摘要 目的:露地圃場における枠板式高畝栽培の収量性を検討する。 成果:2年株の面積当たりの収量は高畝・畝幅1.5m区、高畝・畝幅2m区、平畝・畝幅1.5m区の順で高く、高畝・畝幅1.5m区では1.9t/10aに達した。
摘要 目的:排水不良圃場ならびに土壌病害発生圃場において枠板式高畝栽培による安定生産が可能か検討する。 成果:排水不良圃場での2年株の生育は高畝区が平畝区に比べ茎径5㎜以上の茎数、草丈及び最大茎径が有...
摘要 目的:パイプハウスを用いた枠板式高畝栽培システムを導入した場合の収量性を慣行栽培と比較し評価する。5年株の栽培特性及び品種特性データを得る。 成果:試験場内ハウスにて枠板式高畝栽培の5年株の生...
摘要 目的改植時に既存株を掘り取らず客土で埋没させ、新たな株を定植する改植法(既存株埋没改植法)としての枠板式高畝栽培の有効性を検討する。併せて枠板式高畝栽培における多収品種を選定する。 成果:令和...
摘要 目的:モモ台木の「ひだ国府紅しだれ」は、凍害防止に有効なだけでなく、樹高が低く抑えられる特性を持つ。そこで、軽労化(年労働時間約10%減)を目的として、「ひだ国府紅しだれ」台木を用いたモモの低樹...
摘要 ビワ白紋羽病発病圃場における防除法を確立するため、汚発病圃場において消毒を行ったところ、白紋羽病菌に対する還元消毒の効果はあるが傾斜地においてムラが出やすいこと、高温水処理の消毒効果が高いこ...
アスパラガス生産に働き方改革を!改植技術「枠板式高畝栽培」を基盤とした省力安定栽培システムの開発 1) 枠板式高畝栽培システムの産地導入に向けた栽培管理技術の開発
摘要 目的:研機構西日本農業研究センターと共同提案した片屋根新型ハウスにおけるアスパラガスの品種特性を評価するとともに、枠板式高畝栽培での栽培管理をより合理的に運用する方法を検討し多収化技術を開発す...
アスパラガス生産に働き方改革を!改植技術「枠板式高畝栽培」を基盤とした省力安定栽培システムの開発
摘要 省力的かつ安定生産可能な経営を実現するため、気象条件が異なる主要産地において、雨除けおよび露地条件で「枠板式高畝栽培」を実施し多収品種を選定するとともに「自動収穫ロボット」等を活用したアスパラ...
園芸作物の生産性向上技術開発~ ナシ樹体ジョイント仕立ての検証による東京型改植モデルの確立 ~
摘要 ナシは、都内の主力生産品目であり、「多摩川梨」、「多摩湖梨」としてブランド化し、 贈答、直売、ナシ狩り用など、多様な販売形態に対応している特産品である。しかし、近 年、高樹齢化や土壌伝染性病害に...
摘要 盛土に隣接圃場の新土を客土して苗木を定植した区では、定植2年目以降は無客土区より幹周が太く、葉数が多くなる傾向がみられた。また、バーク堆肥、赤玉土、赤土を均等に混合して客土として用いた区、赤...
摘要 所内圃場及び現地の29カ所について12月末~3月上旬にかけて10分間隔で気温の測定を行い、うち19カ所では果実の寒害調査を実施した。最低気温は0.2~-4.7℃と圃場による差が大きく、地形、傾斜角度、標高が...
摘要 主要品種「大房」の幼果の発育ステージと寒害の発生の関係についてインキュベータ及び野外での試験により調査したところ、野外では放射冷却により幼果温度が気温より低く推移し、寒害が発生するとされる温...
摘要 ナシ等果樹の新植及び改植を始めるにあたって、防鳥施設、誘引棚の設置など初期投資額が高く、新規就農や規模拡大、改植の壁となっている。そこで、より低コストで、機械化に対応した果樹栽培施設を考案し...
4生育診断・予測技術の確立 (4)なしにおけるいや地リスク軽減技術の開発
摘要 目的:いや地リスク診断技術を確立するとともに、その軽減技術を開発し、現地における改植推進の資とする。 成果:なしにおけるいや地原因物質が蓄積しやすい場所が明らかとなり、その場所の土壌を用いた根...
摘要 目的:改植後の若木(1~2年生)の枯死率低下と生育促進が可能となる根域管理技術を開発する。また、枯死時の収量低下リスクが低く、わかりやすく簡便な植栽方法を開発する。 成果:高温水処理により定植1...
摘要 【目的】果樹の生産現場では、労働力の確保が困難となる中、新植・改植による労働生産性の高い省力樹形への更新が必要となっているが、幼木期の枯死や苗木の供給不足がボトルネックとなり樹形更新が進んでい...
地域園芸産地技術開発・支援事業 Ⅱ アスパラガス産地拡充のための技術開発 2 露地長期どり栽培におけるアスパラガスの品種選定 (2) 5年間の重量、本数
摘要 目的:全期立茎によるアスパラガスの露地長期どり栽培において、慣行品種より収量性の高い品種の検討を行い、新植、改植に当たっての品種選定の資とする。 成果:5年間の商品重量は、「ゼンユウガリバー」が...
地域園芸産地技術開発・支援事業 Ⅱ アスパラガス産地拡充のための技術開発 2 露地長期どり栽培におけるアスパラガスの品種選定 (1) 生育及び収量
摘要 目的:全期立茎によるアスパラガスの露地長期どり栽培において、慣行品種より収量性の高い品種の検討を行い、新植、改植に当たっての品種選定の資とする。 成果:商品重量及び商品本数ともに、「ゼンユウガ...
コーヒー粕を利用した果樹栽培における土壌改良方法及びマルチングによる雑草等抑制効果の検討
摘要 目的: 動植物性残渣のコーヒー粕を用いて,モモ,イチジクの改植において問題となっている連作障害症状抑制のための土壌改良方法を検討する。また,モモ,リンゴ樹冠下にマルチングすることにより,雑草...
摘要 県内ナシ産地では、髙樹齢化による樹勢低下から、計画的・戦略的な改植への取り組みを進める必要がある。直線的で簡易な新しい整枝により作業体系を再構築し、省力化を図る。