摘要 イタリア、トルクメニスタンなどから導入されたブドウ、国内で収集されたカキなど22品種を受け入れるとともに、平成11年度は、ブドウ702品種・系統、カキ563品種・系統およびマタタビ属植物40品種・系統を保...
摘要 サクラ属有用系統を保存し、遺伝資源としての活用を図る。現在、モモ500品種・系統、スモモ200品種・系統、ウメ・アンズ200品種系統を保存しており、引き続き保存を継続する。平成11年度はスモモ、アンズ...
摘要 平成11年度におけるナシ品種・系統の収集、受け入れはなかった。この結果、平成12年3月現在の保存数は栽培品種・系統283、野生種・系統206の計489である。内訳はマメナシ32系統、チュウゴク...
摘要 平成11年度のクリ属遺伝資源の受け入れはなかった。平成12年3月における保存点数はニホングリ157点、チュウゴクグリ栽培種および野生種31点、ヨーロッパグリ3点およびこれらの雑種を含むその他8...
摘要 日本国内及び海外の核果類野生種及び育成品種系統について調査収集を行い、遺伝資源の確保と育種への利用に資する。平成11年度はユスラウメを中心に、長野、京都等において探索を行い、約10系統を収集し...
摘要 国内及び国外における寒冷地果樹遺伝資源を収集し、育種素材として有効利用する。平成11年度の樹種別導入点数はリンゴ17点、セイヨウナシ1点、オウトウ4点、小果樹類36点である。導入形態は、小果樹...
摘要 平成11年度には果樹試験場育種部遺伝資源研究室から移管されたスリランカ産のスイートオレンジ、マンダリン等の17点の遺伝資源を受け入れた。現在、ウイルス無毒化を進めている。また、スペインにおいてカン...
摘要 スペイン国及び大韓民国の研究機関から常緑果樹遺伝資源の導入を行った。導入した常緑果樹遺伝資源は、カンキツ類 2点である。隔離検疫の必要なカンキツの穂木は、神戸植物防疫所伊川谷圃場及び果樹試験場の...
摘要 カンキツの交雑育種の効率化に資するため、分類区分の異なる7品種・系統(‘はやさき’、‘ヒュウガナツ’、‘A-255’、‘平紀州’、‘クレメンティン・ビタ’ 、‘リスボンレモン’、‘ハムリンオレンジ’)の総当たり交...
摘要 ニホンナシの重要病害であるナシ黒星病の抵抗性品種の育成を効率的に行うため、黒星病に対して抵抗性を示すセイヨウナシ、チュウゴクナシおよび巾着など由来の異なる抵抗性品種間で相互交雑を行い、獲得した...
摘要 クリ第6次選抜試験において肉質、食味が優れた優良系統として選抜された筑波36号、筑波37号、筑波38号および筑波39号の4系統についてその地域適応性を検定する。平成12年度は供試系統の穂木を配...
摘要 早生から晩生までの品質優良で病害抵抗性を有し、かつ自家和合性等の省力適性を備えた品種を育成する。12~15年度は第7次育種試験における未選抜の実生について評価、選抜し、一方で果実品質優良かつ自家和...
摘要 早生から晩生までの品質優良で栽培の容易なクリ品種を育成する。果実品質、特に肉質、食味が優れた品種、系統を交雑親に用い、目的とする形質を備えた優良系統を選抜する。本試験では特に肉質、食味などの果...
摘要 従来からクリの重要害虫であるクリシギゾウムシに対ては、収穫後の臭化メチル薫蒸による防除が広く実施されてきた。しかし臭化メチルはオゾン層破壊物質に指定され2005年に全廃することが決定されている...
ナシえそ斑点病抵抗性育種に関する研究-抵抗性の遺伝子型の解明(18)
摘要 ナシえそ斑点病ウイルスを保毒した場合にニホンナシ品種間で病徴が発現するものと発現しないものとがある。ナシえそ斑点病ウイルスに対する病徴非発現性は単一遺伝子に支配される劣性形質であることが知られ...
摘要 黒星病抵抗性であるセイヨウナシ、チュウゴクナシおよび「巾着」の抵抗性の遺伝解析集団を作出し抵抗性を検定した。その結果、いずれの集団も抵抗性と感受性が1:1に分離した。また、由来の異なる抵抗性の...
摘要 自家摘果性を有する系統等を用いた組合せ後代について自家摘果性個体の出現頻度の年次変動および自家摘果性の遺伝率について検討した。満開30日後における果そう内幼果数の4家系の平均値と平均親の年次変異...
果樹類の不稔性及び自家不和合性に関与する遺伝子の解析(22)
摘要 清見×興津41号の交雑実生を用いて、やく発育遺伝子とそれぞれ6.35cM、3.17cMで連鎖する2個のRAPDマーカーD00500、D671000が得られた。これらのマーカーはSTS化し、カンキツ連鎖地図へのマッピン...
摘要 日中種間雑種とニホングリおよびニホングリ同士の組合せ後代それぞれの果実重、比重の年次変異と双子果及び裂果の遺伝について検討した。年次変動は日中種間雑種を用いた組合せで小さかったのに対し、ニホン...
摘要 モモ新品種育成を効率的に進めるため、樹形や果実品質に関係する形質の遺伝様式の解明を進めている。平成12年度は、肉質の遺伝様式を明らかにするための硬肉×不溶質の交雑個体の自殖実生を獲得し、苗圃で...