水稲・麦類新品種育成に関する素材開発研究 1)水稲・麦類の環境ストレス耐性、良食味品種の育成と加工適性に優れた品種の育成
摘要 目的:耐冷性及び高温登熟性に優れた「あきたこまち」と同等熟期の良食味早生品種を育成する。また、DNAマーカー利用により水稲新品種を育成する。 成果:66系統を供試し、生産力、耐冷性、高温登熟性を評価...
摘要 極晩生で、病害及び倒伏に強く、多収で、中食、外食用への適性が高い良質良食味な有望系統を育成する。生産力検定では、縞葉枯病抵抗性を有し、良質、良食味な「佐系1541」以下6系統を選抜し、継続検討と...
夏季高温に適応した水稲品種「にじのきらめき」の高温安定多収栽培方法の確立
摘要 目的:「にじのきらめき」の収量・品質を安定的に確保するための栽培管理方法(浸種・育苗~収穫まで)の解明及びイネ縞葉枯病・斑点米カメムシ等の総合的な防除対策を確立する。 成果:「にじのきらめき」...
イネ縞葉枯病抵抗性に係る品種登録審査へのDNA 技術の導入調査
摘要 目的:稲種において、イネ縞葉枯病抵抗性とその遺伝子情報の関係性及び育成者権侵害対策にDNA技術の適用が可能であるかを調査する。 成果:当研究室内においても、3つのDNA マーカー(ST71、ST64、ST5-BO)...
データ駆動型作物病害虫防除技術による生産性の向上と価値の創出
摘要 ・ 理事長裁量経費を活用し、カブリダニ類の天敵保護資材について、新型給餌ポリマーを開発し、特許出願した。 ・ 害虫忌避剤プロヒドロジャスモンPDJについて、ほ場試験によりトマトに加え、ピーマン及びナ...
重要病害虫防除対策強化事業 1)イネ縞葉枯病防除の効率化及び早期発生予察のための調査
摘要 目的:水稲のヒメトビウンカについて,基幹薬剤に対する薬剤感受性を明らかにし、防除指針等の防除指導資料に反映させる。また、水稲および大豆の基幹防除薬剤として使用されているQoI剤のイネいもち病菌...
摘要 イネではスマート育種システムの構築に向けて育種価推定モデルを検証したほか、育成地のヒストリカルデータを統合データベースに登録した。1.5t/10a 程度の極多収品種育成については、ゲノム編集により「北...
害虫の情報応答機構や土着天敵等の高度利用による難防除病害虫管理技術の開発
摘要 新規物理的防除資材の超音波発生装置について、露地ネギのシロイチモジヨトウ等への防除効果を実証し、装置の受注生産が開始された。また、常設型あるいはソーラー型の紫色 LED 光原を用いると野菜ハウス内...
摘要 目的:1kmメッシュ農業気象データシステムを活用したイネ縞葉枯病防除適期予測プログラムを開発するとともに,プログラムによるヒメトビウンカの予測発生時期と圃場における発生消長との適合性を検証する。 ...
ピラミディング育種による早期・早植地帯に適した優良系統の育成
摘要 県の水稲基幹品種である「コシヒカリ」は、主要病害である縞葉枯病やいもち病の抵抗性をもたず、また高温障害の影響を受けやすい品種である。そこで、現在開発中の病害虫抵抗性を持たせたコシヒカリNILに、...
摘要 縞葉枯病抵抗性を持ち、良質良食味で収量性の高い晩生品種「にじのきらめき」等を母本にした41組合せの交配を行い、うち25組合せのF1の世代促進を行った。さらに、交配組合せ「新之助/中部138号」のF1の葯...
水稲・麦類新品種育成に関する素材開発研究 1)水稲・麦類の環境ストレス耐性、良食味品種の育成と加工適性に優れた品種の育成
摘要 目的:耐冷性及び高温登熟性に優れた「あきたこまち」と同熟期の良食味早生品種を育成する。また、DNAマーカー利用により水稲新品種を育成する。 成果:45系統を供試し、生産力、耐冷性及び高温登熟性を評価...
摘要 縞葉枯病抵抗性を有し、収量性、品質、食味に優れる「とちぎの星」等を母本とした交配を29組合せ実施し、うち19組合せのF1の世代促進を行った。また、平成30年度に交配した18組合せの世代促進を行った。さ...
摘要 目的:多収で低コスト栽培に対応した飼料用イネ(米・WCS)や加工適性に優れる米粉用米を育成する。また、「美山錦」よりも高温耐性が優る酒米品種、及び「でわのもち」よりも倒伏や穂発芽しにくい糯米品...
摘要 目的:本県の主要な多収品種・知事特認品種(縞葉枯病抵抗性)について,生育に応じた省力追肥技術を確立する。 成果:穂肥窒素量5kg/10aで目標収量を得るために必要な出穂前25日の生育指標値は,「夢あおば...
摘要 目的:水稲の病害虫について,基幹薬剤に対する薬剤感受性を明らかにし,防除指針等の防除指導資料に反映させる。 成果:イミダクロプリドに対するヒメトビウンカの感受性が低下傾向にあることを明らかにし...
1高糖分高消化性WCS用稲を活用した水田における高栄養飼料の生産とその利用技術の開発 (1)北関東米麦二毛作地帯における低コスト安定多収栽培技術と飼料用稲麦二毛作体系の確立及び現地実証
摘要 高糖分高消化性稲において、稲縞葉枯病抵抗性品種の「つきすずか」では縞葉枯病の発生が認められなかった。また、糊熟期後期の「つきすずか」の糖含量(茎葉部)は15.0~19.5%と高い値を示した。さらに、高...
摘要 目的:1kmメッシュ農業気象データシステムを活用したイネ縞葉枯病防除適期予測プログラムを開発し,プログラムによるヒメトビウンカの予測発生時期と圃場におけるヒメトビウンカの発生消長との適合性を検証...
ピラミディング育種による病害虫複合抵抗性、高温耐性「コシヒカリNIL]の開発
摘要 県の水稲期間品種である「コシヒカリ」は、主要病害である縞葉枯病やいもち病の抵抗性をもたず、また高温障害の影響を受けやすい品種である。そこで、現在開発中の病害虫抵抗性を持たせたコシヒカリNILに、...
摘要 目的:「夢あおば」、「ホシアオバ」、「クサホナミ」について、安定多収のための移植時期、施肥量、栽植密度を検討し、年次変動を確認する。また、穂肥の省力化を図るため、基肥窒素を速効性肥料で1.4kg/a ...