摘要 カキ品種「刀根早生」の果実果頂部に十字型の黒色え死を生じる果皮障害の原因を明らかにするため、果皮障害の接ぎ木伝染性、草本植物に対する伝染性および果皮障害発生樹を接ぎ木接種した樹におけるウイルス...
摘要 カキ品種‘刀根早生’に発生する「バッテン果」と呼ばれる果頂部に十字型の黒色え死を生ずる障害について、平成10年4月に‘富有’10年生樹6樹を供試し、その半数に果皮障害発生樹の穂木、残りの半数に正常樹の穂...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(190)
摘要 由来の異なるリンゴさび果ウイロイドの8分離株を、高接ぎ、または芽接ぎにより、‘王林’、‘スタ-キング・デリシャス’、‘印度’、‘ふじ’の4品種に接種し、果実に発現する病徴を少なくとも接種後2年目まで観...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(174)
摘要 リンゴ奇形果病の9分離株をそれぞれ、これまでに高接ぎ、あるいは芽接ぎにより接種したリンゴ数品種の病徴発現状況を、平成6年から10年度まで調査した。その結果、1.速い場合は接種翌々年に発病し、発...
摘要 安芸津支場の約300の品種・系統についてウイルス病様症状を調査した結果、‘絵御所’など5品種に葉のモザイク、奇形、黄化などがみられた。また、‘富有’に高接ぎしている交雑実生群のうち、77個体に新葉...
摘要 広島県産粗皮症の‘筑水’を芽接ぎしたナシ実生台上部に高接ぎした筑水原木に粗皮症状が発現し、本症状の接木伝搬性が確認された。次に、ナシ樹皮から二本鎖(ds)RNAを抽出し、5%ポリアクリルアミドゲ...
摘要 リンゴのゆず果病、さび果病、高接ぎ病等は接ぎ木によって伝染し、果実の商品価値を著しく低下させたり、樹を衰弱枯死させる病害である。これらの病原はウイロイド(ウイルス)であるが、これらの被害回避に...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(201)
摘要 輪状さび果病に罹病した‘印度’の1樹より分離された小球形ウイルス(ARRAV)は、ARRAV分離樹に高接ぎされ輪状さび果病特有の病徴を発現している‘旭’からは全く検出されなかった(ELISAによる...
摘要 昭和50年代前半に発生したニホンナシ粗皮病は、品種‘笹谷’でのみ発現が確認され、当時の主要栽培品種の多くでは非発現性であった。近年、消費の多様化ならびに新品種の育成が進行するにつれて、高接ぎ更新...
摘要 奇形果病、ゆず果病及び輪状さび果病の病原、ならびに高接ぎ病病原ウイルスの一つであるリンゴステムピッティングウイルスは未だ明確でない。そこで、これらの病害を中心として接ぎ木伝染性病害の病原を探索...
摘要 リンゴステムピッティングウイルス(ASPV)と思われるひも状ウイルスのリンゴ実生への戻し接種を,純化試料あるいは感染タバコ葉粗汁液による幼苗への摩擦接種ならびに感染タバコへの呼び接ぎにより試み...