摘要 大豆の無中耕・無培土を前提とした不耕起栽培では雑草の制御が問題となるため、除草剤抵抗性系統や早期に畦間を被覆する狭畦栽培を利用した省力的な除草法を検討し、大豆の不耕起・無中耕・無培土栽培技術体...
摘要 甘しょの表面硬化畦の収量は、慣行露地畦の10%増を示し、表面硬化畦は表面がなめらかで土壌処理型の除草剤が均一に付着しやすい効果が高まり、表層土壌が流され難いため、埋土種子が表層に出てこられない...
土壌処理型除草剤の吸収機構の解明および合理的吸脱着制御技術の開発(178)
摘要 水稲用アミド系除草剤メフェナセットの土壌溶液中濃度は、土壌中有機物含量だけをパラメーターとして推定できるという従来の理論が成立しない可能性、すなわち本剤の土壌溶液中濃度推定のためには、さらに水...
摘要 谷和原水田圃場試験における試験から、3種アミド系除草剤(プレチラクロール、メフェナセット、テニルクロール)の残効期間は、処理時期・薬量を変えても、田面水中薬剤消長と雑草の薬剤感受性値から推測で...
摘要 谷和原水田圃場における試験から、3種アミド系除草剤(プレチラクロール、メフェナセット、テニルクロール)の残効性については、それらの田面水および土壌溶液(表層0-1cm)中の消長と一年生水田雑草...
摘要 雑草の発生後に処理する茎葉処理除草剤では、水稲の雑草制御での一層の省力化や環境への負荷軽減が期待できる。一方、ビスピリバックなどの茎葉処理除草剤は土壌処理剤に比べて日本型水稲品種に強い薬害を示...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(124)
摘要 寒冷地の水田では雑草の発生が不斉一であるため除草剤の使用回数、使用量が多く、山間地の水田ではさらに多い。土壌処理剤は雑草の発生が不斉一の場合30~40日間の残効性または体系処理が求められる。こ...
摘要 近年、九州北部の水田裏作麦圃で発生が増加しているカズノコグサの生態的特性をスズメノテッポウとの対比において解明する。6年度は土壌処理除草剤の効果の変動要因と考えられる発生深度について、温度およ...
摘要 "土壌処理農薬の根こぶ病菌に対する効果を指標として農薬の動態を検討することを目的に、根毛感染の検定法を確立した。また、この方法を用いて農薬の動態と土壌条件との関係を明らかにした。今後、各種農薬...
摘要 水稲の湛水条播を播種深さ及び密度を均一に保ちつつ、70a/h以上の作業能率で行うことのできる乗用型散播機を開発することを目標に研究を進め、試作1号機の繰出・搬送精度試験及び土壌処理部の機能確認...
摘要 水稲の湛水条播を播種深さ及び密度を均一に保ちつつ、30a/h以上の作業能率で行うことのできる乗用型条播機を開発することを目標に研究を進め、試作1号機について繰出精度試験及び播種試験を実施し、試...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発
摘要 寒冷地の水田強害雑草としてはタイヌビエ、オモダカ、シズイ、クログワイ、エゾノサヤヌカグサなどがあり、その発生が不斉一であるため、除草剤の使用回数、使用量も他の地域より多い。ことに、山間地の水田...
摘要 土壌処理型除草剤が有する雑草の出芽抑制活性の効果発現機構を明らかにすることを目的として、水田および畑圃場における土壌溶液を中心とした薬剤の土壌中挙動を土壌採取方法および簡易定量法の開発とともに...
摘要 機械化研究室で試作開発中の湛水耕耘同時直播機を中心にして水稲直播技術を開発する。供試した品種はヒノヒカリで、種子は塩水選、5℃・6日間の浸種後、1日陰干しして乾籾質量の2倍重の酸素発生剤でコー...
水田強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発-ショクヨウガヤツリ、ナガボノウルシ、ヒエ類、キンポウゲ属等(168)
摘要 トゲミノキツネノボタンとイボミキンポウゲは土壌への痩果混入5年目でも水稲単作(常時湛水)、水稲-小麦、大豆-小麦の各作付体系下において痩果の生存及び出芽がみられ、完全防除には5年以上の期間が必...
摘要 近年、九州北部の水田裏作麦圃で発生が増加しているカズノコグサの生態的特性をスズメノテッポウとの対比において解明する。土壌処理剤の殺草効果の変動要因と考えられる幼芽及び中胚軸の暗所伸長量は、カズ...
摘要 生態系に調和したクログワイの生物的防除技術の確立のため、水田での、病原微生物Nimbya ScripicolaのK-004菌株の除草効果を環境要因との関係で調べた。接種によるクログワイの枯殺効...