
摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...

亜熱帯条件を利用した世代促進による耐病性小麦育種素材の育成(37)
摘要 8倍体および6倍体ライコムギに由来する小麦赤さび病抵抗性遺伝子が座乗するライムギ染色体は、添加または置換型小麦の種子タンパク質(セカリン)を電気泳動法で分析した結果、いずれも2R染色体と判明し...

摘要 いもち病抵抗性品種の育成においては、圃場抵抗性と真性抵抗性の両方を利用することが望まれる。そこで、圃場抵抗性の検定法を確立するとともに、インディカ稲の抵抗性遺伝子について調べた。葉いもち圃場抵...

亜熱帯条件を利用した世代促進による耐病性小麦育種素材の育成(28)
摘要 赤さび病抵抗性である4系統の小麦が持つ小麦-ライムギ転座染色体をゲノミックin situハイブリダイゼーション法により解析した。小麦ゲノム中のライムギ染色体部分を確認するとともに、2系統は小麦...

摘要 近年の発展途上国における麦類の栽培面積の増加は著しく、その多くは熱帯・亜熱帯に位置するため、乾燥・高温等による被害が大きい。特に乾燥が生産阻害要因となっている面積は4千万ha、37%に達すると...

摘要 1992年にインドシナ半島の熱帯(マレーシア北部、タイ中央平原、南ベトナム)、亜熱帯(北ベトナム)及び九州で採集したトビイロウンカのバイオタイプ形質(抵抗性稲品種に対する加害性)を検定した結果...

摘要 雲南のインディカ稲81品種に16株のいもち病菌を接種し、真性抵抗性遺伝子型の推定を行った。19品種がジャポニカ栽培地帯から採集した7菌株全てに、29品種が日本菌株全てに抵抗反応を示し、未知の真...

摘要 近縁種が持つ耐病性遺伝子の栽培小麦への導入や育成素材の染色体的解析を、世代促進法を利用しながら進めることを目的とする。ライムギ品種ペトクーザに由来した小麦赤さび病に対する抵抗性遺伝子は、貯蔵タ...

摘要 南米の広大なサバンナ(リャノス)に低投入型作付体系を導入するために,土壌酸性と一時的な乾燥への抵抗性を持つ陸稲新品種の開発が望まれている.本研究はそのために,(1)同地域における酸性害と干害の...

熱帯におけるイネ白葉枯病菌の病原性分化に関する研究(127)
摘要 イネ白葉枯病に関する国際稲研究所との共同研究によって,既知の抵抗性遺伝子を一つずつ持った準同質遺伝子系統が育成され,国際的に統一したレース検定を実施することが可能となった。そこで,その有効性を...

熱帯における種子繁殖作物の育種法の改善-野生種利用によるマメゾウムシ抵抗性リョクトウの育種-(34)
摘要 リョクトウの近縁野生種のマメゾウムシ抵抗性遺伝子源としての評価を行った。近縁野生種として、北タイで収集した4種16系統と南西諸島で収集した2種16系統を用い、タイ国チャイナ-ト畑作研究センタ-...