要約 サトウキビの栽培における植付作業を、一工程化したロータリー装着型側方サトウキビ植付機を開発した。これにより、砕土、畦立て、苗切断、施肥、農薬散布、覆土、填圧、除草剤散布の全てが一工程で実施可能...
要約 肥効調節型肥料区、秋肥重点施用区が果皮の着色において優れる。肥効調節型肥料区では、施肥の省力化が可能となる。 キーワード ウンシュウミカン、露地栽培、肥効調節型肥料、省力化 背景・ねらい 「肥のあ...
要約 肥効調節型肥料施用により、ヒリュウ台「白川」の幼木期の年間施肥回数を慣行(有機配合肥料施用で2~8月で毎月、10月に1回の合計8回)の1/4に低減し、窒素の投入量を21%削減できる。 キーワード ウンシュウ...
要約 加温ハウス栽培マンゴー「アーウイン」では、被覆複合肥料を用いて施肥回数を年3回から2回に削減することにより、収量、果実品質を低下させることなく10a当たりの労働時間を約90分削減することができる。 キ...
イチゴ「さがほのか」の高設育苗ベンチによるモミガラ無仮植育苗法
要約 イチゴ「さがほのか」は、高設育苗ベンチにおいてモミガラを育苗培地とした無仮植育苗が可能で、親株を6月中旬に植え付けた場合には、子苗は15倍程度に増殖でき、育苗床への施肥によって苗質が向上する。 キ...
重粘土地帯でのキュウリのかん水施肥栽培における減肥と畦連続利用
要約 重粘土地帯でのキュウリのかん水施肥栽培は、慣行栽培施肥量の約40%でも慣行栽培と同程度の生育収量が得られる。さらに、畦連続利用により、10a当たり作業時間は、慣行栽培より約150時間短縮できる。 キーワ...
「大津四号」は夏季せん定を伴わない春枝母枝利用の交互結実栽培法が有利
要約 「大津四号」では、夏季せん定を伴わない春枝母枝を利用した交互結実栽培によって、夏季せん定による夏枝母枝を利用した交互結実栽培と同等に商品性の高いS~L階級果実の安定生産が可能であり、省力化の面...
ウンシュウミカンの育苗と運搬作業の軽労化のための軽量培地利用法
要約 粉砕もみ殻と樹皮堆肥の混合培地は、慣行のマサ土と樹皮堆肥の混合培地に比べて重量が55%軽いので運搬作業時間を30%短縮でき、労働負担も軽減できる。なお、培地の資材費は同等でウンシュウミカン2年生苗...
パーライト・ピートモス混合培地によるスプレーカーネーションの養液栽培
要約 パーライトを主体とした人工培地は、点滴潅水同時施肥法によるスプレーカーネーションの栽培で、慣行用土と同等の収量・切り花品質が得られる。この培地の利用により、改植時の有機物の搬入とすきこみ作業が...
要約 土壌採取位置をGPSで記録しながら、スクリュとシリンダを土中に貫入させて深さ15cm又は20cm程度までの土を採取し、カップ内に自動収納する装置である。採取量の変動の少ない安定した採土を、トラクタから降...
要約 栽培株を取り除いた培地(ピートモスとモミガラクンタンを等量混和)表面に緩効性肥料を全量基肥し、その上へ培地を継ぎ足し、苗を定植する不耕起栽培で、「さちのか」は、掛け流しと同程度の収量、糖度が得...
牛糞堆肥と被覆肥料利用による湛水土壌中条播栽培の窒素施用量削減技術
要約 無湛水出芽方式の湛水土壌中条播栽培において、被覆尿素入り複合肥料の側条施肥による基肥-穂肥体系は慣行の速効性肥料分施体系より窒素施用量を総施用量の20%削減できる。牛糞堆肥2t/10a連用により、さら...
要約 砂丘地ナガイモへの施肥は、稲わら施用とともに被覆尿素を利用することにより、施肥回数を慣行の11回から1回にすることができ、更に、施肥窒素量を3割削減できる。収穫したナガイモ重量と芋の変形などの...
要約 打ち込み式代かき同時土中点播栽培「ひとめぼれ」「コシヒカリ」において、市販の被覆尿素複合肥料、又は溶出日数の異なる被覆尿素肥料の混合物を基肥時に一回施用すれば化成分施体系と同等~8割相当の窒素...
要約 覆複合肥料を全量基肥施肥し、5月中旬に打込み式代かき同時土中点播機で乾籾換算4kg/10a程度を播種し、落水出芽法による栽培体系により、耐倒伏性、収量、品質において安定した結果が得られ、春期の労働時...
要約 本県で開発した「もみがら耕栽培装置」のUコンポ枠と培地に杉バークを用いた簡易隔離床栽培は、OK-F-1のECを0.8dS/mに調整し、底面給水させ、2本仕立て株間20cmとすることにより、養液栽培と同程度の収量が...
要約 乗用型深層施肥機により、夏、秋肥に有機入り液状複合肥料をうね間の深さ15cmの位置に深層施肥することで、年間50kg施用でも約80kg/10a施用の多肥茶園とほぼ同等の収量、品質が得られる。 キーワード チャ、...
要約 促成ナスの養液土耕栽培では、定植前の無機態窒素量から栽培期間中に供給される無機態窒素の総量を推定できる。土壌から供給される無機態窒素の総量が20mg/100g乾土程度の圃場では減肥率を慣行栽培の50~70%...
重粘土転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培における最適施肥・灌水量
要約 有明海沿岸部重粘土壌転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培は、有効土層からの豊富な養水分の吸収により、窒素施肥量6~12kg/10a、灌水量12~24t/10aで慣行施肥栽培と同等の収量・品質が確保できる。 キー...
要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...