要約 既存の大豆用コンバインを部品付け替えや設定変更して用いることにより、蒴(さく)褐変初期のゴマを蒴ごと収穫する。加えて、収穫した蒴の乾燥・脱粒・調製作業までの機械化により労働コストを慣行比で60%削...
要約 日本産トラフグ属魚類全種について簡便かつ迅速に種・雑種判別が可能となる種・雑種判別マーカーを開発した。本技術により、フグ処理者のもつ高度な鑑別技術との相乗効果で食の安全・安心がさらに高まること...
栽培限界地帯でも安定して登熟する超極早生サイレージ用トウモロコシ品種「ハヤミノルド」
要約 「ハヤミノルド」は、早晩性が "超極早生"で、寒地のトウモロコシ栽培限界地帯においても十分に雌穂の登熟が進む。すす紋病抵抗性、ごま葉枯病抵抗性、耐倒伏性に優れる。また、赤かび病抵抗性も...
ウシエビ養殖初期に糸状緑藻と微小巻貝を摂餌させることで収益性が向上する
要約 ウシエビ養殖初期における補助的生餌料として、糸状緑藻(ジュズモ属の一種)を総消費餌料量の8%、微小巻貝(ミズゴマツボ属の一種)を同2%、人工飼料とともに摂餌させることにより、ウシエビ養殖の収益性が...
肥育後期豚にすりゴマを給与すると、背脂肪内層中に抗酸化物質が移行する
要約 肥育後期豚にすりゴマを3%含む飼料を出荷体重まで給与すると、ゴマ由来の抗酸化物質であるγ-トコフェロールとゴマリグナン類が蓄積した特色ある豚肉が生産できる。 キーワード 肥育後期豚、すりゴマ、...
TDN含量の高い寒地・寒冷地向きサイレージ用トウモロコシ新品種「北交65号」
要約 「北交65号」は北海道では“晩生の早”、東北地域では“早生”に属し、同熟期の標準品種と比較して、乾物中のTDN含量が2~2.5ポイント高い。TDN収量は北海道では同等で、東北地方ではやや高く、初期生育、耐倒伏...
要約 肥育豚にゴマ油粕配合飼料を給与すると、背脂肪厚は薄くなり、増体量が優れる。ゴマ油粕の配合割合は8%程度が適当であり、ペクチナーゼ主体の酵素を0.3%加えることにより、飼料要求率が良くなる。 キーワー...
要約 肥育豚に大豆粕を代替してゴマ粕を12%含む飼料を11週間給与すると、肥育期間中の平均増体量、飼料摂取量、飼料要求率に影響を与えることなく、出荷時の背脂肪厚を2.8mm低下させることができる。九州農業試験...
要約 ゴマ粕を市販ブロイラー飼料に添加して給与すると、腹腔内脂肪の蓄積量が減少し飼料要求率が向上する。熊本県農業研究センター・畜産研究所・中小家畜部 背景・ねらい ブロイラーは、短期間でしかも経済的に...
要約 ハクサイ品種T741は、黄芯で品質に優れ、ハクサイ黄化病に対して耐病性を有し、本病の少~中発生条件の圃場では、実用的な防除効果が得られる。 背景・ねらい ハクサイ黄化病は、本県のハクサイ安定生産を図...
強稈・多収サイレ−ジ用とうもろこし奨励品種候補「長交C322号」
要約 「長交C322号」は、黄熟期が「P3358」より5日程度遅い中生の晩で、稈長・着雌穂高は高いが耐倒伏性は強い。生草収量・乾物収量・栄養収量ともに「P3358」に優る多収系統である。県内平坦地向け奨励品種に採...
サイレージ用とうもろこし茎葉高消化性早生品種「ナスホマレ」の育成
要約 寒冷地から温暖地に適応する早生のサイレ-ジ用とうもろこしF1品種「ナスホマレ」を育成した。本品種は茎葉の消化性が高く、ごま葉枯病抵抗性は強で、初期生育に極めて優れた多収品種として普及が期待され...