摘要 イネ科のオーチャードグラスとマメ科のアルファルファおよびアカクローバとの混播における品種レベルでの混播適性の差異を検討した。混播でのアカクローバの維持には高永続性品種ホクセキがサッポロより優れ...
摘要 雄性不稔系統およびこれと高い組合せ能力を示すエリートクローンを新たに供試材料として加え、研究期間を延長してアルファルファの交配あるいは自殖後代における不定胚形成の遺伝性を調べた。供試した4クロ...
牧草類の組織培養による保存・増殖後の遺伝的変異の解明(81)
摘要 ハイブリッド品種育成に組織培養によりクローン増殖した雄性不稔系統を利用することを想定し、アルファルファを材料に雄性不稔系統の培養後の変異を研究期間を延長して調べる。5年度は、雄性不稔系統の1花...
摘要 酸性土壌におけるアルファルファの生育阻害要因は、主に土壌中に含まれるアルミニウムイオンによるとされており、本研究の目的は、細胞選抜法によりアルミニウム耐性育種素材を作出することである。4年度結...
摘要 アグロバクテリウム法や直接遺伝子導入法により各種有用遺伝子を導入したマメ科牧草育種素材を作出する。5年度はアルファルファ形質転換に必要なカナマイシン選抜濃度の検定及びアカクローバの胚軸由来カル...
摘要 葉腐病は多犯性で抵抗性品種の育成は極めて困難とされている。しかし、アルファルファでは同じく育成が困難とみられた、多犯性の菌核病や白絹病抵抗性系統が育成されている。これらの抵抗性選抜において特徴...
摘要 2系統のアルファルファ懸濁培養細胞(EU、KI)を用い実験を行った。アルミニウム含有培地への順化によりEUではアルミニウムストレスの細胞増殖抑制効果が小さくなり有機酸の分泌量は増加したが、KI...
摘要 交雑が困難な近縁野生種からシロクローバに優れた形質を導入するために組織培養法の適用を試みる。これまで、胚珠培養法によりアルファルファモザイクウイルス病抵抗性を持つクラクローバとシロクローバとの...
摘要 1次特性調査は早晩性及び形態的形質などについて1,651点、2次特性調査は不良環境耐性及び病害抵抗性を中心に1,293点、3次特性調査は収量とその関連形質について243点に対して行った。特に注...
摘要 耐倒伏性の向上に重点をおき、バーティシリウム萎ちょう病抵抗性、多収性、葉枯性病害抵抗性を育種目標とする育成系統「月系9~12・13・15~17・19号」の生産力検定試験の2年目の生育調査を行っ...
摘要 アルファルファに対する菌核病(ST)ならびに雪腐黒色小粒菌核病(TI)の被害解析を行った。萌芽は、TIを防除することにより良好となり、TIを接種することにより萌芽が少なくとも15日以上遅くなっ...
摘要 菌核病検定圃場(人工接種)跡地を用いて、播種期を3段階(9月12日、9月26日、10月9日)に変え、自然発病による系統間差異を比較した。枯死率は各品種・系統とも遅播きほど高く、10月9日播の系...
摘要 品種レベルの組み合わせによる混播適性について利用3年目の調査を行った。オーチャードグラスとアルファルファの組み合わせではアキミドリとナツワカバ、マキバミドリとタチワカバの組み合わせでマメ科率が...
摘要 アルファルファについて、低温ハードニングによって蓄積する遊離のプロリンの含有量を指標とした耐寒性育種法の開発を試みた。プロリンはハードニングによって特にクラウン(茎基部)の部位に蓄積し、植物体...
摘要 細胞選抜法により耐酸性アルファルファの育種素材を作出するため、当研究室育成の高再分化系を材料とし、0.3mMのアルミニウムを添加した培地で選抜・再分化させた植物の自殖後代の耐酸性を検定した。酸...
摘要 アグロバクテリウムを用いたマメ科牧草の形質転換法を確立し、各種有用遺伝子(除草剤耐性、耐病性=イネ・キチナーゼ遺伝子、等)を導入したマメ科牧草を作出する。初年度は、国産アルファルファ品種のなか...
摘要 アルファルファ懸濁培養細胞を用いてアルミニウム(Al)及びリン酸ストレスに対する細胞の応答を調べた。この結果、培養細胞は両方のストレスに応答してアルミニウムイオンに対してキレート能を持つクエン...
摘要 交雑が困難な近縁野生種からシロクローバに優れた形質を導入するために組織培養法の適用を試みる。3年までに、胚珠培養法によりアルファルファモザイクウイルス病抵抗性を持つクラクローバとシロクローバと...
摘要 菌核病に対する選抜集団SR系統2~6世代を材料に、育種過程における選抜世代と不定胚形成能の関連を調べた。植物体の活力の指標と考えられる植物やカルスの大きさは選抜第4世代まで低下した後、再び上昇...
摘要 品種レベルの組み合わせによる混播適性、利用2年目について検討した。アルファルファ(AL)とオーチャードグラス(OG)の組み合わせでは、ALがOGに優占し、年間のマメ科率は62~80%であった。...