要約 日本海側砂丘畑地のパン用小麦栽培では低タンパク質含有率になるため追肥量・回数を増やす必要がある。追肥体系の見直しおよび液肥による同時葉面散布による省力作業により作業回数を従来の4/7に削減でき、...
要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
要約 小麦澱粉、グルテンを製造する工程で生じる未利用資源の不溶性画分は吸油性が低い。本画分を餃子の皮に被覆あるいは天ぷら衣の原料に添加することにより、揚げ調理による吸油を低減できる。 キーワード 小麦...
要約 水稲乾田直播栽培の前年整地体系は、小麦収穫後・積雪までに整地(耕起・均平)し、春作業を省力化する。泥炭土における輪作のモデルケースでは、慣行体系に比べて春の整地...
関東の稲・麦・大豆の水田作経営がオペレータ1人で耕作できる面積の到達点
要約 現状の土地条件と技術体系を前提とした場合、関東の平坦水田地帯における稲・麦・大豆作経営がオペレータ1人で耕作できる上限面積は39haである。この面積を上昇させるには、特に大豆のは種、小麦の収穫、乾...
要約 水田農業の将来の担い手である80~100ha規模の経営が業務用多収品種と水稲乾田直播を組み合わせた大規模水田輪作を導入すると、60kg当たり米生産費は15ha以上層の平均に比べ1~4割低くなり、小麦-大豆2毛作...
光源をもつ携帯型NDVIセンサによる秋まき小麦「きたほなみ」の茎数推定法
要約 光源をもち安価でかつ安定した測定が可能な携帯型NDVI(正規化植生指数)センサによる秋まき小麦品種「きたほなみ」の茎数の推定法を考案した。本手法により、これまで負担の大きかった初冬、融雪時の人力によ...
要約 播種から収穫まで耕起しない狭畦不耕起栽培は、慣行の耕起播種・中耕培土栽培と比較して、ダイズ白絹病の発生を減少させる。狭畦不耕起栽培による白絹病の抑制は中耕培土前の段階でも認められる。 キーワー...
麦類における出穂後尿素葉面散布は赤かび病の発病とかび毒蓄積に影響しない
要約 蛋白質含有率向上を目的とした出穂後の硬質小麦および二条大麦への尿素の葉面散布は、赤かび病の発病とかび毒蓄積に影響しない。また、尿素を赤かび病防除薬剤と混合散布しても、薬剤の効果は低下しない。 ...
ナタネを核とした水田由来バイオマスエネルギー生産・利用シミュレーションモデル
要約 ナタネのエネルギー利用を核とした農耕エネルギーの自給計画を設計するに当たり、エネルギー自給率の目標設定値達成に必要となるナタネ栽培面積の経時的変化を推計して、計画の事前評価を支援することを可能...
脱穀所要動力の低減を可能とするくし状のこぎ歯を備えた脱穀機構
要約 くし状のこぎ歯を備えたこぎ胴およびフィードチェン等から構成される脱穀機構である。本機構を用いると、2条刈り自脱コンバインの脱穀所要動力を大幅に低減できるため、自脱コンバインの省エネルギ化が可能...
ヒートポンプ給湯器の温水を熱媒体として利用した穀物乾燥システム
要約 ヒートポンプの熱源で加温した温水を熱媒体として循環させ、温水コイルを使った熱交換器により穀物乾燥に必要な熱を取り出す穀物乾燥機。乾燥エネルギは灯油を使った循環式乾燥機と比較して約70%を節減でき...
要約 麦類をリビングマルチに用いる大豆栽培の播種には、普通畑圃場では平畝型、転換畑圃場では畝立て型の麦類・大豆同時播種機を用いる。麦類の抑草効果は播種後50日頃で乾物重150g/㎡以上確保した場合に認めら...
農薬自動混合装置付防除機を活用した少量散布によるバレイショ防除の省力化
要約 農薬散布後の洗浄が簡単な自動混合装置は最大12%以内の誤差で薬剤を希釈できる。バレイショの少量散布防除を7ha規模で試算すると慣行防除の年間作業時間を67%に短縮できる。 キーワード バレイショ防除、自...
要約 循環式乾燥機を断熱シートで覆うなどの断熱被覆処理を行うことによって、一度加温した穀類の堆積層内の温度を48時間以上、外気温より+5℃以上で保温することができる。そのため、混合貯留乾燥において、一度...
AHP(階層分析法)による大規模畑作経営の技術開発ニーズの評価
要約
要約 パン用小麦品種「ニシノカオリ」において、「25~30日タイプ」の被覆尿素50%配合の複合肥料を慣行施肥体系(開花期追肥施用)と窒素同量、基肥施用することにより、収量、子実タンパク質含有率は慣行と同程...
肥効調節型肥料を用いた1回追肥による小麦の子実タンパク質含有率向上
要約 小麦に対して、溶出促進剤入りIBDUあるいは20日リニア型被覆尿素を、または30日シグモイド型被覆尿素を加えて1月下旬に追肥することで、標準栽培以上の子実タンパク質が得られ、以降の追肥を省略することが...
加工用ばれいしょソイルコンディショニング体系の経営評価と導入条件
要約 加工用ばれいしょソイルコンディショニング体系はコントラクタを利用することで60kg当たり生産費と10a当たり労働時間を減少させ、40ha以上規模の農家で導入効果が見込める。 キーワード ソイルコンディショ...
要約 交配当年度に葯培養再生個体を温室において養成し、これを次年度圃場に移植して栽培すると、従来の葯培養と比較して育種年限を1年短縮可能で、温室栽培の労力の軽減、種子の大量増殖、併せて圃場における予...