要約 コンブの機械乾燥では多量の燃油を消費している。乾燥機、排気ファン、天井扇等で構成される乾燥施設運用面から効率化方策を調査研究した。省エネルギー化のためには、蒸発した水分は排出し無駄に熱を排出さ...
飼料用米のための循環式乾燥機を利用した高温熱風による効率的乾燥手法
要約 循環式乾燥機で使用する熱風の温度を乾燥速度による制御を行わず、通常よりも高温とすることで、能率向上や乾燥コスト低減に顕著な効果がある。本手法は、食味を問わない飼料用米などの乾燥コストが標準乾燥...
要約 コンブ乾燥施設内の状態(温度、湿度、露点)、乾燥機の吸気と吹き出し温度、燃油消費量および電力消費量を表示する見える化装置を開発した。表示画面をトレンド表示に切り替えることで、乾燥室温度・湿度等...
要約 大径木から得られるスギ平角材を木造建築物の梁(はり)等に利用するため、効率的な乾燥技術を開発しました。それは、天日で木材を乾かす天然乾燥法と乾燥装置で乾かす人工乾燥法を組み合わせた省エネ乾燥シ...
要約 微細水滴を含んだ過熱水蒸気であるアクアガスを、気液二相バインダとして微粉末に噴霧すると、少ない水分添加で顆粒を造粒することができる。この技術では粉末食品や医薬品、化学製品、農薬などの顆粒・打錠...
要約 穀物乾燥機の乾燥作業における消費エネルギーを測定・算出する方法である。もみ水分22~15%w.b.を評価区間に設定し、その間に使用した灯油と電力量から求められる実際の消費エネルギーを雰囲気の温湿度に基...
要約 CO2ヒートポンプを木材乾燥機に応用することにより、従来のフロン冷媒ヒートポンプでは難しかった70℃以上の加熱が可能で、かつエネルギーコストを抑える高効率の木材乾燥機を実用化しました。 背...
要約 環境汚染物質の除去活性の高い樹木精油を見出し、それを最も効果的に噴霧する方法を開発しました。また、精油を大量に抽出するために減圧式マイクロ波水蒸気蒸留法を開発しました。 背景・ねらい 我々の生活...
消費エネルギの無駄を削減する循環式穀物乾燥機の籾の適正乾燥作業条件
要約 循環式乾燥機を用いた籾の乾燥作業では、張込み量、設定停止水分、排気の吸引はエネルギ消費を増加させる作業要因となり、通常運転に比べ最大で約6割の消費エネルギ増となる。保守点検などの使用者側の対策...
ヒートポンプ給湯器の温水を熱媒体として利用した穀物乾燥システム
要約 ヒートポンプの熱源で加温した温水を熱媒体として循環させ、温水コイルを使った熱交換器により穀物乾燥に必要な熱を取り出す穀物乾燥機。乾燥エネルギは灯油を使った循環式乾燥機と比較して約70%を節減でき...
要約 循環式乾燥機を断熱シートで覆うなどの断熱被覆処理を行うことによって、一度加温した穀類の堆積層内の温度を48時間以上、外気温より+5℃以上で保温することができる。そのため、混合貯留乾燥において、一度...
要約 十勝地域の一般的な栽培体系では、化石燃料や資材の消費に伴うエネルギー投入量は1年あたり20.7~33.0 GJ/haであるのに対し、収穫部のバイオマス生産に伴うエネルギー産出量は25.6~252.3GJ/haである。収穫...
要約 堆肥化施設の高濃度悪臭ガスを灯油ディーゼルエンジンに吸入し、エンジン内の約1000℃の熱で悪臭物質を分解し脱臭する。さらに触媒により排気ガスをクリーンにする。また、脱臭と同時に電力を発生させ、駆動...
高等生物(ネムリユスリカ)の永久的休眠の誘導・維持・覚醒機構の解明とその利用
要約 アフリカ乾燥地帯に生息するネムリユスリカ幼虫は身体が完全に脱水した状態で休眠する。乾燥過程では大量のトレハロース合成・蓄積が起こっていた。この永久的休眠には脳などの中枢は関与しておらず、各組織...
要約 遠赤外線を用いる穀物乾燥機である。燃料ならびに電気の消費量が少なく省エネルギーになり、地球温暖化の原因の一つであるCO2の削減に貢献できる。また、低騒音で高品質乾燥が可能で、作業環境の改善に寄与...