稲発酵粗飼料が主な粗飼料源の発酵TMRは泌乳牛用飼料として有用である
要約 稲発酵粗飼料を主な粗飼料源とし細断型ロールベーラで調製した発酵TMRは、エネルギー価やタンパク質の利用性、飼料摂取量および乳生産において、未発酵のフレッシュTMRと同等以上で、チモシー乾草を主な粗飼...
グリセリンとバイパスアミノ酸の併用投与による乳牛のケトーシス予防
要約 移行期の乳牛に、25%グリセリンペレット製剤とルーメンバイパスアミノ酸を併用投与すると、体脂肪および体タンパク質動員が抑制され、ケトーシス予防と初回発情日数の遅延防止に効果がある。 キーワード 乳...
地場産の粗飼料給与や生乳の生産地を特色とする牛乳のブランド構築
要約 地場産の粗飼料などの給与や生乳の生産地を特色とする牛乳をブランド構築の手順に従い、地産地消販売ルートの確保、乳業会社による県産サポート店の登録、実需者・消費者ニーズに合った品質での安定供給など...
要約 農地供給者数は水田作地帯>畑作・酪農地帯、逆に需要者数は水田作地帯<畑作・酪農地帯の関係にある。10年後の水田作地帯では農地余剰化を防ぐため、担い手が現面積の1.6倍化に及ぶ集積を図ることが求めら...
飼料用トウモロコシと濃厚飼料を混合調製した細断ロールベールサイレージの特性
要約
畑地型酪農経営におけるメドウフェスクを用いた集約放牧の導入効果
要約 経産牛60頭規模の畑地型酪農経営では、メドウフェスクを用いた集約放牧の導入により、従事者1人当たり労働時間の237時間短縮、農業所得の2,134千円増加が実現できる。飼料自給率は7.5ポイント上昇でき、配...
要約
オペレータ増員によるロールベールサイレージ収穫・調製期間短縮の効果と支援方策
要約
地域集団型の自給飼料主体TMR供給システムの設立運営方法と評価
要約 地域集団型の自給飼料主体TMR供給システムの設立検討時には、利用組合等との調整や農家の経営改善を支援する技術指導体制の整備に配慮する。運営時は特定の農家に負担がかからない体制、技術指導を取り入...
道北地域における集約放牧導入から定着への移行過程の技術変化と経営評価
要約
生ビートパルプ、スイートコーンパルプ、規格外ニンジンの飼料価値
要約
酪農地域のふん尿利用を適正化する農家支援組織の育成・運営マニュアル
要約 農業試験場が農協職員などに対して年間7~8日の実習を3年間実施して施肥管理技術者を育成するカリキュラム及び、支援組織が酪農家のふん尿利用活動を支援する効率的な年間活動計画からなる酪農地域の圃場養...
要約 首都ウランバートル近郊の集約的酪農世帯は、現状では純利益をあげている。搾乳牛一頭当りの乳量増加要因としては、濃厚飼料給与の増加と経営規模が大きいことが、また純利益率増加要因としては年間平均牛乳...
協業法人とコントラクターを活用した畑作酪農地域における農地遊休化防止対策
要約 十勝管内の畑作酪農地域では、協業法人による離農跡地の集積・保全とコントラクターによる農作業受託が農地の遊休化防止に有効に機能している。また、市町村農業公社を設立することにより農地の集積・保全に...
要約 乳脂肪中の共役リノール酸割合の増加に効果のある脂肪酸カルシウムを乳牛に効率的に給与するには、 大豆粉と組合せたペレット化が有効である。 キーワード 乳牛、ペレット化、脂肪酸カルシウム、共役リノー...
要約 耕畜連携に参加する酪農経営及び耕種経営の所得が増加する条件は、稲発酵粗飼料の収量が技術開発の目標水準へ向上すること(DM換算1,055kg/10a)、あるいは稲発酵粗飼料の取引価格がDM1kg当たり36.1円から47.2...
キーワード 牛ふん堆肥、オガクズ、発芽試験 背景・ねらい オガクズは敷料や副資材などに利用され、畜産農家にとって非常に有用な資材の一つであり、オガクズで調整した家畜ふん堆肥の生産量も多い。しかし、オガ...
乳牛ふんの吸引通気式堆肥化とリン酸スクラバおよび地域未利用資源による簡易脱臭法
要約 乳牛ふんを吸引方式で通気すると順調に堆肥化が進行する。堆肥臭気成分のうちリン酸スクラバに流入したアンモニアはほとんど脱臭できる。残りの臭気をモミガラとバークで吸着脱臭すると、硫化水素の除去率は...
要約 熊本県では約3割の酪農経営でTMRが導入されている。未導入経営のなかでもTMR導入を考えている経営が14%、導入までは考えていないが関心を示す経営が33%存在し、潜在的なユーザーと想定できる。これら類型間...
要約 購入飼料依存型酪農における現行技術の稲発酵粗飼料の購入上限価格は、畜産農家への助成が廃止された場合、流通乾草より8円/乾物kg低い水準である。多堆肥栽培(堆肥還元4t)及び多給(日給与量乾物8kg)技...