主穀作大規模経営体へのネギ栽培導入は経営の安定化に有効である
要約 圃場管理作業にハイクリアランス型トラクタを活用するとともに、調製作業間にベルトコンベアを導入し効率的な人員配置による調製を行う、ネギ省力・低コスト生産体系を主穀作大規模経営体に複合経営作物とし...
要約 堆肥化施設の高濃度悪臭ガスを灯油ディーゼルエンジンに吸入し、エンジン内の約1000℃の熱で悪臭物質を分解し脱臭する。さらに触媒により排気ガスをクリーンにする。また、脱臭と同時に電力を発生させ、駆動...
要約 ネギ平床二条穴開け移植機は、手植えに比べ4~5倍の能率が得られ、植付け損失は18%近く生じたが、オペレータは走行操作しながら補植可能で、収量は手植えと同等である。 キーワード ネギ、移植機、穴植え栽...
要約 循環型乾燥機、粗選機、インペラ型籾摺り機、揺動型比重選別機を用いることによりひえの乾燥・調製を体系化でき、脱ぷ粒で1日当たり約500kg生産できる。また、穀粒水分を12~13%にすることにより、精白歩留...
スィートコーンのリン酸カリ水溶液定植前浸漬によるリン減肥栽培
要約 128穴セルで育苗したスィートコーン苗をPとして1%のリン酸カリ水溶液に1時間浸漬してから畑に定植すると、初期生育が優れ、慣行並の収量が得られ、リン施肥量を慣行に比べ大幅に削減できる。 キーワード リ...
要約 丹波ヤマノイモでは、種芋を細分割して養成した丸種芋を用い、頂芽を着けて半自動野菜移植機で定植することにより、慣行の種芋切断栽培と同等の収量および品質が得られる。 背景・ねらい 丹波ヤマノイモは兵...
要約 小麦を循環させながら紫外線を照射することにより、品質に大きな影響を与えることなく、小麦表面付着菌を殺菌することができる。また、紫外線照射部に二酸化チタンを塗布することにより、殺菌時間が短縮でき...
要約 大規模主穀作経営を対象にビール大麦作に対するアンケート調査の結果、生産者の作付意欲は非常に高く、ビール大麦作を位置づけた対策が必要であり、剥皮・裂皮粒発生防止や施工コストが低く効率的な排水対策...
要約 レール走行式堆肥クレーンを装備した堆肥化施設において、材料の投入、切り返し、乾燥材料の搬出(堆肥の搬出)などに関わる稼働状況、取扱量、消費電力量などの情報を管理するシステムで、月別の材料投入量...
要約 イタリアンライグラス等の牧草による浄化システムは家畜尿汚水の高次処理に適応でき、牧草種をいくつか組み合わせることで年間窒素平均302mg/d/m2、りん平均167mg/d/m2の汚水浄化が期待できることが判った。...
要約 本機は、金時ニンジン収穫作業の中で最も労働負担の大きい引抜き作業を支援する簡易な作業機である。慣行の栽植様式・作業手順に適合し、2条同時に10cm程度引き上げることができるので、引抜き作業時の腰へ...
乗用型移植機車輪跡利用による緩傾斜キャベツ作のうね立て同時移植技術
要約 緩傾斜キャベツ畑において、乗用型移植機で移植した場合、車輪により深さ9~15㎝の溝が形成されてうねができる。これにより、移植精度や収量はうね立てした場合と変わらず、耕うんから移植までの作業時間を3...
乗用機械移植による中山間地レタス周年生産のための2条平うね栽培様式
要約 レタスを周年生産するため、乗用移植機を利用する場合、うね幅1.1m~1.2m、うねの高さ15cm、条間30cmの2条平うねマルチ栽培とする。株間は標高400mでの夏どりでは25cm、冬春どりトンネル栽培では28~30cmと...
中生の晩品種「スプライス」を用いた暖地における飼料イネの2回刈り栽培技術
要約 中生の晩品種「スプライス」を用いた飼料イネの2回刈り栽培では、密植・多肥栽培し、1番草を出穂前後に刈り取ると多収が得られる。1・2番草合計の乾物収量は約1.4~1.8t/10aである。1回刈り栽培と比べて1番...
丘陵畑すいか・だいこん栽培での全量基肥施肥による施肥量の削減
要約 坂井北部丘陵地におけるすいか・だいこん作付体系において、被覆肥料を用いて施肥後徐々に溶出するタイプと一定期間後に溶出しはじめるタイプの肥効特性を明かにした。また、被覆肥料を活用した全量基肥施肥...
要約 家畜排泄物を肥料化するための副資材としてウッドチップを用い、チップの分解促進のために土壌動物を導入すると、短期間に良質の堆肥が出来る。堆肥化手順を図示し、消臭効果や肥料としての有効性も確認した...
要約 パイプハウス等にサイロクレーンを設置した簡易貯蔵施設の開発をした。シリンダ型ハーベスタ、乾草用テッピングワゴンを組み合わせた切断乾草収穫体系によって、切断牧草の取り扱い作業が改善されるとともに...
要約 大区画水田において、愛知式不耕起播種機を用い、冬季代かき不耕起乾田直播を基幹とした省力水稲作業技術体系を検証した結果、ほ場作業時間は16.4時間/haとなり、成熟期の異なる品種の組み合わせにより個別...
要約 従来のゆで豆用ラッカセイ専用脱莢機を改良して、作業性を向上するとともに、脱莢作業能率を従来機の1.4倍に向上させた。これに、掘取機と専用調製機を組み合わせた 機械作業体系によると、掘取り・収穫・調...
アマランサス、キビ、アワを組み入れた普通畑作物の大型機械化作業体系
要約 小麦、大豆、ソバとアマランサス、キビ、アワ等の雑穀を組み合わせた機械化一貫作業体系を組み立てた。汎用コンバインを用いた場合でシミュレーションすると、オペレータ数3人(最大5人)で最大117ha(損益分岐...