要約 コンクリート水路の主要な劣化である摩耗のモニタリングに利用できるレーザー変位計を用いた表面形状測定装置と摩耗量計測支援プログラムである。装置の可搬性が高く、Microsoft Excel用マクロとアドインに...
要約 水稲作における一定の水位を維持する普通期の水管理において、圃場水管理システムの水位データから算出した減水深は実測値と大きな差はない。算出した減水深から求めた水位維持に必要な用水量は、実際の用水...
省力化を目的とした土地改良区職員の水利施設管理労力の実態調査
要約 茨城県行方市の水田パイプライン灌漑地区を管理する土地改良区において、水利施設管理の省力化に資するため、施設管理労力を明らかにする。この土地改良区では、用水機場の管理に最も多くの労力を要しており...
要約 繁殖牛と子牛を冬期も含めた周年で一緒に放牧することにより、慣行的な飼養方式と比較して生産コストの4割を削減できる省力的な肥育素牛の生産技術体系である。生産性を低下させることなく肉用牛繁殖経営の...
水稲作の省力化と高品質化の両立可能な圃場基盤の改良と生産管理技術
要約 圃場の緩傾斜による迅速な入排水、堆肥連年施用と深耕による地耐力及び根域環境の向上、高畦と深水管理、成苗移植により、大型機械体系で省力かつ品質の高い減農薬・減肥の水稲栽培が可能になり、水稲作中心...
ICTを活用した圃場-土地改良施設連携型の水管理制御システム
要約 支線・配水施設を管理する土地改良区、給水口を管理する担い手農家、双方が連携して利用できる農業用水の管理制御システム(iDAS)である。本システムは低コストかつ簡易に土地改良施設へ導入でき、適正な水配...
車速連動ブロードキャスタの播種作業への適用による水稲乾田直播栽培の省力化
要約 車速連動ブロードキャスタを水稲乾田直播栽培での播種作業に適用できる。適正な作業幅は約8mであり、一般的なグレーンドリルによる播種作業に比べて所要時間を約1/3に短縮できる。表面散播での苗立ち率は砕...
簡易型GNSS記録装置を用いた水管理などの作業・移動経路調査システム
要約 位置ロガー(簡易型GNSS記録装置)を利用して取得した移動軌跡データを測定し、判別モジュールにより移動状態を判別することで、取水口の操作、圃場間の移動経路や時間を分離でき、新技術や集約化による省力化...
要約 遠隔・自動制御が可能な給水バルブと落水口、通信基地局、サーバーソフトによって構成される圃場水管理システムは水稲作時の水管理状況のモニタリングやそれに応じた制御が可能となり、水管理労力を大幅に解...
要約 北海道における中生品種の移植水稲栽培において慣行栽培と同程度の収量、産米品質を維持可能な栽植密度は約15株/m2(泥炭土以外)または約18株/m2(泥炭土)である。疎植では2.4日から5.2...
遠隔観測による浮遊物質、全リン、放射性Cs濃度のモニタリング技術
要約 閉鎖性水域の水環境動態の把握や、原子力被災地における水中の放射性物質動態の調査で有用な水質水文遠隔観測技術である。浮遊物質および全リン、懸濁態放射性セシウム濃度の遠隔監視に活用でき、任意時間に...
無人で任意時間の採水を可能とする濁度・水質水文遠隔監視システム
要約 水質水文データを監視しながら任意時間における採水が可能な遠隔監視による濁度・水質水文観測システムである。立入制限区域や遠隔地における水質水文調査や、低コストでの農業水利施設の管理等への活用が期...
地下かんがいによる水稲乾田直播の苗立ち安定化と寒地向け直播適性品種の生育指標
要約 乾籾を用いた水稲乾田直播では、地表面まで水位が上昇し始めたら入水を止めるという水管理を繰り返すことで苗立ちの安定化が可能である。「ほしまる」では播種から出穂までに簡易有効積算気温1,100°Cを...
要約 イタリアの稲作では平均的な43ha規模で費用合計が65円/kgである。大規模化以外に種子、肥料、農機具が日本国内より低価格なこと、高密度の直播栽培と管理法の省力化が低コスト化の要因である。また、現地で...
要約 淡色黒ボク土において、地下30cmに埋設した遮水シート溝式地下灌漑システムを用いて給水すると、給水管直上から水平距離50cmまでは速やかに水が移動し、75cm地点でもレタスの生育に十分な土壌水分を維持でき...
農業用ダムにおける非灌漑期の安定した小水力発電のための調整型水管理手法
要約 通年継続した発電を行い発電効率の向上を図るため、後続の灌漑期に向けた貯水量の回復に留意しつつ、非灌漑期に一定の放流量を確保する水管理手法である。従来型水管理による完全従属発電と比べて、設備利用...
耕作放棄地等の放牧における太陽光発電を活用した家畜飲水供給システム
要約 耕作放棄地等の放牧において、太陽光発電を活用し、既存の電気牧柵機器と併用可能な家畜飲水供給システムを構築した。本システムの導入により、併用している電気牧柵機器に影響を及ぼすことなく、放牧家畜の...
要約 高機能型農地整備技術の一つであるFOEASの導入地区では、地下水位制御機能が高く評価され、水田の汎用化が進んでいる。今後、FOEASが有効に活用されるためには、農業水利施設の維持管理など、ソフト面の課題...
要約 放流量・貯水位の季節変化が大きい農業用ダムにおいて小水力発電施設を追加整備する場合の発電ポテンシャル・コストを評価する手法である。そのような小水力発電における固有の課題である、発電量最大化とコ...
基盤整備直後にイブキジャコウソウを栽植被覆する法面管理の経営評価
要約 基盤整備直後の農地法面にイブキジャコウソウを栽植被覆する場合、100m2当たり導入経費(資材費+労働費)は36,779円、作業時間は約48時間である。年間労働時間は、定植3年目以降に慣行を下回り、累積費用...