最適な交配組み合わせを見つけゲノム選抜を行う自殖性作物の量的形質の改良方法
要約 シミュレーションで予測した交配後代の形質値に基づいて選定した、形質を大きく改良できる交配組み合わせのみを用いて、ゲノミックセレクションを行う方法である。本法は大豆の子実タンパク質含量など多数の...
飼料用セイヨウアブラナと飼料イネを併用した繁殖牛の冬季放牧技術
要約 飼料用セイヨウアブラナは冬季でも枯れることなく、また蛋白質成分が高いため、繊維源の飼料イネとの併用により、補助飼料なしで維持期の繁殖牛を冬季間に放牧飼養することができる。この冬季放牧に要する繁...
要約 需要が多い薬用作物のうち「トウキ」、「ミシマサイコ」、「カンゾウ」、「オタネニンジン」および「シャクヤク」の5作目について、作業の省力化、低コスト化と安定生産に資するためのマニュアルである。導...
多収性品種「オオナリ」の疎植栽培による飼料用米の省力多収生産体系
要約 牛ふん堆肥を施用した水田で、多収性品種「オオナリ」を用いて肥効調節型肥料を活用した50株/坪(約15株/m2)の疎植栽培を行うことにより、リン酸・カリの化学肥料施用量を大幅に削減しながらトコトリエノール...
要約 このマニュアルは果樹・果菜類の受粉を助ける花粉媒介昆虫の調査に有用な手法を中心に、受粉のしくみや花粉媒介昆虫の見分け方等について解説したものである。このマニュアルを用いることで、花粉媒介昆虫の...
営農開始から約10年間の経営経済性を評価する周年親子放牧導入支援システム
要約 繁殖牛頭数と草地の面積・条件、導入牛と販売子牛の価格、基本的技術係数など数項目を設定するだけで周年親子放牧開始後約10年間の家畜頭数と経済性(損益とキャッシュフロー)が試算できるシステムである。設...
要約 接合資材に低コストな樹脂製テープを用いて、熟練作業者と同等程度の活着率及び2倍以上の作業能率で接ぎ木作業可能なトマト用接ぎ木装置である。接合資材は、弾性力を有した素材であるため、手作業用のチュ...
要約 水稲作における一定の水位を維持する普通期の水管理において、圃場水管理システムの水位データから算出した減水深は実測値と大きな差はない。算出した減水深から求めた水位維持に必要な用水量は、実際の用水...
機械学習を用いた牛用尾部体表温センサデータによる発情検知・分娩予測
要約 体表温を連続的に測定可能な牛用尾部体表温センサから得られるデータに基づき、発情検知や分娩予測を可能とする機械学習による解析法であり、発情発見や分娩監視に要する観察時間の大幅な削減が期待できる。...
要約 繁殖牛と子牛を冬期も含めた周年で一緒に放牧することにより、慣行的な飼養方式と比較して生産コストの4割を削減できる省力的な肥育素牛の生産技術体系である。生産性を低下させることなく肉用牛繁殖経営の...
塊茎、茎・根、土壌、水試料に対応したジャガイモ黒あし病菌の高感度検出法
要約 ジャガイモ黒あし病菌の半選択培地LEMを用いる増菌培養と、菌種特異的PCRプライマーを用いるマルチプレックスPCRを組み合わせることにより、塊茎、茎・根、土壌、水の各試料から黒あし病菌を高感度に検出で...
要約 ブロッコリーの慣行的な収穫基準が花蕾径12cmであるところ、栽培期間を延長して20cm程度まで大型化させて収穫することで、頂花蕾収量3t/10a(全国平均約1t/10a)およびフローレット収量2t/10a(全国平均推定0.5...
マルチプレックスPCRによるイネウンカ類3種の簡易識別法の開発
要約 4種類のプライマーを同時に用いるマルチプレックスPCR法により、水稲の重要害虫であるイネウンカ類3種を簡易識別する手法である。イネウンカ類1個体につき1回のPCRで、個体の発育ステージを問わず、種の識別...
高速汎用施肥播種機による子実用トウモロコシを導入した省力多収水田輪作システム
要約 高速汎用施肥播種機を使用する乾田直播水稲-極早生子実用トウモロコシ-ダイズの輪作に子実用トウモロコシの作付け前に家畜ふん堆肥を施用し、作付け後に緑肥を導入する省力多収水田輪作システムを開発した。...
要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
短紙筒狭畦移植機と自走式多畦収穫機等を用いたテンサイの狭畦栽培
要約 本狭畦栽培は、短紙筒狭畦移植機、自走式多畦収穫機等を用い支援組織が行う。1年間に1台で移植機は60ha、収穫機は移植栽培と直播栽培を合わせて140haの作業が可能である。慣行の移植栽培に比べて糖量が14%向...
苗の小型化により育苗・植付作業を省力化する原料用かんしょの機械化一貫体系
要約 小型化した苗を用いた原料用かんしょの苗床造成から本圃植付けまでの機械化一貫体系により、育苗・植付作業時間は慣行体系と比べて約50%の削減ができ、作業姿勢が改善される。平均収量は慣行栽培並みであり...
省力的な採水法による六フッ化硫黄を指標とした地下水の年代測定
要約 井戸用採水器の使用により採水時間の短縮を可能にする六フッ化硫黄を指標とした地下水の年代測定法である。ポンプを使用しないため調査機材の簡素化・軽量化が可能であり、採水時間の短縮効果に加え、調査者...
要約 クヌギ林放牧による原木椎茸と肉牛生産で構成される林畜複合経営は、経営資源の家族労働力と繁殖牛、里山の汎用利用が行われ、単一経営と比べて各部門の作業労働や経費が低減されるため収益性が高く、生産物...
飼料用ムギ類を活用した秋冬季における放牧延長のための作付け支援計算シート
要約 秋冬季における肉用種繁殖牛の放牧延長を計画する際に、どの飼料用ムギ類の草種を、いつ頃播種すると、いつまで希望頭数をストリップ放牧できるかを算出する計算シートである。予測される放牧可能頭数と期間...