害虫の情報応答機構や土着天敵等の高度利用による難防除病害虫管理技術の開発
摘要 新規物理的防除資材の超音波発生装置について、露地ネギのシロイチモジヨトウ等への防除効果を実証し、装置の受注生産が開始された。また、常設型あるいはソーラー型の紫色 LED 光原を用いると野菜ハウス内...
摘要 (目的)、・イネ縞葉枯を保毒したヒメトビウンカの発生と被害実態、及び各種薬剤への感受性を明らかにし、本病の総合的な被害低減管理技術を開発する。、(これまでの成果)、・ヒメトビウンカのイネ縞葉枯...
摘要 侵入・移動性害虫の広域移動予測モデルの高度化に関しては、昆虫のレーダ断面積測定装置を用いてハスモンヨトウの大きさと形を現すパラメータを決定し、VLR型マイクロ波昆虫レーダを用いた野外調査からハス...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)平成20年6月に西日本に飛来したヒメトビウンカは、薬剤感受性や保毒虫率が国内土着個体群の特性と明確に異なることから、中国江蘇省を飛来源とした海外移動であることを明らかにした。また、これが契機...
わが国に発生するジャガイモウイルス病の総合検定システムの確立
摘要 i)我が国で発生記録がある12種全てのジャガイモウイルスを遺伝子診断により検出できる総合検定システムを確立した。ii)インド型イネ品種由来のイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvb-i領域のゲノム構造を明らかに...
東北における発生予察、抵抗性品種を核としたいもち病等病害の総合防除技術の確立
摘要 i)農薬散布条件下のイネ葉いもち病勢進展のシミュレーションによる農薬散布要否の意思決定支援ソフトウエアを開発した。イネいもち病菌のレース変動要因を包括的に理解するため、菌個体群の空間構造を考慮し...
病原ウイルスのゲノム変異の解析に基づく系統識別及びその発生分布(82)
摘要 長崎市内で採集したイネ縞葉枯病罹病株(10株)よりウイルス核酸を抽出、クローニングし、外被蛋白質(CP)領域の塩基配列を決定した。9年の結果から外被タンパク質遺伝子は■、■及びU型の3つのタイプ...
ウイルス病抵抗性イネの作出・抵抗性機構の解明・育種的利用(161)
摘要 組換えイネ一号の野外(縞葉枯病多発地区)での発病程度及び罹病株から検出されるイネ縞葉枯ウイルス(RSV)の系統について調査した。RSVの感染は組換えイネでも観察されたが、日本晴と比べてその被害...
農業生態系の要素間の相互作用の数理解析法とシステムモデルの開発(211)
摘要 空間分布の集中性が生物の安定性に与える影響を評価するため,イネ萎縮病及びイネ縞葉枯病等の伝播機構を解析する疫学モデルの開発を行なった。モデルは,これらの病気と病気を媒介する個体群との相互関係の...