越夏性に優れ高品質な牧草の生産が可能なペレニアルライグラス晩生品種「夏ごしペレ」
要約 ペレニアルライグラス「夏ごしペレ」は、越夏性、収量性に優れ、本州以南の寒冷地(東北地域や中部高標高地帯:年平均気温9~12°C)を対象に、放牧や採草用として利用できる。 キーワード 放牧、採草、越夏性、...
いもち病抵抗性で年内安定収穫が可能なイタリアンライグラス極早生品種「Kyushu 1」
要約 イタリアンライグラス「Kyushu 1」は極早生で、いもち病抵抗性が既存の抵抗性品種「さちあおば」より強い。暖地で9月播種した場合の年内草と春1番草の合計乾物収量が「さちあおば」より多い。年内草は高栄養...
要約 「あきあかね」は、食味が優れる水稲粳系統である。収量性に優れ、大粒で炊飯米の外観、なめらかさ、粘りにすぐれるため、中食・外食などへの利用が期待される。寒冷地南部では晩生に分類され、中生の主力品...
要約 「つきことか」は温暖地西部において"極晩"熟期に属する水稲粳種で、極長稈で茎葉乾物収量が極めて高いイネWCS用品種である。晩植でも穂重割合が小さいため、茎葉重割合が高いイネWCSの生産が可能である。 ...
要約 「つきあかり」は、極めて食味が優れる水稲粳品種である。収量性に優れ、炊飯米の外観が良いため、弁当等の用途への利用が期待される。寒冷地南部では早生に分類され、中生の主力品種「コシヒカリ」との作期...
要約 「たちあやか」は「たちすずか」と比較し出穂期が2週間程度早い「中生の早」であり、熟期の近い「ホシアオバ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、糖含有率が高いため、稲発酵粗飼料専用の稲品種...
要約 「なつあおば」は極早生の多収系統で、熟期の異なる稲発酵粗飼料用品種との作期分散による収穫期拡大により、刈り遅れによるサイレージ品質の低下を防ぐことができる。 キーワード イネ、飼料イネ、極早生、...
長野県における稲発酵粗飼料用イネの安定生産のための収穫期拡大技術
要約 長野県の高標高地では「ふくおこし」と「クサホナミ」の連続収穫体系、平坦地では「ふくおこし」後の「クサホナミ」の収穫体系とする作付体系が適する。「ふくおこし」の収穫開始適期判断には、帯緑色籾歩合...
要約 水稲新品種「たちすがた」は温暖地東部での熟期が中生の中に属する粳種である。長稈で主に茎葉重が大きく、可消化養分総量(TDN)含量が高い。また、耐倒伏性に優れ、直播栽培にも適し、関東以西向けの稲発...
耐倒伏性、収量性に優れるイタリアンライグラス早生新品種「はたあおば」
要約 耐倒伏性に優れ多収な早生イタリアンライグラス新品種「はたあおば」を育成した。耐倒伏性は強の「ニオウダチ」と同等で、「ワセアオバ」、「タチワセ」より強い。適地における1番草平均収量は「ニオウダチ...
JPP-NET上で簡易に利用できるwindows版BLASTLの作成
要約 JPP-NET(植物防疫情報総合ネットワーク)上で作動する葉いもち感染好適条件判定モデルBLASTAMにより推定されるイネ葉面湿潤時間を利用し、BLASTAMと連動して操作できるWindows版BLASTLを作成した。これにより...
イネ葉いもち発生シミュレーションに利用する気象データ収集システム
要約 葉いもち発生シミュレーションモデルBLASTLの実行に必要な気象データを収集するシステムを開発した。本システムは気象データを観測・収集する通信システム付き気象ロボットと収集したデータをモデルの入力形...
要約 葉いもちの発生予測プログラムBLASTLに必要な気象要因を観測する結露計付き気象ロボットと通信システムを開発した。開発した気象ロボットを遠隔ほ場に設置し、その地点の気象要因を測定し、無線電話回線を利...