摘要 苗木定植時における新たに考案した盛土式客土法を開発する。盛り土に用いる土(連作土、客土)が生育に及ぼす影響を調査した。定植した樹の生育は、盛り土に客土を用いた客土区が無客土区よりも葉数が多く...
生育予測に基づく「びわほなみ」の省力・多収・高品質栽培技術の確立
摘要 目的:「びわほなみ」の後期重点施肥技術をさらに改良し、基肥や実肥の散布を削減して穂肥に集中させ、ブロードキャスタを活用した省力化施肥技術を確立する。また、最適な時期(茎立期)に施用できるように...
摘要 なつたより」などを用いて、誘引や剪定などの実施時期等の見直しを行い、省力的な栽培技術を開発する。また、平成28年に発生した「渋み果」の原因の究明と対策技術を確立する。
摘要 露地栽培ビワの生産上の課題である果実腐敗対策のため、腐敗に関わる樹体条件の解明や栽培環境改善など耕種的防除技術を機軸とした腐れにくいビワ栽培技術を開発する。
摘要 イチジクは早期成園化でき収益性が高いため、全国的に栽培面積が増加している樹種である。その栽培において最も深刻な問題は株枯病である。抵抗性台木の普及も進んでいるが罹病性のため最終的に枯死に到る。...
センシング技術の活用による大豆・小麦の高位安定生産技術の開発
摘要 目的:大豆では早播栽培に適した品種選定や乾湿を最適化するためのほ場の排水性等の改善、麦類では収量性の高い品種等の導入に向けた生産技術の開発を行う。同時に気象データや土壌水分等のセンシングデータ...
摘要 目的:主食用米の需要の変化に応じた生産、麦・大豆の本作化、非主食用米等の組み合わせによって農地の生産力を最大限に引き出し、コロナ禍を乗り越える力強い水田農業を実現する。 成果:水稲新系統「滋賀8...
摘要 施設向け有望系統「千葉L1号」の品種登録出願を行った。他の一次選抜、二次選抜系統については大果・良食味であることを前提とし、露地栽培では耐寒性がある品種、施設栽培では早生~中生で高温障害に強...
摘要 低樹高・耐強風樹形として斜立主枝(主幹)形の樹の育成方法を確立するため、2本主枝Y字形の若木における育成方法を検討した。主枝候補枝を支柱で上方へ誘引し、それ以外の枝を下方へ誘引した区は、主枝...
摘要 早期成園化のための大苗の育成技術を開発するため、育成に適したポットの大きさや施肥量を検討した。3年生苗木の育成において、30cmポット及び40cmポットを用いた苗木は18cmポットより葉数、枝数が多くな...
摘要 ビワの強風による倒木や潮風害により樹勢が低下した樹の回復技術を検討した。透明マルチ被覆により、春枝の伸長や秋冬季の葉枚数増加など、樹体生育の改善効果がみられることが明らかとなった。
摘要 現地ビワ圃場土壌に非病原性菌資材を混和し、土壌の白紋羽病抑止性程度を評価し、資材混和により抑止性が向上することを明らかにした。また、ポット試験により、非病原性菌資材と化学薬剤の併用効果を検証...
摘要 ビワ白紋羽病発病圃場における防除法を確立するため、使用可能な薬剤の適用拡大及び耕種的防除法の確立を目指す。前年に消毒後苗木を定植した圃場において、発病調査及び白紋羽病菌の検出を行ったところ、...
摘要 目的:天草地域特産果樹(カンキツ、ビワ)の主要品種の基礎データの収集を行い、生産対策に生かす。また、ヒリュウ台「河内晩柑」の実態特性の把握と肥培方法を確立する。
摘要 低樹高栽培を目的とし、本年は樹の定植及び育成を行った。樹の生育ではマルチ展張及び液肥施用で生育が無処理より良好であり、早期成木化に有効と考えられた。また、若木の主幹を半分切断し樹を傾斜させて...
摘要 強風に強い低樹高・二本主枝栽培の早期成園化を目的とした大苗の育成技術を開発する。ポットの大きさが苗木の生育に及ぼす影響について、植え付け3か月後時点では40cmポットは30cm及び18cmポットと比較し...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [4] 果樹の高品質・安定生産技術の確立 5 ビワ産地の早期復旧・復興を可能にする栽培技術の開発 (1)強風害、潮風害からの樹勢回復方法の検証
摘要 露地の5年生「田中」を人為的に倒伏させ、6日後及び10日後に樹を起こしたところ、ともに倒伏99日時点で葉数が1~2割程度減少した。また、倒伏前の樹勢が強かった樹は葉数の減少割合が比較的大きかった...
摘要 主要品種「大房」の幼果の発育ステージと寒害の発生の関係についてインキュベータ及び野外での試験により調査したところ、野外では放射冷却により幼果温度が気温より低く推移し、寒害が発生するとされる温...
摘要 ビワ白紋羽病発病圃場における防除法を確立するため、汚発病圃場において消毒を行ったところ、白紋羽病菌に対する還元消毒の効果はあるが傾斜地においてムラが出やすいこと、高温水処理の消毒効果が高いこ...
摘要 盛土に隣接圃場の新土を客土して苗木を定植した区では、定植2年目以降は無客土区より幹周が太く、葉数が多くなる傾向がみられた。また、バーク堆肥、赤玉土、赤土を均等に混合して客土として用いた区、赤...