摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
大型草食獣が暖温帯の植生に及ぼすインパクトの評価と軽減(827)
摘要 ニホンジカの採食によって森林の構成が変化しつつある自然林を対象にして,インパクトの発現状況を明らかにし,大型草食獣のインパクト下にある自然林の保全指針を策定することを目的とした。宮崎県椎葉村に...
被害発生過程におけるシカ等の生態・行動パターンの解明(832)
摘要 被害情報データベースを作成するため民有林・国有林における被害動向を把握しその特徴を明らかにした。シカ被害調査のためのチェックシートを作成し,九州森林管理局,森林開発公団九州事務所,各県の林務課...
摘要 本課題では、ニホンジカの個体群動態をモニタリングしながら、その変動を予測するモデルを開発することを目的としている。研究終了時には以下の成果を得ることとする。(1)日本の最南域に生息するニホンジ...
摘要 ニホンジカでは日本の南北の地域個体群間で個体群動態や食性、個体の行動圏、生息地の利用様式等に変異があることが予想されている。シカ個体群および生息地としての森林の適正な管理、また農林業被害の防除...
暖温帯の野崎島に生息するニホンジカの行動生態学的研究(726)
摘要 暖温帯に属する西南日本のニホンジカ個体群にみられるオスジカの交尾戦術ついて明らかにした。毎年11月に区画法を用いて生息個体数を調査した結果,1997年に537頭,1998年に521頭とほぼ横這いであったが,19...
被害発生過程におけるシカ等の生態・行動パターンの解明(729)
摘要 ニホンジカによる農林業被害発生機構を明らかにするための基礎調査として食性分析を行い,被害情報データベースを作成して民有林・国有林における被害動向を明らかにした。胃内容物中には,13科20種の葉,3科...
摘要 調査地域におけるニホンジカの個体分布および雌雄のホームレンジサイズを調査した。スポットライトセンサスの結果,シカは少数で行動し,若齢造林地周辺でメス個体の利用頻度が高いこと,オス個体の中には交...
摘要 近年、陸域からの赤土流入等により、沖縄における健全なサンゴ礁の面積は減少の一途を辿ってきた。そこで本研究では環境要因とサンゴの生息状況との関連を明らかにするため、石垣島浦底湾の礁縁・礁原・礁池...
暖温帯の野崎島に生息するニホンジカの行動生態学的研究(783)
摘要 調査地である長崎県五島列島野崎島では、奈良公園や金華山にみられるテリトリーやハーレムよりもルーズなdominance areaが形成されることがこれまでの研究から明らかにされてきた。10年度実...
摘要 農林業被害をもたらすシカ等個体群の動態については、生息地の環境的・生態的条件とその変化(分断、隔離、配置等)の影響が指摘されてきた。しかしながら、農林業被害の回避・防除技術を確立するために必要...
大型草食獣が暖温帯の植生に及ぼすインパクトの評価と軽減(796)
摘要 9年度は森林にインパクトを引き起こしているニホンジカの食性を明らかにした。7年9月に九州大学宮崎地方演習林(宮崎県椎葉村)内の植生の異なる4ケ所からニホンジカのフンを採取し、フン中に含まれる植...
大型草食獣が暖温帯の植生に及ぼすインパクトの評価と軽減(811)
摘要 8年度は森林にインパクトを引き起こしているニホンジカの九州地域内における分布を明らかにした。沖縄県を除く地域の内、31.4%でシカの生息が確認された。県別では宮崎県、大分県で生息区画の割合が高...
摘要 7年2~3月にかけて熊本県八代郡、球磨郡内9町村で実施された有害鳥獣駆除を対象に調査を行った。合計172個体(オス87、メス85)が捕獲され、すべての個体について捕獲場所を確定した。捕獲が許可...
摘要 今年度は台湾産コブ牛、キョン及びスイロク(水鹿)の調査を行った。台湾産コブ牛のルーメンからは25種の共生原生動物が同定され、2種を除き前年度調査したマレーシア産水牛と共通のものだった。その中に...