斑点米カメムシ類発生予察技術の高度化と斑点米被害予測法の開発
摘要 1.目的:近年、ウコンノメイガの多発事例が目立っており、葉巻数に基づく要防除水準が設定された。しかし、防除要否の判断時期から被害が急速に進展することに加え、ほ場全体の被害程度の把握には多くの株...
性フェロモンを用いた斑点米カメムシの環境にやさしい防除技術の確立
摘要 1.目的:アカヒゲホソミドリカスミカメの好む寄主植物の季節的変異と各世代における寄生実態について調査し、移動分散や多発要因の解明、交信攪乱剤を設置場所を選定する上での参考資料とする。また、アカ...
摘要 目的:現在関東以西の地域の野菜類および果樹で最も問題となっている4種の害虫は, 合成された性フェロモンおよび集合フェロモンを利用したトラップの使用により,高い精度で発生消長をモニタリングすること...
摘要 目的:アカヒゲホソミドリカスミカメの合成性フェロモン剤を利用した効率的な予察技術を確立する。成果:アカヒゲホソミドリカスミカメ合成性フェロモントラップの誘殺数とすくい取り調査により成虫が捕獲さ...
12 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (1) 重要病害虫等の防除対抗技術の開発 9) モモシンクイガに関する調査 (ii) 交信撹乱剤処理園地で利用できるモモシンクイガ誘引剤の開発
摘要 目的:交信撹乱剤処理園地で利用できるモモシンクイガ誘引剤の開発を目指し、改良された新規誘引剤の実用性を検討する。 成果:従来のモモシンクイガ誘引剤の性フェロモン成分を高濃度吸着させた誘引剤は交...
12 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (1) 重要病害虫等の防除対抗技術の開発 9) モモシンクイガに関する調査 (i) モモシンクイガ性フェロモン第2成分を含む交信撹乱剤の防除効果
摘要 目的:性フェロモンの主成分に第2成分を追加した交信撹乱剤の効果を検討する。 成果:第2成分を追加した交信撹乱剤を使用しても効果は不十分で、殺虫剤による補完防除が必要であった。
畑作物・野菜の病害虫の防除 (2)ネギコガの発生消長に基づく防除法
摘要 目的:ネギコガの性フェロモントラップでの誘殺消長を調査し、このデータを利用した効率的な防除時期を明らかにする。 成果:ネギコガに対する効果的な防除時期は、有機リン剤では発生盛期から発生盛期後、...
摘要 目的:発生予察用新規資材の活用、病害虫発生生態の解明、要防除水準の設定等により、発生予察方法の高精度化を図る。開発した発生予察方法のマニュアルを作成し、関係者に公表する。 計画:(i)新規に発生し...
ダブルフェロモンと多機能型トラップを活用したカキ害虫IPMの確立
摘要 目的:カキの重要病害であるカキミガとフジコナカイガラムシを同時に防除できる多機能型フェロモントラップを開発する。 計画:(i)カキミガの交信撹乱を利用した防除技術の確立。(ii)フジコナカイガラムシに...
摘要 クリの主要害虫であるモモノゴマダラノメイガの性フェロモントラップによる発生予察法の有効性およびBT剤による防除効果を明らかにした。また、クリシギゾウムシの天敵糸状菌による防除効果および実炭そ病...
摘要 目的:そばでは、従来問題とならなかった葉茎及び種実を加害する害虫の被害が多発している。このため、害虫の発生実態調査を行うとともに、生物農薬や物理的防除などを組み合わせた総合防除技術を確立する。...
摘要 目的:ブドウの長期展張ブドウハウスにおける害虫の発生実態調査および天敵等の防除資材を利用した省力的減化学農薬防除技術を確立する。成果:1)早期加温栽培ブドウ(品種デラウエア)でミヤコカブリダニの...
摘要 目的:安全・安心な農産物を求める消費者の声が高まっている。また、人と環境に優しい持続型農業の推進が急務である。県振興野菜品目の有機栽培を中山間地域に振興するため、現地農家とともに実証し、栽培マ...
性フェロモンと土着天敵利用を中核としたカキの害虫のIPM体系の確立 1)交信撹乱によるカキノヘタムシガの防除技術の確立
摘要 目的:岐阜県個体群をもとに合成されたカキミガの性フェロモン剤の県内個体群に対する誘引効果を明らかにする。成果:県内個体群に対する性フェロモン剤の誘引効果が明らかとなった。
性フェロモンと土着天敵利用を中核としたカキの害虫のIPM体系の確立 2)フジコナカイガラムシに対する性フェロモン利用技術の開発
摘要 目的:人工的に作製したフェロモン剤を用いた防除技術を開発する。成果:フェロモントラップにおける雄成虫の消長から防除適期である幼虫ふ化時期を予測できる可能性が示された。また、室内およびガラスハウ...
性フェロモンと土着天敵利用を中核としたカキの害虫のIPM体系の確立 3)総合的防除体系の確立と現地実証
摘要 目的:性フェロモン剤を用いた、カキノヘタムシガ等の交信攪乱防除およびフジコナカイガラムシの発生予察を活用したIPM体系の効果を現地実証する。計画:現地農家ほ場2カ所(50a、100a)で実証試験を実施す...
摘要 目的:なし栽培における病害虫防除は、これまで化学合成農薬主体で行われてきており、年間散布薬剤数は慣行の26薬剤(幸水・豊水)と極めて多く、経済的、労力的に生産者の大きな負担となっている。耕種的、物...
摘要 防除や施肥による環境負荷を軽減するため,性フェロモン,生物農薬及び肥効調節型肥料を活用した新たな防除,施肥技術を開発する。
30 斑点米カメムシ発生予察技術の高度化と斑点米被害抑制技術の開発 (1) 斑点米カメムシ類防除要否判定法の確立 (iii)斑点米カメムシの水田内発生分布(場内)
摘要 目的:斑点米カメムシの主要種であるアカヒゲホソミドリカスミカメの合成性フェロモンが最近開発され、まもなく実用化されるため、水田周辺のアカヒゲホソミドリカスミカメ生息密度に隔たりのある圃場で、水...