① 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1.コムギ6B染色体のBAC物理地図の構築について、BMC Genomics誌に論文として発表した。物理地図情報(Ver. 2.0)は、フランス国立農学研究所(INRA)の「Wheat URGI」サイトにて公開された。また、この物...
1 病害虫発生予察事業、(1) 普通作物病害虫発生予察調査、
摘要 a 試験目的:病害虫の繁殖状況、農作物の生育状況およびこれに関する気象などを調査し、病害虫の発生時期、量および被害を予測し、その情報を報告または提供して被害を未然に防止軽減する。本調査では主...
摘要 現行の斑点米カメムシ病害虫発生調査基準は、策定時から年数を経過しており、近年の害虫相の変化などに対応できていないため、より効率的な病害虫の調査基準を策定する。本年度は、圃場内に設置したフェロ...
摘要 本年の春~夏におけるチャバネアオカメムシのフェロモントラップ誘殺数はやや多くなり、モデルによる予測結果が妥当なことを検証した。ツヤアオカメムシの誘殺数はチャバネアオカメムシに比べトラップ設置...
摘要 スギ雄花生産量とチャバネアオカメムシのフェロモントラップと誘殺数の関係を解析し、これらを変数としてカメムシ類発生量の早期予測が可能な重回帰式を作成した。二重果実袋による被害軽減効果のメカニズム...
6.森林病害虫や野生鳥獣などによる被害の回避・防除技術の開発 (1)病害虫による被害の回避・防除技術の開発 台風被害発生林分におけるカラマツヤツバキクイムシ被害対策及び防除技術の改善
摘要 目的:穿孔性害虫であるカラマツヤツバキクイムシが台風による風倒木を繁殖源に増加しており、適切な被害対策を実施する必要があることから、十勝地方においてカラマツヤツバキクイムシのモニタリング調査を...
4森林の保全 (1) 昆虫による森林被害実態の把握と環境にやさしい防除法の開発
摘要 ○目的:昆虫を指標とした森林の健全性及び生物多様性を評価する手法を確立し、森林の機能発揮を実現するための管理手法に資する。また、ナラ類集団枯損について実用的な防除法を確立する。○方法:ブナ科樹木...
摘要 温州萎縮ウイルスに対し、部分抵抗性を持つナツダイダイと台木としての性質が優れるカラタチを交配して得られた実生苗を挿し木繁殖し、接ぎ木接種試験の結果から、3系統を抵抗性台木と評価した。選抜された...
7.森林病害虫や野生鳥獣などによる被害の回避・防除技術の開発(1)病害虫による被害の回避・防除技術の開発 (i) 台風被害発生林分におけるカラマツヤツバキクイムシ被害対策及び防除技術の改善
摘要 平成14年度の十勝地方の台風被害発生林分では穿孔性害虫であるカラマツヤツバキクイムシが風倒木を繁殖源に増加している。現地では風倒木が一部に存在するなどして,他の立木にまで被害が発生する危険性が高...
7.森林病害虫や野生鳥獣などによる被害の回避・防除技術の開発 (1)病害虫による被害の回避・防除技術の開発 (ii) 台風被害発生林分におけるカラマツヤツバキクイムシ被害対策及び防除技術の改善
摘要 平成14年度の十勝地方の台風被害発生林分では穿孔性害虫であるカラマツヤツバキクイムシが風倒木を繁殖源に増加している。現地では風倒木が一部に存在するなどして,他の立木にまで被害が発生する危険性が高...
摘要 集団的萎凋病の対策技術の開発当年度の試験研究方法:雄を穿入させた丸太への飛来数,穿入数等を調査し,自然加害観察の結果と比較考察した。森林総合研究所所蔵標本の調査、および琉球列島,九州,四国,房...
摘要 当年度の試験研究方法:カシノナガキクイムシ加害集中と加害終息の生態的要因を解明するとともに、フェロモンの構造を解析する。さらに、繁殖成功率判定法並びに密度推定法の改良に取り組む。また、ナラ萎凋...
摘要 1.当年度の研究目的 カシノナガキクイムシのフェロモンシステム,カシノナガキクイムシマイカンギア内に存在する菌の生態,カシノナガキクイムシの個体群構造の解明,通導阻害発生機構の解析に着手する。...
摘要 チャバネアオカメムシの果樹園への侵入機構を解明するために,野外における個体数の変動を調査した。1998年冬から1999年春にかけての越冬成虫密度は調査単位あたり0.43頭で,平年並みであった。予察灯による...
チャバネアオカメムシ集合フェロモンによるチャバネクロタマゴバチの行動制御
摘要 チャバネアオカメムシは広範な種類の果樹に対し重大な果実被害を与える。この害虫の被害防止には、最も重要な天敵であるチャバネクロタマゴバチの利用が考えられる。チャバネアオカメムシの繁殖場所は果樹園...
摘要 食品工場や貯蔵場所での害虫防除には、繁殖源となる環境中の害虫を早期に発見し除去することが重要である。そのため、トラップが市販されているがいずれも種特異性のフェロモンを誘引源としている。本課題で...