摘要 リンゴの交雑育種においては、播種から開花・結実までに7~8年を要し、これが育種推進の障害のひとつとなっている。そこで、リンゴ花芽形成遺伝子の解析、単離並びにその操作によって、早期花成誘導技術の...
グルカナーゼ遺伝子導入によるリンゴの菌類病抵抗性育種素材の開発(107)
摘要 キチナーゼやグルカナーゼ等の溶菌酵素遺伝子を植物に導入することで、菌類病抵抗性が増強されることが知られているため、リンゴについてもこれらの遺伝子を導入し、新しい病害抵抗性素材の獲得を図る。8年...
グルカナーゼ遺伝子導入によるリンゴの菌類病抵抗性育種素材の開発(107)
摘要 リンゴの育種においては、これまで主として交雑育種法によって果実形質の改善と病害抵抗性を含む樹体形質の改善を図ってきた。病害抵抗性の強化に関しては、野性種からの抵抗性遺伝子の導入等によって数種の...
土壌環境による小麦の蛋白組成変動の解明と対策技術の開発(151)
摘要 北海道産小麦の品質向上を目的とし、窒素供給を中心とする蛋白含量制御技術の開発方向性を明らかにするため、チホクコムギの蛋白組成の変動特性を解析した。地力窒素の異なる黒色火山灰土、乾性火山灰土、重...
高加工適性有用遺伝資源の育種素材化並びに良質新品種の育成(45)
摘要 人工環境制御室で温度を変えて栽培した大豆の解析により、豆乳等の収斂性の不快味に強く関与する種子のイソフラボン含量を支配する主要因の一つが登熟期の温度であり、高温により著しく低下することを示した...
摘要 古米臭発生に関係するとされる脂質酸化酵素リポキシゲナーゼの含有量に変異のある水稲を選抜し,その特性を解明することを目的とする.前年までに開発した,モノクローナル抗体による酵素抗体検出法を利用し...