モモ栽培では硫酸カリウムと同様に塩化カリウムを肥料として利用できる
要約 果樹栽培で主要なカリウム肥料である硫酸カリウムと比較して安価な塩化カリウムを、モモ栽培に肥料として同等量施用した場合、樹に対する塩素の濃度障害や塩基の溶脱などの問題はなく、硫酸カリウムと同様に...
要約 モモのトンネルハウス栽培は、露地栽培に比べ、高品質な果実が生産でき、収穫期が1週間程度前進化できる。天井ビニールの被覆時期については、2月下旬または3月初めが適する。天井ビニールの除去は、収穫後...
温州みかん果皮飼料添加によるβ-クリプトキサンチンを多く含む鶏肉の生産
要約 肉用鶏に温州みかん果皮乾燥粉末を2~4%飼料添加して給与することにより、生産性を維持しながら、β-クリプトキサンチンを2~5倍(約8.8~55.4μg/鶏肉100g)含む鶏肉を生産することができる。 キーワード 肉...
要約 果樹(もも、りんご)剪定細断枝はオガクズと1:1の割合で混合することで、敷料として利用可能である。また、果樹剪定細断枝と戻したい肥を用い、高さ60cmの発酵床とした場合、床の最高温度が54℃まで上昇し...
要約 モモおよびオウトウ由来のDNAマーカー12種を使うことで、山形県内の作付け上位の主要品種および輸入オウトウなどを含む、85品種の品種識別が可能である。またDNA抽出は、抽出キットを用いることで、オウトウ...
要約 交信攪乱剤のうちモモシンクイガ対象の単剤を利用し、モニタ-トラップと気象要因から防除適期を把握することで、コストを低減したモモシンクイガやキンモンホソガ等のリンゴ害虫の同時防除が可能である。[...
要約 中晩生品種の「清水白桃」では3~5月に分施することによって、施肥窒素総量を基肥中心に施肥する慣行法の半量程度に削減しても同等の樹体生育、果実生産が期待できる。 背景・ねらい モモの施肥量は他の果...
要約 土壌表面管理の異なる露地のモモ園において、動水勾配法と水収支法により土壌水の流れを測定し、これに土壌溶液濃度を乗ずることで土壌養分の流亡量を把握することができる。窒素、石灰、苦土の年間流亡量は...
要約 新しく開発された複合交信攪乱剤(コンフューザーR)は、ハマキムシ類に対する効果が従来の製剤よりも改善され、シンクイムシ類に対しては従来の製剤と同等である。また、キンモンホソガ対応成分が取り除か...
要約 肥大中のモモ果実から単離した細胞壁の合成・代謝に関与する遺伝子のうち、エクスパンシン(pfPpExp2)がモモ果実の肥大盛期に発現する。 キーワード モモ、果実肥大、細胞壁、エクスパンシン、遺伝子 背景・...
要約 ナシ園において交信攪乱剤を用いることによってハマキムシ類やシンクイムシ類に対する防除回数が削減できる。さらに、副次効果として、ハダニ類やアブラムシ類の天敵が増加し、両害虫の発生量が抑制されるこ...
要約 新たに宅配便産直に取り組む生産者を対象に、宅配便産直のマニュアルを作成した。マニュアルでは、宅配便産直に必要な準備や顧客開拓や顧客管理、販売管理などの留意点を記述するとともに、宅配便産直での案...
要約 モモの加温栽培における電気マット埋設及びビニルマルチは、地温上昇効果が高い。とくに、電気マット埋設は、発根、発芽、開花、新梢伸長などの項目で生育促進効果が高い。大分県農業技術センター・果樹部 ...
要約 徳島県の特産品であるヤマモモは強い抗酸化活性とメラニン生成抑制能を有している。これらの機能性を保持・強化した食品素材(ピューレ,抽出濃縮果汁)を試作し,ジュース等の健康志向型食品が開発できる...
要約 ハウスモモに対する補光の効果は、曇雨天日の午前中に高い。補光は、光源としてナトリウムランプDLを用い、樹冠下側からおこなう。収穫前1カ月間の補光は、樹冠中~下部の果実糖度を高める。 背景・ねら...
要約 消費者の高級品指向に応えるため果実糖度の非破壊推定法が実用化されているが、装置が高価であるなどの問題点がある。音響式体積計と天秤により測定した果実比重から糖度を推定する、格段に低コストなモモ糖...