要約 アフリカにおける主要陸稲品種NERICA4の栽培試験データをメタ解析に供し、化学肥料の増収効果を環境要因に応じて定量的に評価する。結果は粘土含量が異なる土壌間で、降水量や窒素施用による異なる効果を示...
要約 イネの根を深い方向に伸ばす遺伝子を発見した。根の張り方が浅いイネに本遺伝子を導入すると、根が深くまで伸び、干ばつに強くなることが実証された。 キーワード 干ばつ耐性、深根性、量的形質遺伝子座、重...
要約 DNAマーカーを用いた陸稲ネリカ18品種のゲノム染色体構成解析に基づいて選定されたDNAマーカーは、陸稲ネリカ18品種を11の単独品種及び3つの品種グループとして識別・分類できる。 キーワード イネ、陸稲ネ...
要約 「奥羽PL6」は、東北地域中部では“中生の晩”に属する粳種である。土壌Cd(カドミウム)濃度が高い圃場において、安定して玄米Cd濃度が低い。玄米Cd低吸収性QTL(qLCdG11)を保有し、交配後...
いもち病圃場抵抗性遺伝子Pi34を保有するイネ個体を選抜できるDNAマーカー
要約 DNAマーカーChu82、Chu87、Chu102、Chu4020は、いもち病圃場抵抗性遺伝子Pi34保有品種と非保有ジャポニカ品種間で異なる増幅断片長を生ずる共優性のマーカーで、選抜育種に利用できる。 キーワード ...
要約 いもち病ほ場抵抗性遺伝子pi21を単離し、既知の抵抗性遺伝子とは異なる構造と機能を持つこと、この遺伝子は我が国の陸稲など、ごく一部のイネのみが持つことを明らかにした。また、pi21は食味...
いもち病圃場抵抗性遺伝子 pi21 を持つ極良食味の新品種候補系統「中部125号」
要約 「中部125号」は温暖地東部では中生の早に属する、中間型の水稲粳種である。陸稲「戦捷」からいもち病圃場抵抗性遺伝子 pi21 を導入する際に、 pi21 座と密接に連鎖する不良形質をDNAマーカー選抜によって除...
要約 陸稲「戦捷」のいもち病圃場抵抗性に関するQTL領域は4ヶ所である。検出されたQTL領域を独立に有する「ミネアサヒ」同質遺伝子系統のうち、第4染色体のG271領域を保有する系統の葉いもち圃場抵抗性は極強く...
要約 陸稲「戦捷」のいもち病圃場抵抗性に関するQTL 領域は4ヶ所である。検出されたQTL 領域を独立に有する「ミネアサヒ」同質遺伝子系統のうち、第4染色体のG271 領域を保有する 系統の葉いもち圃場抵抗性は極...
要約 寒天培地接種により、接種後10日以内に再現性の高いダイズ茎疫病菌のレース検定ができる。また、従来の土壌接種法に比べて判定期間を約10日短縮することが可能である。 キーワード ダイズ、ダイズ茎疫病菌、...
要約 陸稲由来イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子Stva、Stvbはそれぞれ第2、11染色体に座乗する。これらの遺伝子を用いた抵抗性品種育成に利用可能なSSRマーカーを作出した。 キーワード イネ、縞葉枯病、DNAマーカー、育...
要約 陸稲由来イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子Stva、Stvbはそれぞれ第2、11染色体に座乗する。これらの遺伝子を用いた抵抗性品種育成に利用可能なSSRマーカーを作出した。 キーワード イネ、縞葉枯病、DNAマーカー、育...
要約 RFLPマーカーを用いた解析により、陸稲品種オワリハタモチ由来のイネいもち病圃場抵抗性に関与するQTL(量的形質遺伝子座)が、第2、4および12染色体に存在することを明らかにし、遺伝的背景を改良した準同...