以上...
要約 無代かき無粉衣湛水直播栽培において、現在直播に登録のある一発処理除草剤の除草効果が認められる。しかし、圃場により、後発の雑草がみられる場合があり、後期剤のベンタゾン粒剤や、シハロホップブチル・...
要約 10ha以上の大規模稲作に対応し、湛水直播より省力的でかつ耐倒伏性が向上し生育の安定化が図れる無代かき作溝直播について、その導入、普及に役立つ栽培マニュアルを作成した。 背景・ねらい 無代かき作溝直...
要約 再生紙マルチに不織布とホットメルト接着剤を用いて水稲種子を固定し、代かき直後の水田に敷設することにより、点播直播が可能となる。 背景・ねらい 国際競争力の強化のため稲作の低コスト化、省力化、高品...
要約 水稲中生品種の湛水散播直播の水管理体系は、播種直前~出芽始め落水、出芽期湛水、幼穂形成期前20~30日間中干しとする。これにより、出芽苗立の安定、雀害回避、初期生育の促進、耐倒伏性強化に効果があり...
要約 再生紙マルチに不織布とホットメルト接着剤を用いて水稲種子を固定し、代かき直後の水田に敷設することにより、点播直播が可能となる。 背景・ねらい 国際競争力の強化のため稲作の低コスト化、省力化、高...
要約 砂質乾田の水稲湛水表面散播法において、代掻き後すみやかに播種し、播種直後および2葉期に落水処理を行うことにより、根の支持力が高まり、転び苗、浮き苗の発生を抑え、苗立率を高めることが可能になる。...
要約 大区画圃場において、播種時に田面の用排水溝を同時施工して畦上に播種をする作溝同時播種機を開発し、迅速な水管理と安定した苗立ち及び耐倒伏性強化に効果があるM字型潤土直播播種技術を開発した。 背景...
要約 麦あと湛直栽培での初期水管理方法に応じた雑草の効果的防除法は、播種後落水管理では稲1葉期に入水しノビエ 2.5葉期まで適用する薬剤を処理し、浅水継続管理では播種後から稲2葉期までの間でノビエの葉令に...
要約 水稲栽培における多労な育苗作業と代かき作業の省略による大幅な労働時間の短縮と機械費の節減を可能とする不耕起直播栽培技術を確立するため、浅耕機構を併用した水稲不耕起播種機を開発した。さらに、本機...
要約 山形県では、直播栽培が年々増加し、省力性があり生育が安定している無代かき作溝直播栽培の導入も一部地域でなされてきている。そこで、普及現場での対応が行えるように中生種の「どまんなか」を用いた無代...
マレイシアの直播水稲栽培における雑草イネ(padi angin)の生態と防除
要約 1989年以降マレイシアの直播水稲栽培で問題になっている雑草イネの発生実態と雑草害を整理し、その形態変異と生態的特性から、耕種的な防除方法を明らかにした。 背景・ねらい マレイシアの水田では1980年代...
肥効調節型肥料の播種溝条施による冬季代かき直播水稲栽培の安定化
要約 冬季代かき田を利用した水稲の不耕起乾田直播栽培(以後、冬季代かき直播)に、肥効調節型肥料の播種溝条施による全量基肥施肥を適用すると、発芽障害がなく斉一な生育が確保され、作業の省力化に加えて、生...
産業用無人ヘリコプターを利用した水稲湛水土壌中直播栽培の作業体系
要約 湛水土壌中直播栽培における播種、除草剤散布、防除等の作業に産業用無人ヘリプターを利用して省力化を図る。産業用無人ヘリコプターの作業能率は、播種作業で1.3時間/ha、1kg剤散布作業は0.3時間/haである...
要約 遺伝資源の利用と栽培技術の改良により、催芽種子を直接嫌気的な湛水土壌中に播種する技術を創出し、苗立ちを安定化させると同時に倒伏と雑草害を軽減させる技術を熱帯において開発した。 背景・ねらい 熱帯...
対抗植物マリーゴールドの播種栽培によるキタネグサレセンチュウの防除
要約 ダイコン前作としてのマリーゴールドの直播栽培は、キタネグサレセンチュウの土壌中密度低下に有効であった。この場合の栽植距離は15×20cm以下とする必要がある。また、雑草防除もその防除効果に影響がみら...
成果の内容・特徴