広島県におけるスルホニルウレア系除草剤抵抗性イヌホタルイの出現と数種除草剤の適用性
要約 広島県内の水田において、スルホニルウレア系除草剤抵抗性イヌホタルイの発生を確認した。抵抗性イヌホタルイに対する除草剤の効果は、比較的気温が高い5月下旬の処理では、ベンゾビシクロン含有剤が最も高...
要約 開花期の穂に注射接種しスプリンクラーで間断散水することによって、小麦赤かび病抵抗性を高い再現性で検定できる。 キーワード 小麦赤かび病、抵抗性検定、標準品種、コムギ 背景・ねらい 小麦赤かび病は、...
トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)の感染性クローンを利用した接種法
要約 トマトの抵抗性検定などで利用可能な容易かつ確実な接種法として、トマト黄化葉巻ウイルスの感染性クローンを用いた接種法を開発した。 キーワード トマト黄化葉巻病、TYLCV、感染性クローン 背景・ねらい ...
トウモロコシ黒穂病の抵抗性を安定して検定できる病原菌の圃場接種法
要約 トウモロコシの4~6葉期に1個体当たり1.0×106細胞/mlの黒穂病菌培養懸濁液を葉身上部から1ml注入し、これを同一個体へ1週間以内に2回実施することにより、圃場で黒穂病は効率よく発病すると共に年次間...
ワタアブラムシにピリミカーブ抵抗性をもたらす突然変異の発見と検出法
要約 ワタアブラムシのアセチルコリンエステラーゼ遺伝子上に2カ所の点突然変異を発見した。一方はピリミカーブ剤抵抗性の主要因、他方は有機リン剤抵抗性の一要因であることが予想される。ピリミカーブ抵抗性...
要約 フタテンチビヨコバイは、イネの芽出し苗を用いて累代飼育が可能である。累代飼育虫を用いて、播種後6日目のトウモロコシ幼苗に成虫を放飼して草丈伸長量とワラビー萎縮症の病徴スコアを測定することによっ...
チャ系統「金谷13号」のクワシロカイガラムシ抵抗性機構とDNAマーカー
要約 「金谷13号」のクワシロカイガラムシ抵抗性は、幼虫生存率の低下や未産卵雌の生体重の低下として現れ、雌成虫の蔵卵数を低下させる。この抵抗性は「さやまかおり」と同じDNAマーカー(e-RAPD:MSRS8E)によ...
要約 チャ遺伝資源の主要なチャ品種・系統500種類の炭疸病抵抗性は、炭疸病拡大抵抗性検定法を用いて検定でき、中国変種の導入中国系統及びアッサム変種とそれらの交雑後代は炭疽病抵抗性が強い。 キーワード チ...
要約 分生子懸濁液(濃度107CFU/ml)にサトイモ多芽体苗の根を浸漬し、25~30℃で30日間栽培後に、芋の生育調査または切断して発病を調査することで、抵抗性が検定できる。 キーワード サトイモ、乾腐症、萎凋病、...
チューリップ条斑病発病株から特異的に検出されるウイルス様粒子とその血清学的診断法
要約 チューリップ条斑病発病株から、屈曲したひも状のウイルス様粒子が特異的に検出される。本粒子に対する抗血清を用いた血清学的診断法により、本病は診断できる。 キーワード チューリップ、条斑病、ウイルス...
東北地域におけるスルホニルウレア系除草剤抵抗性水田雑草の確認状況
要約 水田雑草のスルホニルウレア系除草剤抵抗性バイオタイプの確認事例は、2003年までに東北6県で514件に及び、イヌホタルイとアゼナ類では東北全県に及ぶ。抵抗性バイオタイプは4割以上の市町村で確認され、直...
ビワがんしゅ病(A系統菌)抵抗性の幼苗選抜を可能にするDNAマーカー
要約 ビワの枝、葉及び果実で発病し甚大な被害をもたらすがんしゅ病A系統菌に対する抵抗性と強く連鎖するDNAマーカーにより、抵抗性個体の幼苗選抜ができる。 キーワード ビワ 、ビワがんしゅ病、抵抗性、連鎖、D...
チューリップ条斑病発病株から特異的に検出されるウイルス様粒子とその血清学的診断法
要約 チューリップ条斑病発病株から、屈曲したひも状のウイルス様粒子が特異的に検出される。本粒子に対する抗血清を用いた血清学的診断法により、本病は診断できる。 キーワード チューリップ、条斑病、ウイルス...
アズキ近縁野生種Vigna hirtella に見出されたアズキうどんこ病抵抗性
要約 Vigna hirtella はを示す。本種は栽培アズキと交配可能で、F1 は本菌に対し抵抗性を示す。また、戻し交配第1 世代(BC1)では感受性反応とが1:1 背景・ねらい アズキうどんこ病は熱帯・亜熱帯地域における...
要約 てんさいの黒根病抵抗性を高い精度と再現性で検定できる圃場検定法を確立した。 最適検定条件は、灌水多湿土壌処理を根部肥大始め 2~3 週間後の 7 月初旬頃から開始し、処 理期間を 30~35 日間とするこ...
要約 誰でも容易に短期間で、アゼナ類・イヌホタルイ・コナギのスルホニルウレア抵抗性検定が可能な、簡易検定キット(発根法ITO(Instant Test in Office)キット)を開発した。 キーワード 水稲、雑草防除、スル...
要約 推定生涯産卵数を指標としたチャ主要品種のクワシロカイガラムシ抵抗性の評価において、「はつもみじ、みなみさやか、さやまかおり、うんかい、みねかおり」は、クワシロカイガラムシ抵抗性品種である。 キ...
要約 暖地では5月中旬に移植、7月上旬に紋枯病菌を接種し、8月下旬に発病度調査をすれば、省力的に紋枯病抵抗性がほ場検定できる。また、紋枯病抵抗性の指標品種としてWSS3等を利用して、抵抗性が判定できる。 キ...
要約 開花期の穂に注射接種しスプリンクラーで間断散水することによって、小麦赤か び病抵抗性を高い再現性で検定できる。 キーワード 小麦赤かび病、抵抗性検定、標準品種、コムギ 背景・ねらい 小麦赤かび病は...
要約 遊走子を接種源とした人為接種による、テンサイ黒根病抵抗性検定手法を開発した。本手法による発病の品種間差は、自然発病と同一であり、再現性および試験精度は高い。本手法は、播種後120日で抵抗性の検定...