摘要 大規模酪農家の実態調査を行った結果、搾乳能率は、搾乳ロボットを導入した農家と、パーラー搾乳施設を1つに集約した農家で高くなっていた。また、経営規模を問わず、長命連産性及び繁殖管理が重要視され...
摘要 牛の発情や分娩等の繁殖活動を検出するため、搾乳ロボット、搾乳装置、給餌ロボット等からの装置情報と牛生体情報データを取得し、各社共通の標準フォーマット案を作成した。 分娩前後の牛画像や膣温度...
データ駆動型ロボット生産システムによる原料畑作物精密管理の実現
摘要 ・ バレイショの土塊低減については、畦の改良と自動選別機の組合せにより、製品歩留まりが目標の3割を上回った。打撲低減についても地温の予測やその情報共有について順調に成果が得られた。 ・ テンサイ、...
摘要 リンゴの着色を気温から説明するモデルを作成し、将来の温暖化がリンゴ主力品種の着色に及ぼす影響を評価した。また施設ブドウでは開花期予測モデルを開発した。 これまで検出が困難であったモモ樹の水...
都市近郊における高鮮度・高品質野菜のジャストインタイム生産・流通システムの実現
摘要 ・ 畝立て同時2段局所施肥機を用いることによって、露地キャベツ栽培における畝立て時間を慣行に比べて25%削減できることを明らかにした。地力ムラに対する緑肥の生育応答としては、リン酸肥沃度ムラにはベ...
摘要 ・ 投下労働時間5割削減を実現する農作業体系の構築に貢献する技術開発を実施した。 ・ 営農管理システムのデータ交換に関する海外情勢等調査を開始した。ISOBUS活用を前提として、作業機とトラクタの通信...
摘要 ・ 企業と共同開発した農業用追従ロボットについて、主に果樹で実証試験を行い、歩行距離が約1割に低減する等の作業改善効果を明らかにし、令和3年9月にマーケティングモデルが発売された。国際競争力強化...
摘要 ・ 放射性セシウムの移行係数推定に使用可能な土壌特性として交換性Cs-137及び非交換性カリを特定した。また、非交換性カリ分析値と地質等の関係を機械学習し、6割(決定係数R2=0.61~0.69)の推定精度を得...
施設果菜類の雇用労力とロボットを作業主体とした大規模経営技術の開発・実証
摘要 施設夏秋キュウリにおいて、つる下ろし栽培と摘心栽培を比較し、生育や収量等を明らかにした。つる下ろし栽培の可販果収量は摘心栽培の約85%となったが、可販果率はつる下ろし栽培の方が高かった。ミスト...
稲作の大規模化・省力化に向けた農業用水利施設管理省力化ロボットの開発
摘要 水路の堆積物の実態や、土砂上げ作業時の作業能率を明らかにし、多面的機能支払い活動での土砂上げ作業の労働負担が増大している傾向を確認した。
摘要 特定復興再生拠点区域内の農地において、近接する農地におけるほ場間及びほ場内の水平分布ムラが明らかとなった。深度分布においては15cm以下の層にRCs濃度のピークがある地点が確認された。また、土壌中R...
摘要 曳航式ガンマ線計測装置及び水中テレビロボットカメラ等を用い、海底土中の放射性セシウムの局在的な分布を調査するとともに、経時的な変動を把握する。
搾乳ロボットを核とした省力型酪農システムの実証と利用技術開発
摘要 目的:ICTデータを指標とした効率的な飼養管理技術につながる評価手法を開発する。 成果:①PMRの粗濃比が55:45の場合に乳量と飼料摂取量が最も多くなる。乳量と最も相関の高い活動データは「摂食時間」で、乾...
摘要 【目的】米の需要が減少し作付けを抑制する中、水田を有効に活用し農家の所得を向上させるため、大豆の作付けを推進している。しかし、特に有機大豆において雑草害によりダイス収量が低迷している。そこで、...
搾乳ロボットを有効活用した乳用牛の高度飼養管理技術の開発 ①搾乳ロボットのモニタリング機能を活用した飼養管理技術の開発 ②搾乳ロボット導入農場における課題の検討および情報の収集・共有化
摘要 目的 搾乳ロボットのモニタリング機能で収集したデータと栄養状態及び健康状態のデータの関連性を分析することで、栄養管理指標及び健康状態の評価指標を作成する。 計画 ①搾乳ロボットのモニタリング昨日で...
AIを活用したスマート除草システムの開発 -AI自律型除草ロボットの除草効果と有機野菜栽培等への適用性の検証-
摘要 有機栽培等では、雑草防除対策に手取りなどの作業負担が重く、その取り組みの拡大が妨げられている。 そこで、農研機構農業機械研究部門が中心となってAIを活用した野菜用の自律型除草ロボットを開発...
摘要 搾乳ロボット牛群(23頭)を用い、新規に導入した搾乳ロボット(デラバル社、V300)でのPMR飼料構成の違いが、搾乳ロボットへの進入回数に及ぼす影響について検討した。飼料は、トウモロコシサイレージを主体...
摘要 梨なびアプリを使用した実証区は、使用化学合成農薬成分数が17成分(40%)削減できた。ロボット作業車による軽労化評価は、タイムスタディ調査により慣行では手押し台車を移動させる時間が収穫作業全体の...
5 家畜家禽の環境衛生技術の向上 (3) 日本型豚舎洗浄ロボットに関する研究 2) 日本型豚舎洗浄ロボットの 実証試験
摘要 日本の豚舎に適応した低コストの洗浄ロボットを開発するため、試作機の実証試験を行い、洗浄能力の評価や作業の省力化について比較調査する。 R4年度は、改良型の試作機について実証試験を行う。
Ⅶ 多様な担い手に対応するユニバーサル生産技術の開発 1 多様な担い手に対応するユニバーサル生産技術の開発
摘要 目的:(1)ユニバーサル型農業機械や省力的栽培体系の導入による高齢・女性農業者を支援する。(2)中小規模経営体における低コスト・軽労化農業機械の導入による省力化を推進する。(3)ロボット・新規開発資材等...