暑熱下での飼料用玄米給与によるブロイラー肥育前期の成長改善効果と免疫反応への影響
要約 暑熱環境下において、玄米配合飼料の給与によりブロイラーの成長改善効果および免疫反応への影響が認められ、玄米は暑熱環境下においてもブロイラーの飼料原料として有用である。 キーワード ブロイラー、暑...
ウシエビ養殖初期に糸状緑藻と微小巻貝を摂餌させることで収益性が向上する
要約 ウシエビ養殖初期における補助的生餌料として、糸状緑藻(ジュズモ属の一種)を総消費餌料量の8%、微小巻貝(ミズゴマツボ属の一種)を同2%、人工飼料とともに摂餌させることにより、ウシエビ養殖の収益性が...
トレオニン不足飼料を給与してもブタの筋肉内脂肪含量は高くならない
要約 10週齢のブタに、リジンが不足した飼料を8週間給与すると、胸最長筋および菱形筋の筋肉内脂肪含量が高くなる。一方、トレオニンが不足した飼料を給与しても、どちらの筋肉でも筋肉内脂肪含量は変化しない。 ...
要約 枯草菌を主体とする複合菌種により発酵させた大豆油粕を主成分とする無魚粉飼料をニジマスに給与し、飼育成績や生理状態に及ぼす影響を調べた。その結果、未発酵大豆油粕を配合した無魚粉飼料の給与で生じる...
アルゼンチンチャコ・フォーモサ地域における冬季の農業副産物給与による育成雌肉牛の増体重改善のための推奨給与法
要約 各種農業副産物の経済的推奨給与量と1kgの増体重に要する費用は次のようであった。
綿実:1kg/頭/日、US$0.26~0.33。小麦糠:体重の0.4%、US$0.36。 米糠:0.4%、US$0.52。綿実粕:体重の0.8%、U...
トウモロコシ形状が黒毛和種去勢牛の産肉性および美味しさ成分に及ぼす影響
要約 黒毛和種去勢牛への加工形状の異なるトウモロコシ給与は、牛肉の美味しさ成分(グルタミン酸、イノシン酸)に影響することが明らかとなる。 背景・ねらい 家畜用飼料のトウモロコシは、1995年から圧ぺんや粉...
要約 SPF環境の子豚、肥育前期豚に飼養標準で示された要求量より低いレベルの銅、亜鉛の添加においても、発育の低下はなく、排出量も減少する。 キーワード ブタ、SPF環境、銅、亜鉛
背景・ねらい 豚に...
黒毛和種去勢子牛への粗飼料給与割合が発育と産肉性に及ぼす影響
要約 去勢子牛において4~10か月齢の育成期に粗飼料を多給すると、育成期間中の増体量が小さく飼料効率は悪いが、第1、2胃の重量及び容積は大きくなる。30か月齢まで肥育すると肉質では大きな差は無いが、枝肉重量...
背景・ねらい 本県では1975年にコレゴヌスを当時のチェコスロバキアから導入し、種苗生産・飼育方法等研究を行ってきた。1983年には「シナノユキマス」の名称で民間養殖場に普及し、地域の特産魚として、年間約40...
要約 黒毛和種雌牛の卵巣を除去し肥育することで、通常と比べ牛同士の闘争や発情行動を抑えることができ、飼養管理の改善が認められる。また増体量や枝肉等級で、改善される傾向がある。 キーワード 肥育、卵巣除...
要約 資源循環型社会の確立を目指して、梅酒工場から排出される漬け梅を、肉用牛の飼料へリサイクルして大阪ウメビーフを開発した。給与牛は、増体量が大きく肉質も高い評価を得、生産農家、消費者の関心も高く、...
要約 低コスト飼養を目指すため、生後6か月齢から18ヶ月間の若齢肥育を行うと、生後10カ月齢から開始する慣行法よりも一日当たり増体量、増体重、飼料効率、肉質等が良好であり、低コスト生産が可能である。 キー...
要約 飼養環境の違いがSPF由来豚の豚肉品質に及ぼす影響を調査したところ、SPF環境で飼育された豚は一般環境で飼育された豚に比べ発育が早く、その肉は官能的に軟らかいことが明らかとなった。 背景・ねら...
要約 人工哺育の終了する3か月齢から兼用草地で補助飼料を給与しながら放牧育成しても,交雑種去勢牛の発育や終牧後の肥育成績は,舎飼粗飼料多給育成牛と差がなく,出荷適期は25~28か月齢と大きな遅延はない。...
要約 中山間地域の活性化を図るため、日本短角種放牧期間中の空き牛舎とほうれん草栽培後の雨よけハウスで高品質肉用鶏「南部かしわ」を飼育して発育、飼料効率及び生産費を検討した結果、有望な複合経営品目とし...