キュウリ黄化えそ病抵抗性を支配するQTLの同定および選抜マーカー
要約 キュウリ系統27028930が有する黄化えそ病抵抗性には3個のQTLが関与する。うち第3染色体に検出されたQTL近傍のDNAマーカーを用いることで、黄化えそ病抵抗性「きゅうり中間母本農7号」と罹病性品種との交雑後...
「ハイスターチ」のサツマイモネコブセンチュウ抵抗性遺伝子保持系統選抜用DNAマーカー
要約 DNAマーカーE33およびE41は、「ハイスターチ」の後代において、サツマイモネコブセンチュウレースSP1およびSP2に対する抵抗性系統の推定と選抜に利用することができる。 キーワード サツマイモ、サツマイモ...
いもち病圃場抵抗性遺伝子Pi34を保有するイネ個体を選抜できるDNAマーカー
要約 DNAマーカーChu82、Chu87、Chu102、Chu4020は、いもち病圃場抵抗性遺伝子Pi34保有品種と非保有ジャポニカ品種間で異なる増幅断片長を生ずる共優性のマーカーで、選抜育種に利用できる。 キーワード ...
トマトのジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子を判定するDNAマーカー
要約 国内のジャガイモシストセンチュウ抵抗性トマト品種は抵抗性遺伝子Hero Aを持ち、新規作成PCR-RFLP DNAマーカーによって明確に判定できる。 キーワード ジャガイモシストセンチュウ、トマト、抵抗性...
リンゴの根頭がんしゅ病抵抗性遺伝子に強く連鎖するDNAマーカー
要約 ミツバカイドウ「サナシ63」の第2連鎖群に位置する根頭がんしゅ病抵抗性遺伝子に強く連鎖するDNAマーカーを用いることで、リンゴ台木育種において根頭がんしゅ病抵抗性のマーカー選抜が可能である。 キーワ...
萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種「花恋(かれん)ルージュ」
要約 「花恋ルージュ」は、DNAマーカー選抜により開発された赤色のスタンダードタイプの萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種であり、野生種Dianthus capitatus由来の強抵抗性を有する。 キーワード カ...
萎凋細菌病抵抗性のカーネーション新品種「花恋ルージュ」の育成
要約 カーネーション「花恋ルージュ」は、野生種Dianthus capitatus由来の強抵抗性を有し、DNAマーカー選抜により育成された、世界で初めての萎凋細菌病抵抗性カーネーション品種である。 キーワード カー...
要約
品種適用性の高いジャガイモシストセンチュウ抵抗性判別用新プライマー
要約 新しいプライマー(H1SP-S4/H1SP-A6)は、従来のプライマー(H1SP-S1/H1SP-A1)よりバレイショ品種への適用性が高く、単純なPCR反応温度条件でジャガイモシストセンチュウ抵抗性の判別ができる。 キーワード...
日本在来フリント種が持つトウモロコシ黒穂病抵抗性に関与するQTL
要約 日本在来フリント種由来自殖系統を用いた遺伝解析集団において、第1染色体短碗上に自然発病下と接種検定下に共通するQTLが存在する。近傍のDNAマーカーを選抜マーカーの開発に利用できる。 キーワード ト...
チャ系統「金谷13号」のクワシロカイガラムシ抵抗性機構とDNAマーカー
要約 「金谷13号」のクワシロカイガラムシ抵抗性は、幼虫生存率の低下や未産卵雌の生体重の低下として現れ、雌成虫の蔵卵数を低下させる。この抵抗性は「さやまかおり」と同じDNAマーカー(e-RAPD:MSRS8E)によ...
ビワがんしゅ病(A系統菌)抵抗性の幼苗選抜を可能にするDNAマーカー
要約 ビワの枝、葉及び果実で発病し甚大な被害をもたらすがんしゅ病A系統菌に対する抵抗性と強く連鎖するDNAマーカーにより、抵抗性個体の幼苗選抜ができる。 キーワード ビワ 、ビワがんしゅ病、抵抗性、連鎖、D...
ハクサイ根こぶ病抵抗性個体を選抜可能なマイクロサテライトマ−カ−
要約 開発したハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子座に連鎖したマイクロサテライトマーカー2種類は異なる病原菌レースに対応しており、抵抗性個体を効率的に選抜することに利用できる。 キーワード マイクロサテライト...
レタスビッグベイン病関連ウイルス(MiLV)の外被タンパク質遺伝子
要約 レタスビッグベイン病の病原体と疑われているミラフィオリレタスウイルス(MiLV)を純化し、その外被タンパク質をコードする遺伝子の塩基配列を明らかにした。本遺伝子は、ビッグベイン病抵抗性レタスの開発や...
要約 カーネーション萎凋細菌病抵抗性の幼苗期における早期選抜に有効なRAPDマーカーWG44-1043を見いだし、STS化したDNAマーカーを開発した。 キーワード カーネーション、DNAマーカー、萎凋細菌病抵抗性、RAPD、...
要約 ヒラナスプロトプラストの細胞選抜再生系統は、青枯病の発病を遅延する抵抗性を示す。青枯病菌の培養ろ液を選抜物質に用いた場合に得られる系統の自殖第一代の中から、罹病性品種(筑陽)を接ぎ木しても青枯...
要約 大豆のRAPD分析の結果、ダイズわい化病の発病度に関するQTLが連鎖群Gに存在することが認められた。RFLP解析により連鎖地図を作成し、インターバルマッピングを行ったところ、発病度に関する2つのQTLの存在が...