要約 成園化後の「豊水」の改良むかで整枝では、樹当たり100個程度に着果を調節する。これにより400kg/a以上の収量と糖度12度が確保できる。 キーワード ニホンナシ、「豊水」、改良むかで整枝、着果管理、果実...
ジベレリン処理種なしぶどう「デラウェア」、「バッファロー」の垣根栽培新方式
要約 生食用ぶどうの垣根栽培は早期成園化が図られる。栽植4年目までの10a当たり累積収量は棚栽培の約3倍。収量当たりの作業時間は短い。負担が大きい「上向き・腕上げ」姿勢は棚栽培より大幅に少なく、作業姿...
密植・2本主枝によるニホンナシ「おさ二十世紀」の省力・多収・高収益栽培
要約 密植・2本主枝栽培により早期成園化が図れるとともに、従来の栽培法と比べ高収量で、省力化が可能である。さらに密植・2本主枝栽培での累積収益は植栽5年目で黒字となり、植栽12年目には慣行栽培の約3.9...
早期成園化と管理作業の省力化に適したブドウの独立型トンネル栽培
要約 ブドウのトンネル栽培において、トンネル毎に独立した棚施設を開発した。この施設に一文字型整枝で密植された「ピオーネ」は、植栽4年目で成園化し、慣行の平棚トンネル栽培に比べて早期成園化が可能となる...
ヒリュウ台ウンシュウミカンの早期樹冠拡大のための結果開始時期
要約 ヒリュウ台ウンシュウミカン「大津四号」の1年生苗を定植後3年目から結果させると樹冠拡大が著しく抑制されて果実品質も劣るのに対し、定植後4年目以降から結果させると早期に樹冠の拡大が図れる。 キーワー...
環状はく皮および針金結縛処理による共台主幹形モモの樹勢抑制と品質向上
要約 水田に植栽された共台で主幹形のモモは、樹勢が強く、品質面での問題を抱えているが、収穫の30~15日前に、主幹部に対して幅5mmの環状はく皮または針金結縛処理を行うと、副梢の伸長が抑制され、果実の糖度...
要約 肥効調節型肥料施用により、ヒリュウ台「白川」の幼木期の年間施肥回数を慣行(有機配合肥料施用で2~8月で毎月、10月に1回の合計8回)の1/4に低減し、窒素の投入量を21%削減できる。 キーワード ウンシュウ...
ニホンナシ「幸水」「新高」「愛宕」の改良むかで整枝による早期成園化
要約 「幸水」、「新高」及び「愛宕」では、3~4mに育成した1本主枝大苗を10a当たり80~120本密植する改良むかで整枝により、成園に要する年数が従来の盃状形に比べて2~3年短縮され、定植3年目には「新...
要約 大苗育成を前提とした改良むかで整枝は、慣行の計画密植栽培と比較して早期成園化できる。また、側枝密度を高くすることで品質に影響せず、増収が可能である。 キーワード 改良むかで整枝、大苗育成、早期成...
要約 ヒリュウ台温州ミカン「大津四号」の1年生苗を、保水性の高い粒状培土により育苗すると、新梢が長くなって樹高も高くなり、早期に樹冠拡大が図れる。また、苗植え付け後に黒ポリフィルムでマルチ処理し、春...
要約 高畝式ベッドの根域制限と密植方式によるカキの主幹形垣根仕立て栽培において、樹高を2m程度に制限することにより軽労的な栽培が可能となり、「刀根早生」、「新秋」の5~6年生樹で4~5t/10aの高収量が得ら...
要約 根域制限資材を塗布したポリエチレン製ポットと肥効調節型肥料を利用することによりユズの大苗育苗(2~3年生)が可能となる。また、植え傷みが少なく、本圃定植後の生育も良好となる。 背景・ねらい
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根域制限によるブドウ「ピオーネ」の密植ホリゾンタル整枝栽培の早期成園化
要約 根域制限下におけるブドウ「ピオーネ」の密植ホリゾンタル整枝栽培は、早期成園化が可能で、幼木段階から大幅な早期多収となり、現在の平棚短梢せん定栽培と同等の果実品質が得られる。 背景・ねらい 現在...
ぶどうの早期成園化・省力化を目指した垣根仕立て栽培(マンズレインカット方式)
要約 マンズレインカット方式による垣根仕立て栽培では、植え付け3年目で1t/10a以上の収量が得られ早期成園化が可能となった。収穫時期はいずれの品種も1週間程度遅れた。作業時間は新梢管理に要する時間は多くな...