摘要 モモについては、施肥量を減らしても、土壌の化学性、樹体生育や果実品質及び病害発生率に顕著な差は認められなかった。リンゴについては、肥効調節型肥料を時期別に施肥したが、果実品質は処理間に差はな...
気候変動の影響評価と適応のための果樹栽培技術の確立 1)気候変動による生理障害との関係解明 2)気候変動に適応した技術の開発
摘要 ① 農地環境推定システムの設置及び気象データ収集、生理障害や生態と気象との関連性分析 県内に4か所農地環境推定システムを設置し、ヘベす等の適地判定及び日焼け果発生に関する気温、日射データを収...
摘要 ももの温暖化に対応した栽培技術として、多主枝形仕立てと立枯れが少ない台木を組み合わせた立枯れ防止技術及び気象変動に左右されにくい高品質安定生産技術について検討する。
早期成園化が可能な樹形によるナシ、ブドウ、モモの省力・高品質安定生産技術の実証
摘要 ナシジョイントV字樹形は定植3年目で成園並みの収量が得られ、前年比で約2.4~4倍に増加した。定植時の苗の樹齢によって新梢長や花芽着生率等の樹体生育に差がみられた。モモのジョイントV字樹形において...
コンソーシアム:果樹等の幼木期における安定生産技術の開発 2 凍害の発生要因の解明と対策技術の開発 2-1 モモ凍害の発生要因の解明と対策技術の開発
摘要 目的:幼木期での発生が多いモモの凍害は、土壌の排水不良や窒素施肥管理が原因と示唆されていることから、適切な指標に基づいた土壌改良や施肥管理により、凍害の発生を軽減させる技術を開発する。 成果:①...
コーヒー粕を利用した果樹栽培における土壌改良方法及びマルチングによる雑草等抑制効果の検討
摘要 目的: 動植物性残渣のコーヒー粕を用いて,モモ,イチジクの改植において問題となっている連作障害症状抑制のための土壌改良方法を検討する。また,モモ,リンゴ樹冠下にマルチングすることにより,雑草...
摘要 目的: 県内園芸生産者が多様な需要に対応する商品生産を行うための技術情報を,速やかに開発・発信する。 得られた成果: ・タマネギ初冬どり栽培技術体系を報告した。 ・キュウリの摘心栽培とつる下ろし...
摘要 リンゴの着色を気温から説明するモデルを作成し、将来の温暖化がリンゴ主力品種の着色に及ぼす影響を評価した。また施設ブドウでは開花期予測モデルを開発した。 これまで検出が困難であったモモ樹の水...
摘要 目的:高齢化や気象災害で低迷する果樹産地の再生を図るために、生産者の所得向上に寄与する新品種の開発や優良品種・系統を選抜する。 成果:①果皮色が赤のリンゴを得るため、744個体をDNAマーカー選抜に供...
温暖化に対応した果樹の生育予測技術及び生育障害対策技術の確立
摘要 現行の果樹生育予測システムについて、モモ、ナシ、リンゴの発芽日、開花日、満開日の予測値と実測値との誤差を検証したところ、誤差はやや大きくなっているものの実用的なレベルと考えられた【参考成果22...
摘要 ナシのジョイント栽培と新一文字栽培は、慣行栽培に比較して早期に多収量が得られた。定植12年後の10a当たりの収量は、「幸水」が約4,200kg、「あきづき」が約7,200kgと多く、定植後10年を経過しても慣行...
新潟産果実のブランド化と産地活性化のための新品種・新技術開発
摘要 目的:ブランド力のさらなる向上に寄与できる安定生産技術開発や、農業者の新たなチャレンジを喚起できる新技術を開発する。 成果:シャインマスカットの樹間1.5mの密植栽培で副穂利用、房先3節摘心及びメ...
中山間地農業の活性化に向けた多様な地域特産品目の生産技術の確立
摘要 目的:中山間地域における経営体の所得確保のため、既存品目の安定生産技術、特産野菜や薬用作物等の新規品目の生産技術、及びIoTやAIなどを使った技術を開発する。 成果:特産品目のカグラナンバンでは、青...
ハナモモの株枯れ対策技術の開発とドウダンツツジの苗増殖・育苗技術の確立
摘要 目的:ハナモモの株枯れ対策技術の開発とドウダンツツジの苗増殖及び育苗方法について検討する。 結果:ドウダンツツジの発芽条件等について明らかになった。ハナモモの株枯れ対策技術の一つとして台木につ...
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (1) 果実品質に優れる品種の育成
摘要 4組合せの交雑を実施し、核を獲得した。令和2年度交雑実生は緑枝接ぎ後、109個体を定植した。 実生の選抜では145個体について果実調査を行ない、25個体を継続とした。一次選抜系統「モモ山梨21号」を二...
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (2) 省力栽培可能な品種の育成
摘要 6組合せの交雑を実施し、核を獲得した。令和2年度交雑実生は緑枝接ぎ後、57個体を定植した。 実生の選抜では結実した146個体について果実調査を実施し、32個体を継続とした。 軟化させた「甲斐トウ果1...
摘要 農研機構果樹研で育成されたモモ第10回系統適応性検定試験供試7系統と対照3品種について、系適試験調査方法に基づき調査した。本年は定植2年目であり、花芽の着き方や葉の形状について調査した。
モモ優良品種選抜と栽培技術の確立 1 モモ優良品種の特性調査と栽培技術の確立(第6次)
摘要 県内外から導入したモモ5品種について生育特性と果実品質を調査した。次年度も引き続き検討品種について調査を行う。 慣行加温体系における「さくひめ」の7年生の特性を調査し、慣行加温体系における特...
摘要 ブドウではフルメット液剤の果粒肥大促進効果、フラスター液剤の果粒肥大促進効果、アブシジン酸の着色促進と汚染程度の確認等について検討を行った。 核果類では新規化合物によるオウトウ、モモの摘果...