摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
c.粗飼料自給率向上のための高TDN収量のトウモロコシ、牧草等の品種育成
摘要 耐湿性等とうもろこし系統の作出については、(1)高度耐湿性を有する近縁野生種のテオシントから耐湿性関連QTLを戻し交雑により第5世代まで選抜を進め、不定根形成能および幼植物の耐湿性が向上することを明...
摘要 品種育成場所における根釧地域向け品種の開発を支援するため、立地条件を活かし系統の現地選抜を行う。・ア)アルファルファ:「月系29号」および「月系31号」は耐倒伏性、そばかす病抵抗性に優れると考えら...
摘要 i)小葉型シロクローバ「北海1号」は耐寒性を重点に選抜した系統で、葉の大きさが安定して小さく混播適性にも優れる。18年度開始予定の系統適応性検定試験用の合成第2代種子が採種できた。ii)アカクローバで...
分子マーカーを利用した高度耐寒性・高生産性アルファルファの選抜(142)
摘要 耐凍性弱のMoapa69と耐凍性強のRamblerから養成した135個体からなるF2の分離集団を養成した。耐凍性最強と最弱のそれぞれ15個体を選び、マーカースクリーニングの材料とした。RAPD...
摘要 アルファルファはロシアからの材料を中心に42品種・系統の3年目の調査を行った。草型、生育パターン、花色において寒地向き品種の特性を示すものが多く、採草用としてよりも放牧用或いは耐寒性強化のため...
摘要 北海道東部の土壌凍結地帯におけるアルファルファの安定栽培のためには、従来より耐寒性の高い4型品種が求められている。しかし、4型品種は低収でそばかす病に弱いため、4型系統の収量性およびそばかす病...
分子マーカーを利用した高度耐寒性・高生産性アルファルファの選抜(141)
摘要 耐凍性・秋季休眠性に関連するDNAマーカーの候補として、品種内で同一パターンを示し、品種間で異なるプライマーをスクリーニングした結果、400プライマーのうち251プライマーで解析可能な多型を示...
摘要 フィンランドとスウェーデンで収集したアカクローバ24系統の3年目の特性調査を行った。系統・個体間差が極めて大きく、非開花型の系統も含まれていた。永続性が劣る系統が多かったが、うどんこ病抵抗性に...
分子マーカーを利用した高度耐寒性・高生産性アルファルファの選抜( 98 )
摘要 耐寒性が強のランブラー、中のヨーロッパ、弱のモアパの3品種からそれぞれ2栄養系を遺伝・マーカー解析用の材料として選択し、CTAB法によりDNAを抽出した。6栄養系、3制限酵素によるRFLP解析...
摘要 フィンランドとスウェーデンで収集したアカクローバ24系統の2年目の特性調査を行った。非開花型の系統が大半で、永続性が劣る系統が多かったが、個体間差がみられた。アルファルファはロシアの26系統、...
分子マーカーを利用した高度耐寒性・高生産性アルファルファの選抜
摘要 アルファルファの栽培安定のためにはより一層の耐寒性の強化が必要であるが、耐寒性に優れるものは秋季における茎葉の生産性が劣るという望ましくない負の相関がみられる。耐寒性に関連する分子マーカーをス...
アルファルファ育成系統の系統適応性検定試験および特性検定試験(190)
摘要 アルファルファ育成系統「月系1号」から「月系6号」の系統適応性検定試験と特性検定試験を北海道内5場所、本州の4場所にて行った。5年度は4年目で最終年度に当たる。6系統の中から「月系1号」と「月...
摘要 寒地・寒冷地に適する収量性、耐病性、耐寒性、永続性などに優れる品種を目標に育成を進めてきた。1983年には「キタワカバ」を育成、登録した。わが国寒地・寒冷地向き品種の第1号であり、「キタワカバ...
摘要 アルファルファについて、低温ハードニングによって蓄積する遊離のプロリンの含有量を指標とした耐寒性育種法の開発を試みた。プロリンはハードニングによって特にクラウン(茎基部)の部位に蓄積し、植物体...
摘要 アルファルファに対する菌核病(ST)ならびに雪腐黒色小粒菌核病(TI)の被害解析を行った。萌芽は、TIを防除することにより良好となり、TIを接種することにより萌芽が少なくとも15日以上遅くなっ...
アルファルファ育成系統の系統適応性検定試験および特性検定試験(207)
摘要 アルファルファの育成系統「月系1号」~「月系6号」の系統適応性検定試験の2年目の調査が、北海道内5場所で行われた。育成系統は全般に標準品種「キタワカバ」より多収であり、なかでも「月系1号」~「...
摘要 アルファルファについて耐寒性の異なる3品種由来のクロ-ンを供試し、温度・水分・光の3条件を組み合わせた7種のハ-ドニング試験を実施した。その結果、植物が獲得した耐凍性の程度は、温度条件では8℃...