多層保温被覆資材と水蓄熱を導入したハウスの内張資材開閉タイミング決定法
要約 多層保温被覆資材と水蓄熱を導入したハウスにおいて、熱動態を計算することで、時刻または日射量による内張資材開閉閾値に対する燃料使用量の変動分布図または曲線が作成され、これを用いてハウス内張の開閉...
施設園芸用栽培ベッドを接触検出して自動直進する小型電動台車走行システム
要約 薬剤散布や運搬作業を省力化するために、栽培ベッドのフレームをローラで接触しながら検出し、栽培ベッドに沿って自動で直進する小型電動台車走行システムである。薬剤散布ノズルや荷台を装着し、無人で作業...
要約 多層断熱資材の中綿にナノファイバーを使用した断熱資材の利用マニュアルである。ナノファイバー断熱資材は従来の多層断熱資材と比べて断熱性能は同等であるが、軽量・薄型化され取扱性が改善し、施設園芸に...
安定生産のために地温情報を組み入れた畝立後太陽熱土壌消毒「陽熱プラス」
要約 現場の地温の実測、あるいはアメダスデータを利用した日最高地温推定値から、消毒効果や土壌窒素無機化量等を評価する。畦立後太陽熱土壌消毒に適した肥料を組み合わせることで、実エンドウ施設栽培やトマト...
要約 水分が高く熱効率が悪いことが燃料利用の際の障害になっている切削チップ等の木質チップを、発電廃熱等を利用して静置で通風乾燥する方法である。フレコンを利用した1m3程度の小ロットの乾燥方法...
低コストな高軒高ハウスと自動灌水装置等による夏秋トマト低段密植2作採り
要約 建設足場資材利用した高軒高ハウス、日射量対応型自動灌水装置および隔離床栽培の導入によるトマト低段密植2作採りは、温暖地中山間の夏秋作において、収量15t/10aを安定して達成でき、その約半分を単価の高...
高断熱資材で保温性を高め、ダブルアーチで構造強化したパイプハウス
要約 開発したハウスは、断熱性の高い布団資材を内張りに利用し、施工性の優れた取付部材により高強度なダブルアーチ構造を有する。水蓄熱併用で暖房負荷を慣行2重被覆ハウスの3分の1にまで軽減できるとともに、...
要約 布団状の被覆資材(高断熱資材)は、国内で使用されている従来の保温用被覆資材と比較して断熱性が極めて大きい。高断熱資材の利用によりパイプハウスにおける暖房燃料使用量を40%以上削減でき、パイプハウス...
暖房のための燃料消費量を削減するトマトの生長点近傍局所加温技術
要約 慣行では温室通路地面上に配置する温風ダクトをトマト群落上に吊り下げ、生長点・開花花房付近に温風が直接当たるように加温を行う。本方式では施設内を均一に加温する慣行法と比較して、収量の低下を招くこ...
ヒートポンプ給湯器の温水を熱媒体として利用した穀物乾燥システム
要約 ヒートポンプの熱源で加温した温水を熱媒体として循環させ、温水コイルを使った熱交換器により穀物乾燥に必要な熱を取り出す穀物乾燥機。乾燥エネルギは灯油を使った循環式乾燥機と比較して約70%を節減でき...
要約 山田バイオマスプラントにおけるメタン発酵を軸とする地産地消型のバイオマス・リファイナリー実証の実績を参考に、それぞれの地域における本格的なバイオマス利活用の構想策定ができる。実証事例では、自然...
ヒートポンプと温風暖房機の複合加温システムにおける加温特性と省エネ効果
要約 ヒートポンプは、運転開始後、次第に温風温度が低下し、運転を停止するため、設定温度を確保しようと温風暖房機が稼働する。以降、この動作を繰り返し設定温度を確保する。複合加温は温風暖房機単独加温に比...
要約 妻面及びサイドの内張を2重にしたパイプハウスにおいて、天井カーテンにチューブ式カーテンを設置し、夜間のみ閉じて保温すると内張1層に比べ約30%の燃料削減効果が期待できる。促成トマトの栽培では収量...
冬春キュウリにおけるパイプハウスでの空気膜利用方法及び省エネルギー効果
要約 冬春キュウリにおいて、施設の外張りまたは内張りを空気膜で被覆すると暖房用燃料は30%程度削減され、双方を被覆すると削減率は55%まで高まる。昼間のハウス内気温はやや上昇し、光線透過率はやや低下する...
省エネルギー効果の高いヒートポンプと温風暖房機のハイブリッド運転方式
要約 開発したハイブリッド運転方式は、ヒートポンプを主暖房、温風暖房機を補助暖房として両者を自動制御して温室暖房を行う。本方式は、慣行と比較して投入エネルギー、運転経費および二酸化炭素排出量の削減...
要約 区画の傾斜や形状にフレキシブルに対応することができる平張型ハウスは、足場用鋼管に対応した省力埋設が可能な基礎杭や接合金具を利用することで、強度を確保しながら簡便かつ省力的に施工できる。 キーワ...
要約 花粉媒介昆虫(マルハナバチ)と天敵を利用した施設ナス栽培技術を導入すると、経営費が9%増加し、作業時間が18%減少する。同じ経営規模で慣行所得水準を維持するためには、4%以上の単価上乗せが必要とな...
通気性トンネル・べた掛け資材を用いた冬・春どりレタスの省力高品質生産
要約 冬どり栽培では、12月中旬から空隙率10%の通気性資材を用いてトンネル被覆することにより、また、春どり栽培では、定植時から中央部の通気性を高めた資材でトンネル被覆するか、空隙率20%の資材でべた掛け...
要約 開発した自動潅水制御器は、メロン栽培では1回に株当たり100~150ccで1日最高18回の『少量高頻度潅水』を行うが、従来の水切りと異なる潅水制御により収量を落とすことなく高品質な生産ができ、減肥・節水の...
通気や液温制御が不要な保水シート耕方式の養液栽培装置(指導)
要約 不織布を培養液保持材として用い、作物の水消費量に応じた給液管理ができる簡易な養液栽培装置(保水シート耕)を開発した。本方式では、根系の一部が空気中に露出しているため、通気が不要である。また、液...