摘要 雄性不稔4系統と雄性不稔維持3系統の間で総当たり交配を行い、交雑後代の花粉稔性程度を圃場での観察により調査した。花粉稔性程度2(全く花粉粒が飛散しない)の割合が6割以上を示した組み合わせは4組...
摘要 耐雪・耐倒伏性早生系統の育成として、第4世代の32母系を供試し、葉身幅、稈径が平均値以上の18母系を選抜した。各母系内からは、出穂期が標準品種のワセアオバ並の55個体を選抜し、放任受粉後、個体...
牧草品種の種子生産性評価と高収要因の解明-イタリアンライグラス-(124)
摘要 市販用種子の増殖地(USA)における採種性に優れた品種を育成するため、種子生産性を日米で評価した。北陸農試での2倍体品種の2年間平均採種量は、ワセアオバが22.9kg/aと最高で、Surrey...
摘要 熱帯・亜熱帯島嶼部における固有の作物の生育阻害要因について発生要因等を解明し、被害軽減法の策定に資する。9年度は、フィリピンにおける水稲塩害の実態調査を行った。パナイ島北部のロハス市およびパナ...
スーパーノジュレーション大豆の不耕起狭畦栽培への適応性の解明
摘要 当研究室で育成したスーパーノジュレーション(根粒超着生)の大豆系統「En-b0-1-2」は、高い窒素固定能力と多収性を兼ね備えている。しかし、この系統は根の発達がやや劣るため、軽しょうな土壌や...
マメ科作物における窒素固定の宿主による制御機構の解明(135)
摘要 当研究室で育成した多収性の根粒超着生大豆新系統「En-b0-1-2」を用い、圃場試験による生育・収量の調査と水耕実験による生理的特性の解明を行った。畑と水田の2カ所で行った圃場試験において、「...
摘要 耐雪性早生系統の育成として、第4世代の65母系を供試し、出穂個体率の調査に基づき、出穂個体率が67%(全母系の平均値)以上の早生の32母系を選抜した。選抜母系の平均値は84%で、早生品種のワセ...
摘要 デンマーク、ドイツ、スイス、USA、英国から16点の遺伝資源を導入・増殖し、諸特性を評価した。根雪日数は54日で褐色雪腐病が発生し、耐雪性に品種間差異がみられ、2倍体品種では、Andrea(ド...
摘要 イタリアンライグラスの耐凍性に優れた育種素材を開発するために、耐雪性品種のワセアオバとミユキアオバを用い、幼苗時に-6度、16時間の一温度水準一定時間の凍結処理を2世代にわたって行った。どちら...
摘要 雄性不稔系統を育成するため、これまでに育成してきた雄性不稔4系統と維持系3系統との間で総当たり交配を行い、交雑後代の花粉稔性程度を調査した。不稔程度が6割以上を示した組み合わせは、MS-LxP...
摘要 イタリアンライグラスの品質改良にとって重要な乾物消化率の簡易評価法を確立するため、草地試験場で作成された近赤外分析用検量線の有用性を検討した。粗蛋白質、ADF(酸性デタージェント繊維)の評価は...
牧草品種の種子生産性評価と高収要因の解明-イタリアンライグラス-(105)
摘要 市販用種子の増殖地(USA)における採種性に優れた品種を育成するため、種子生産性を日米の5場所で評価した。2倍体品種の種子収量は、北陸農試ではワセアオバが最高で27.0kg/a、Surreyは...
ロールベールサイレージ向け耐倒伏性高品質イタリアンライグラス品種の育成(106)
摘要 ロールベールサイレージ適性に必要と考えられる早生、2倍体、耐倒伏性、多葉性、耐病性、耐雪性等の特性を持つ有望な遺伝資源を交配し、母材の作出を行った。保存遺伝資源の中から「ワセアオバ」を母本とし...
摘要 極長期利用型系統高系21号の第2次系統適応性検定試験における初年目の乾物収量は、14場所のうち11場所で標準品種のフタハル並かやや高かった。また本系統の新潟農試での耐雪性検定試験の結果は、根雪...
摘要 デンマーク、スペイン、モロッコ、韓国等から導入した、イタリアンライグラス15点と、ハイブリッドライグラス1点を増殖し、個体植えで諸特性を評価した。刈り取りは6月~8月に3回行なった。根雪日数は...
摘要 耐凍性に関与すると考えられるABA(アブシジン酸)について、ワセアオバ、PI176624を用い、ABA濃度の影響、ABA処理による耐凍性、乾物重、内生ABA含量の経時的変化をハードニング処理と...
摘要 雄性不稔系統を育成するため、雄性不稔個体とこれまでに育成してきた維持系10集団との交配を行ない、後代の花粉稔性程度を調査した。その結果、MS5、MS12、MS4を種子親として用いた場合に、それ...
摘要 水田転換畑等における輪作に適した耐雪性及び耐湿性を備えた長期利用型イタリアン品種の育成のため、1989年に7育種材料を交配した。その後、出穂期、草型等を指標として3世代の集団選抜、及び後代検定...
摘要 草地試験場で作成された近赤外分析用キャリブレーションの有用性について検討したところ、粗蛋白質、ADF(酸性デタージェント繊維)に関しては異なる番草間の差を評価できたが、OCW(細胞壁物質)、O...
牧草品種の種子生産性評価と高収要因の解明-イタリアンライグラス-
摘要 牧草採種性の良否は種子価格、ひいては育成品種の普及に影響を及ぼす。そこで、多収性や耐病性等の牧草利用上の優れた形質を持つとともに、採種性にも優れた品種を育成するため、種子生産性を日米の5場所で...