摘要 目的:近年、リンゴ「ふじ」において果実表面に網目状のさび症状を呈している果実(さび果)が多く見られ生産性の低下が懸念されるため、さび果発生と木材腐朽菌の関与を明らかにし発生要因を解明する。 成...
12.新鮮で安全な農畜産物を安定して提供するための技術開発、(3)湘南ゴールドの生産拡大・流通技術の開発
摘要 目的:湘南ゴールドの早期成園化、隔年結果性対策等に対する整枝剪定方法、果実管理方法、及び施肥管理方法等の高品質安定生産技術の確立を図る。加温ハウス栽培における湘南ゴールドの整枝剪定方法、果実管...
(4)果樹研究室、③果樹の高品質生産安定技術の確立、ア なし新品種「おりひめ」の栽培技術の確立
摘要 目的:収穫適期判定基準の作成及び果面保護技術、販売戦略に応じた着果管理技術、花芽着生技術、早期収量確保のための樹体管理技術を確立する。、成果:収穫時果実品質は、収穫始で地色3.0以上、収穫盛で地...
摘要 結実性・日持ち性が良い良食味完全甘ガキ品種の育成に関してはa) 良食味完全甘ガキ3系統「安芸津22号」、「安芸津24号」、「安芸津25号」の樹勢及び汚損果対策を検討し、「安芸津22号」の高接ぎ活着率は中間...
摘要 隔年結果対応技術として、先刈り処理により花芽着生が良くなり、短果枝・中果枝が増える傾向があり、みつ症果の発生を軽減する可能性が考えられた。花芽分化期は‘ふじ’、‘つがる’とほぼ同時期の7月中旬頃...
6 りんご優良品種の育成と導入品種の評価 4)国内・海外育成品種の評価 (3) もりのかがやき’の栽培特性
摘要 目的:果樹研究所で育成された新品種‘もりのかがやき’は、黄色で着色管理がいらない中生種で、大玉で食味が良く、青森県生産者の関心も高い。青森県における基本的な栽培特性を把握するとともに、栽培条件に...
本県育成リンゴ品種‘秋星’の栽培技術の確立、2)適正着果基準の策定、(1)中心果と側果の相違が果実品質に及ぼす影響
摘要 目的:中心果と側果の違いが果実品質に及ぼす影響を明らかにする。、成果:果実重は区間による差は認めらなかった。予備摘果時に側果を残すと、つるさび果の発生が多くなるため、中心果を残すことが適当であ...
摘要 目的:都育成の新品種‘東京紅’の栽培指針を確立し、普及を促進する。、成果:受粉樹混植で良く人工受粉は不要。比較的高品質で果重の重い果実を生産するには、30~59cmの母枝を残し、着蕾数が1~3の結果枝...
本県育成リンゴ品種‘秋星’の栽培技術の確立 2) 適正着果基準の策定 (1) 中心果と側果の相違が果実品質に及ぼす影響
摘要 目的:中心果と側果の違いが果実品質に及ぼす影響を明らかにする。成果:果実重は区間による差は認めらなかった。予備摘果時に側果を残すと、つるさび果の発生が多くなるため、中心果を残すことが適当である...
摘要 目的:リンゴさび果病ウイロイドを簡易・迅速に診断する方法として、ICAN法による検出キットについて、苗木生産時の使用を想定し、現地苗木生産ほ場において実用性を検討する。 成果:51サンプル中1サンプル...
摘要 目的:リンゴさび果病ウイロイドを簡易・迅速に診断する方法として、ICAN法による検出キットについて、苗木生産時の使用を想定した検定を行い実用性を検討する。 成果:リンゴゆず果ウイロイドとの複合感染...
3 栽培技術開発の基礎試験 (3) 気象変動に対応できる栽培技術の確立 6)‘つがる’に多発したサビ果及び裂果の要因解明
摘要 目的:本年、‘つがる’の果実にサビが多発し、サビ部分が裂開したものがみられたので、発生要因を推定する。成果:果面サビは幼果期の多湿・強い雨、品種特性などの重なった要因で発生し、裂果は6月の少雨に...
主要果樹の高品質、高生産性栽培技術 3.長野県オリジナル品種の高品質果実生産
摘要 本県オリジナルのモモ新品種なつき、なつっこ及びネクタリン新品種サマークリスタルについて、高品質果実生産技術を組み立てる。 ・なつっこでは1重袋で糖度はわずかに低下するがさび果が軽減された。 ...
主要果樹の高品質、高生産性栽培技術 3.長野県オリジナル品種の高品質果実生産
摘要 本県オリジナルのモモ新品種なつき、なつっこ及びネクタリン新品種サマークリスタルについて、高品質果実生産技術を組み立てる。 「なつっこ」は、1重袋では糖度はやや低下するものの、サビ果の軽減がで...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(184)
摘要 平成7年から12年までの6カ年間、リンゴさび果病、リンゴゆず果病、高接病等の病原ウイロイド・ウイルスの遺伝子構造を解明し、全系統を検出できる遺伝子診断法の開発を試みた。リンゴさび果ウイロイド5...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(183)
摘要 輪状さび果病の1分離株から分離された小球形ウイルスは,本病病原ではないことが判明し、新種のApple latent spherical virus として報告した。リンゴモザイクウイルスのリンゴ樹体内での移行は遅く、顕著...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(190)
摘要 由来の異なるリンゴさび果ウイロイドの8分離株を、高接ぎ、または芽接ぎにより、‘王林’、‘スタ-キング・デリシャス’、‘印度’、‘ふじ’の4品種に接種し、果実に発現する病徴を少なくとも接種後2年目まで観...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(181)
摘要 ゆず果病罹病リンゴ樹より特異的に検出されるウイロイド(AFCaVd)のリンゴ樹への病原性が確認され、本ウイロイドがゆず果病病原であることが明らかとなった。すなわち、AFCaVd単独感染実生(純...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(185)
摘要 輪状さび果病の病原はリンゴクロロティックリーフスポットウイルス(ACLSV)の1系統であるとする報告があるので、我が国で採集された輪状さび果病9分離株についてACLSVの保毒状況をELISAで...
摘要 リンゴのゆず果病、さび果病、高接ぎ病等は接ぎ木によって伝染し、果実の商品価値を著しく低下させたり、樹を衰弱枯死させる病害である。これらの病原はウイロイド(ウイルス)であるが、これらの被害回避に...