新特性シルク素材やシルクタンパク質等生体物質由来の新機能性素材の作出とその利用技術の開発
摘要 組換えカイコの実用化については、緑色蛍光シルクを生産する系統と非組換え系統の交雑当代を農家で飼育するための第一種使用規程承認申請を行い、大臣承認を得た。昨年度と同じ2 社が養蚕農家2 軒と契約して...
摘要 1. 木質バイオマスに活用可能な新規産業用酵素を見出すため、材食性昆虫の1種であるオオゴキブリの消化管から、新規なエンドグルカナーゼを単離することに成功した。精製物の活性を評価したところ、微生...
摘要 組換えタンパク質の発現量を上昇させる因子として、セリシン1遺伝子のコザック配列が有効であった。テトラサイクリン発現誘導の系をGAL4/UASの系と組み合わせて、組換えタンパク質の発現のオン・オフを可能...
ヒメミミズ等の発生分化およびカイコの生殖系列形成体等に関わる主要遺伝子の単離と遺伝子機能解析系の構築
摘要 16年度までに単離したヤマトヒメミミズの再生関連遺伝子(Ejrup1、Ejrup4、gs)とカブラハバチの生殖細胞形成関連遺伝子(mos)、及び17年度新たに単離した再生関連遺伝子(gcs1、vasa-like1-3)やカイコ生殖細胞...
生物多様性保全に配慮した里山林の評価手法と管理技術に関する調査
摘要 (目的)被害や撹乱を受けた里山地域の森林について,生物多様性に配慮した持続可能な森林経営に向けた生物指標を探索し,林分の管理技術を開発する。(研究の要約)ナラ類集団枯損被害は,平成元年以来,増...
ペプチド等化学物質の生理的役割に着目したバッタ等の体色制御機構および甲虫等の休眠・繁殖・耐寒性等の解明(A571)
摘要 ドウガネブイブイの幼虫休眠の内分泌支配を知るため、生理食塩水を休眠幼虫に投与したところ休眠覚醒が起こり、水分上昇が内分泌系に作用していることが示された。乾燥したネムリユスリカ幼虫は水に戻すと蘇...
セリシン蚕等の特異な繭糸質を有する蚕品種の育成および飼育技術の開発(C411)
摘要 極細繊度蚕やセリシン蚕品種とその効率的飼育法を開発するとともに、カイコ新品種素材の開発を目的とした。本年度はフラボノイドを分泌するセリシン蚕を育成し、抗酸化性や抗菌性、紫外線吸収性が高まること...
摘要 近年の消費者ニーズの多様化により新たな食材が求められている。また、桑椹(桑の実)を利用したいという業者も見受けられる。しかし、養蚕農家において桑は蚕飼育用に栽培されており桑椹の着生はごくわずか...
摘要 カイコの抗菌性蛋白質遺伝子の転写機構を調べるため、セクロピンBのゲノム遺伝子を単離し、主に5’上流の転写制御域と考えられる部分の塩基配列を決定した。カイコ品種は東海x朝日を用い、36万個のプラ...
病虫獣害の防除技術の開発-熱帯・亜熱帯林の発生生態調査(135)
摘要 マレーアオスジカミキリの被害実態をアルビジアおよびアカシアマンギウム造林地(インドネシア東ジャワ州および南スマトラ州)で調査し、被害は植栽後2・3年めから現れ、一度加害された木は連続して加害さ...