摘要 アフリカにおける食料と栄養の安全保障促進に資するため、アフリカの食料問題解決のためのイネ、畑作物等の安定生産技術の開発に係る課題については中長期計画において【重要度:高】と位置づけ、研究資源を...
2.熱帯等の不安定環境下における農作物等の生産性向上・安定生産技術の開発
摘要 陸稲品種NERICA1等の現地普及品種へ、窒素吸収促進遺伝子(qRL6.1)の交配での導入を進めた。NERICA1にqRL6.1を導入 した系統では、つくばの畑地条件で親品種と出穂日に大きな差はなく、地上部乾物重、穂の...
いもち病圃場抵抗性、縞葉枯病、ツマグロヨコバイ等を集積したコシヒカリ型品種の育成
摘要 陸稲「嘉平」のいもち病抵抗性遺伝子を導入したコシヒカリについて育種素材化を完了した。他のいもち病抵抗性遺伝子、耐虫生遺伝子についても育種素材化へ向け最終段階まで進めた。また、複数のいもち病抵抗...
摘要 目的:陸稲育種指定試験で育成した地方番号系統の採種を行い、奨励品種決定調査試験に供給する。 成果:陸稲育種指定試験において育成した地方番号系統の採種を行い、奨励品種決定調査試験に供試する種子を...
ゲノム育種によるイネいもち病抵抗性同質遺伝子系統の育成「嘉平」由来の抵抗性遺伝子を使った同質遺伝子系統の育成
摘要 組換え固定系統20系統を葉いもち特性検定に供試した結果qBFR4-1の物理的な位置はRM255とOSR15の間にあると推測された。また、同組換え固定系統について生産力検定試験等の調査を行ったところ、qBFR4-1の近傍...
摘要 移植後5月下旬までの気温は平年より低かったため初期生育は例年より遅れた。6月上旬以降は、一時低温となった時期もあったが、概ね平年より高い気温で推移したため、結果として出穂は平年並みになった。供...
摘要 陸稲の高度いもち病圃場抵抗性を水稲に導入し、いもち病の防除が不要となる水稲良食味系統の育成を進める。畑栽培用水稲「石岡系統」と水稲良食味品種との交雑を繰り返し、既存の水稲品種と比べていもち病に...
摘要 極早生から晩生までの陸稲および畑灌漑栽培用水稲の優良品種を育成する。特に「ゆめのはたもち」と同等以上の食味、耐干性を有した早生品種の育成を目的とし、極早生の糯系統「関東糯211、212、213、214号」...
摘要 直播栽培用品種を育成するため、出芽苗立ち性に優れた外国稲を選定した。Hei Chiao Chui Li Hsiang Keng、および、Heukgyeongは、畑圃場において陸稲および既存の外国稲に比べて、出芽苗立ち性に優れていた...
高度餅硬化性を有する陸稲「関東糯172号」の加工適性・品質特性の評価
摘要 「ゆめのはたもち」に短時間で硬化する「関東糯172号」を混合したところ、混合比率が高くなるにつれて餅生地が早く固まることが明らかになった。一方、「関東糯172号」に「マンゲツモチ」を計4回交雑し、高...
I-2麦類等畑作物の新品種の育成と選定(2)麦類及び畑作物の良質多収品種の選定(iii)陸稲の良質多収品種の選定
摘要 大麦縞萎縮病I型及びIII型ウイルス系統に抵抗性を備えた品種を選定する。また、ビール大麦、小麦、六条大麦の系統について、予備調査、本調査及び現地調査を実施し、奨励品種候補を選定する。陸稲については...
摘要 ・水稲育種事業の一環として、独立行政法人及び指定試験地で育成された新系統について育成地と異なった気象・土壌条件での確認を行い、新品種決定のための資料を提供する。また、本県内の普及時における指導...
摘要 育成系統の葉いもち及び穂いもち圃場抵抗性を明らかにする。葉いもちにいては210系統・品種、穂いもちについては、106系統・品種の発病程度を調査した。この結果、葉いもち抵抗性の「極強」は、和系45、中系...