摘要 生育ステージ予測モデルは、出穂期の予測式の推定誤差が-1~+4日であった。標準的な穂肥施用をするための幼穂形成期の地上部窒素吸収量の適正範囲は4月20日移植で3.9~7.0kg/10aであった。全量基肥施用技...
バイテク技術等を利用した東京都産品種の育成~露地用イチゴ新品種の特性を活かした栽培管理技術の開発~
摘要 「東京特産野菜品種の育成(第2期)」のなかで露地栽培用イチゴについて、都内の主要品種「宝交早生」に代わる大果で食味の良いオリジナル品種「東京おひさまベリー」を育成し、品種登録をした。品種育成の...
普通作物の優良品種選定と原種生産 1 水稲品種の比較試験 (1)本調査
摘要 所内試験において、水稲粳品種「にじのきらめき」「中国226号」の栽培特性を把握した。「にじのきらめき」は多収で品質、食味が優れ継続検討。
摘要 大玉で食味、着色の優れた品種、また、気象変動にも対応できる品種等を開発する目的で、2組合せの交雑を行い、核を獲得した。 本年度結実した80個体について果実調査を行い、12個体を継続とした。
水稲・麦・大豆等普通作物の栽培に関する素材開発研究 1)稲の良質・良食味安定栽培技術開発
摘要 目的:移植栽培における多収性品種の適応性を検討する。 成果:「つきあかり」の収量確保には穂数の確保が重要であり、基肥増肥による分げつ確保が必要であると考えられた。また、安定多収を狙う場合、基肥...
水稲・麦類新品種育成に関する素材開発研究 1)水稲・麦類の環境ストレス耐性、良食味品種の育成と加工適性に優れた品種の育成
摘要 目的:耐冷性及び高温登熟性に優れた「あきたこまち」と同等熟期の良食味早生品種を育成する。また、DNAマーカー利用により水稲新品種を育成する。 成果:66系統を供試し、生産力、耐冷性、高温登熟性を評価...
野菜の栽培に関する素材開発研究 2)果菜類の安定生産技術及び低コスト・省力技術の確立 ア 果菜類の持続的安定生産技術の確立 (イ)促成イチゴの安定生産技術の開発
摘要 目的:長野県の気候に適する一季成り品種を選定する。蓄熱材「エネバンク」の省エネ効果と収量への影響を明らかにする。 成果:「恋みのり」は、対照の「章姫」より4日ほど開花が遅く、収量性は劣るがA品...
Ⅳ亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導 1野菜、果樹、花卉、切葉類の生産向上 (2)オクラの有望品種の特性把握
摘要 目的:小笠原では八丈在来種を自家採種したものが主に栽培されているが、他の販売品種と比較して収穫量が少ないことが明らかとなっている(五十嵐ら、2020)。本試験では大型の丸莢の特徴を持った市販品種と...
摘要 「ふさおとめ」並の大粒、良質で、極良食味な早生の有望系統を育成する。生産力検定では、食味が「ふさおとめ」並~やや良好で、いもち病抵抗性及び玄米外観品質に優れる「佐系1553」以下3系統を選抜し、...
摘要 4、5、6月植えの「粒すけ」をそれぞれ3時期で収穫し、理化学分析及び食味官能評価を行った。標準刈りの食味は4月及び6月植でやや優れたが、4月植の米飯のテクスチャーはやや優れたためと考えられた。...
摘要 極晩生で、病害及び倒伏に強く、多収で、中食、外食用への適性が高い良質良食味な有望系統を育成する。生産力検定では、縞葉枯病抵抗性を有し、良質、良食味な「佐系1541」以下6系統を選抜し、継続検討と...
摘要 市場出荷に対応できる日持ち性を有し、良食味、連続収穫性、うどんこ病抵抗性を備えた品種を育成することを目的に、令和2年作において5系統を2次選抜、3系統の特性調査を行った。令和3年作では2年度...
摘要 生莢出荷体系別に「おおまさりネオ」の洗浄後の乾燥方法や包装資材等による外観変化や食味成分の影響を調査した結果、当日収穫・当日出荷と夕方収穫・翌日出荷の出荷形態の違いによる子実内容成分の差はほ...
摘要 落花生の特産作物としてのブランド力及び生産性の向上を図るため、近年問題となっている白絹病及び茎腐病に強く、機械収穫に適し、収量及び食味に優れた品種を育成する。本年度は生産力検定予備試験により...
摘要 施設向け有望系統「千葉L1号」の品種登録出願を行った。他の一次選抜、二次選抜系統については大果・良食味であることを前提とし、露地栽培では耐寒性がある品種、施設栽培では早生~中生で高温障害に強...
摘要 大果で早生~中生の良食味品種を育成する。本年度は最終選抜系統「千葉K5号」、「千葉K7号」、「千葉K8号」、「千葉K9号」の特性及び現地における適応性を調査し、関係者からそれぞれの系統の評価を得た。...
摘要 (研)農研機構果樹茶業研究部門で交雑実生から選抜育成した「筑波59号」~「筑波64号」について、千葉県における地域適応性と品種としての実用性を明らかにするため生態調査及び品質調査を行った。その結果...
摘要 本県に適した完全甘ガキ品種の選定を目標とし、第8回系統適応性検定試験の2系統の調査を行った。「安芸津26号」は1果のみの収穫で、「安芸津27号」は発芽せず枯死した。検討会で「安芸津26号」は良食味...
摘要 本年の水稲の収量・外観品質はいずれの品種においても平年並みであった。幼穂形成期の茎数が確保できていない圃場の「コシヒカリ」は減収程度が大きく、移植直後の適切な栽培管理が重要であった。これらを...
ニホンナシ有望品種「甘太」、「はつまる」の高品質果実安定生産技術の確立
摘要 「はつまる」、「甘太」における、良食味で高品質な果実を安定して生産できる技術を開発し、栽培指標を確立する。