3.開発途上地域の農林漁業者の所得・生計向上と農山漁村活性化のための技術の開発
摘要 ラオス中山間地域を対象としたプロジェクトでは、共通研究サイトとして選定したNameuang村における土地条件及び土地利用実態の解明に基づき、適正な畑地利用を目指した技術開発と集約的複合経営を目指した取...
農耕地からの表面流去水の発生に関わる土壌要因の解明とMIの策定(233)
摘要 農耕地からの水食による土壌侵食量を推定するための土壌要因と作物要因のマクロインディケータを策定することを目的とした。そのため,汎用土壌流亡式(USLE)におけるK,C,P値を土壌環境基礎調査や地力変...
西アフリカ半乾燥熱帯における土壌扶養力回復のための土壌栽培管理法の開発(202)
摘要 (1)西アフリカ半乾燥熱帯の砂質土壌では、有機物施用によって土壌CECが有意に増加しており、養分保持能力が高くなっていることが示唆された。(2)有機物施用に対する種間差をみる圃場実験(つくば、八...
農耕地からの表面流去水の発生に関わる土壌要因の解明とMIの策定(212)
摘要 アメリカの汎用土壌流亡式(USLE)で土壌侵食量を推定するため、日本における土壌統、土壌統群および土壌群別の土壌係数(Kn)を土壌環境基礎調査の定点調査のデータを用いてノモグラフ法で求めた。ま...
摘要 農業生物資源研究所保有の水陸稲の特性調査および増殖を行う。10年度は熱帯・亜熱帯の在来種や日本在来種等の稲遺伝資源180点を用いて、出穂期・稈長・穂数等の一次特性13項目について特性調査および...
摘要 南米サバンナに適応した酸性土壌耐性をもった陸稲の育成が求められているが、その適応の生理的メカニズムは明らかでなく、効率的な品種スクリーニング法の開発を遅らせる要因となっている。そこで1996年...
南米サバンナ土壌における陸稲の根の生理・生態的研究(182)
摘要 南米サバンナの酸性土壌地帯において行った4年間の炭カル施用試験の結果を総合解析した結果、サバンナのオキシソル系酸性土壌に対する陸稲の品種間が、Alに対する抵抗性の差ではなく、Ca欠乏に対するも...
環境変化に伴う土壌-作物系における炭素循環過程の変動予測(138)
摘要 陸稲と大麦を二毛作した耕地において、夏作期と冬作期の土壌呼吸速度とそれに係わる環境要因との関係を解析した。土壌呼吸速度は温度と土壌水分の二つの環境要因によって強く影響を受けていることが明らかに...
摘要 陸稲とトウモロコシを一毛作した畑地と水稲を一毛作した水田において、炭素の動態と収支を解析した。畑地生態系の年間の炭素収支は270~320gC/m2のマイナスを示した。このマイナス分は、地下70...
南米サバンナ土壌における陸稲の根の生理・生態的研究(167)
摘要 南米サバンナの酸性土壌において、耐酸性、感受性品種を用いて炭カル施用試験を行った。両品種群の収量差は、低施用量域においてのみ存在し、その差は、収穫係数を通じて表れた。炭カル施用は、土壌酸性矯正...
摘要 土壌に有機態窒素として米ぬかを施用した場合、トウモロコシと比較して、イネ(陸稲)がこの有機態窒素を吸収する能力の高いことが明らかになった。この能力を解析するため、C/N比が約20になるように米...
南米サバンナ土壌における陸稲の根の生理・生態的研究(184)
摘要 6年度も5年度に引き続き、コロンビアの東部サバンナ(ジャノス)の酸性オキシソル土壌において、次の研究をした。1)陸稲圃場の土壌および土壌溶液中の化学性の動態、2)酸性土壌耐性および非耐性のイネ...
摘要 化成肥料と堆肥(稲藁・ボカシ・桑条・枯草)施用の有無を組合せた15処理区の湿性と乾性中型土壌動物の生息密度は、陸稲と大豆とも堆肥のみに比べ堆肥と化成肥料を併用した区で高かった。堆肥と化成肥料併...
摘要 酸性でしかも著しくリン酸肥沃度の低い非アロフェン黒ボク土でリン酸吸収能力の高い作物として陸稲(品種:トヨハタモチ)を検索することができた。現在の段階では、陸稲のリン酸吸収機構は不明であり、また...
南米サバンナ土壌における3陸稲の根の生理・生態的研究(40)
摘要 南米サバンナの酸性土壌において対照的な生育を示す陸稲の2品種群について、生育の差をもたらす主要土壌化学特性を明らかにしてスクリーニング手法の開発に貢献する目的で試験を行った。まず圃場において作...
摘要 化成肥料と堆肥(4素材)施用の有無を組合せた15処理区の湿性と乾性中型土壌動物の生息密度は、陸稲生育中(8月)に比べ収穫直前(10月)で高い区が多かった。生物指標としてのA/C(A:ダニ、C:...
摘要 室内インキュベーション法で土壌の窒素肥沃度を評価すると、実際の圃場での作物の窒素吸収量の予測にしばしば失敗することが知られている。とくに有機物の施用土壌ではその現象が著しく、有機態窒素の吸収利...