摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
c.粗飼料自給率向上のための高TDN収量のとうもろこし、牧草等の品種育成
摘要 とうもろこしでは、1)耐湿性品種の育成に向けて、不定根形成能QTLを導入した系統について、かん水処理試験を2か所で行ない、開始時期が5~6葉期のときに比較的安定して耐湿性の系統間差異が見られるこ...
c.粗飼料自給率向上のための高TDN収量のとうもろこし、牧草等の品種育成
摘要 とうもろこしでは、1)耐湿性品種の開発に向けて、不定根形成能QTLを導入した準同質系統を用いたF1系統について、ほ場において12葉期から2週間のかん水を行い耐湿性を評価したが、非導入の系統を用いたF1系...
c.粗飼料自給率向上のための高TDN収量のトウモロコシ、牧草等の品種育成
摘要 耐湿性等とうもろこし系統の作出については、(1)高度耐湿性を有する近縁野生種のテオシントから耐湿性関連QTLを戻し交雑により第5世代まで選抜を進め、不定根形成能および幼植物の耐湿性が向上することを明...
摘要 品種育成場所における根釧地域向け品種の開発を支援するため、立地条件を活かし系統の現地選抜を行う。・ア)アルファルファ:「月系29号」および「月系31号」は耐倒伏性、そばかす病抵抗性に優れると考えら...
摘要 目的:民間育成系統および海外導入品種の適応性を明らかにし、北海道優良品種選定の資とする。方法:1)牧草類品種比較試験供試材料等 (1) 第5次アルファルファ(検定1系統・標準1品種、単播および混播、...
中国におけるダイズウイルス病の実態解明と遺伝資源の抵抗性評価(158)
摘要 中国吉林省での大豆ウイルス病の実態を明らかにするため,各地で採集したダイズのウイルス病様症状株をDot-ELISAにより検定した結果,ダイズモザイクウイルス(SMV),キュウリモザイクウイルス-ダイズ系(CMV...
摘要 北海道への適応性を向上させるため、越冬性および葉枯性病害抵抗性の改良が主な育種目標である。道東地域に対する適応性については根釧農試の協力によりそばかす病抵抗性の改良が進んでいる。耐倒伏性、再生...
摘要 レンゲの開花期の早い系統が、アルファルファタコゾウムシによる被害を回避する可能性について調査した。草地試・育種資源研で収集した系統のうち、開花期の早い8系統と市販1品種につてアルファルファタコ...
摘要 北海道東部の土壌凍結地帯におけるアルファルファの安定栽培のためには、従来より耐寒性の高い4型品種が求められている。しかし、4型品種は低収でそばかす病に弱いため、4型系統の収量性およびそばかす病...
摘要 そばかす病抵抗性基礎集団、バーティシリウム萎ちょう病抵抗性基礎集団ならびに多回刈適性基礎集団から個体選抜し、採種を行った。系統適応性検定試験の残存株からなる基礎集団ならびに耐倒伏性基礎集団のそ...
中国におけるダイズウイルス病の実態解明と遺伝資源の抵抗性評価(174)
摘要 中国吉林省各地で採集した大豆ウイルス病様症状株をELISA検定した結果、ダイズモザイクウイルス(SMV),キュウリモザイクウイルス(CMV),インゲンマメ南部モザイクウイルス,インゲンマメモザ...
摘要 フィンランドとスウェーデンで収集したアカクローバ24系統の3年目の特性調査を行った。系統・個体間差が極めて大きく、非開花型の系統も含まれていた。永続性が劣る系統が多かったが、うどんこ病抵抗性に...
摘要 レンゲのアルファルファタコゾウムシに対する抵抗性について検討した。育種資源研で収集した種子のうち秋・春の草勢、茎の色、開花時期などをもとに8系統を選んで鹿児島県病害虫防除所の網室で株栽培した。...
摘要 バーティシリウム萎ちょう病抵抗性基礎集団ならびに多回刈適性基礎集団からそれぞれ96、66個体選抜し、採種を行った。系統適応性検定試験の残存株からなる基礎集団ならびに耐倒伏性基礎集団のそれぞれ3...
摘要 バーティシリウム萎ちょう病抵抗性基礎集団から4年間の調査に基づき、春の草勢が良く、再生に優れ、葉枯性病害の少ない96個体を選抜した。系統適応性検定試験の残存株からなる基礎集団の2年目の調査を行...
摘要 多回刈り(4回刈り)条件下で保存栄養系、基礎集団を評価し、草勢、草丈、草型などを調査した。系統適応性検定試験終了後の株を北海道内4試験場から収集し基礎集団を養成した。そばかす病高度抵抗性(根釧...
摘要 アルファルファの重要病害である菌核病抵抗性品種育成のため、接種検定法の効率化を図った。圃場で5世代の人為接種選抜を行って得た各世代の系統を供試して、幼苗検定における最適な苗齢および育苗温度・日...
摘要 チモシーの4品種は最終年次である3年目の調査を行った。国内民間育成の2品種は耐倒伏性や初期生育に優れていたが、残りの2品種は耐病性に問題のあることが分かった。メドウフェスクの5品種も3年目の調...
摘要 葉腐病は多犯性で抵抗性品種の育成は極めて困難とされている。しかし、アルファルファでは同じく育成が困難とみられた、多犯性の菌核病や白絹病抵抗性系統が育成されている。これらの抵抗性選抜において特徴...