土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 省化学資材・環境保全と生産性を両立させる栽培体系の開発に関しては、転炉スラグによる土壌pHの矯正は、複数年にわ たってトマト青枯病の被害を軽減させる効果があり、耐病性品種や耐病性台木への接木を併...
摘要 目的:イチゴの重要な土壌病害である萎黄病・炭疽病は、感染していても苗の状態では病徴が現れず、定植後に発症し枯死することもあり健全苗の生産が重要な予防策である。従来の生物検定法では、結果がでるま...
摘要 土壌中の窒素循環を担う脱窒菌および畑、転換畑、茶園の土壌微生物の群集構造を環境DNAを用いて解析するために、分子生物学的手法であるPCR-DGGE法を確立するとともに、原生動物の生態解析や作物生育促進物...
飼料及び堆肥に残留するホルモン型除草剤の簡易判定法と被害軽減対策の確立
摘要 現地で発生したミニトマトの異常生育(生長点の奇形、単為結果)の原因は、特定ロットの牛ふん堆肥に残留した除草剤クロピラリドによるものであると考えられた。ナス科、マメ科、キク科、セリ科に属する作物...
摘要 現地で発生したミニトマトの異常生育(生長点の奇形、単為結果)の原因は、特定ロットの牛ふん堆肥に残留した除草剤クロピラリドによるものであると考えられた。クロピラリドが残留している牛ふん堆肥を多施...
南米、アフリカ等の不良土壌における作物の適応機能の解明と栽培技術の開発
摘要 アフリカ稲の低リン酸耐性における遺伝的変異は大きく、特にIG10が低リン酸耐性に優れた品種である。イネにおいて、酸性土壌での生育阻害の主因であるアルミニウム(Al)過剰害は根表面のCaをAlが置換するこ...
摘要 ホウレンソウ根生育促進機能を持つ細菌を選抜するための生物検定法(無菌水耕栽培、幼植物段階)を確立した。その生物検定法を用いて約500菌株より蛍光性シュードモナス属細菌を数菌株得た。更に水耕栽培...
マメ科作物における窒素固定の宿主による制御機構の解明(81)
摘要 (1)大豆の根粒着生自己調節機構における制御物質の生物検定法を確立するため、この制御物質が含まれていると考えられる品種「エンレイ」の茎葉抽出液を、水耕栽培した根粒超多量着生系統の大豆「En65...
摘要 軟弱野菜の連作障害回避技術と夏期における生産安定対策技術の確立をめざし、作物生育促進型根圏細菌(PGPR)の検索のための、無菌幼植物を用いた水耕による簡易生物検定法を確立した。本生物検定法を用...
摘要 リンゴのゆず果病、さび果病、高接ぎ病等は接ぎ木によって伝染し、果実の商品価値を著しく低下させたり、樹を衰弱枯死させる病害である。これらの病原はウイロイド(ウイルス)であるが、これらの被害回避に...
摘要 軟弱野菜の連作障害回避技術と夏期における生産安定対策技術の確立をめざし、作物生育促進型根圏細菌(PGPR)の検索に着手するとともに、土壌微生物の呼吸活性に及ぼす有機物の種類の影響を調査した。P...
摘要 ゆず果病病原と推定される特異的なウイロイドを検出し、リンゴさび果ウイロイドと分子種が異なることを明らかにした(病原性確認中)。また、病徴との関連が不明な2種類のウイロイド様RNAを新たに検出し...