摘要 (1)マイマイガ雄・雌成虫の飛翔実験から、飛翔距離を推定した。いずれも数百m以内であり、多く見積もっても1km以内を防除対象とすればよいことがわかった。(2)マイマイガの大発生個体群と大発生跡地...
(2)生物的防除技術の開発ア.イチゴに発生する主要病害の生物防除技術の確立
摘要 目的:イチゴ萎黄病、白絹病に対する最適使用条件、最適キャリアを選定する。また、萎黄病に対する有用微生物の防除メカニズムを検討する。、成果:5種類の生分解性ポットを供試し、ポット移植による発病軽...
摘要 現行の水耕栽培は1作毎の養液交換で生じる排液を廃棄しており,生産コスト削減・環境負荷低減のためにも排液の再利用が望まれている。また,春から秋期におけるネギアザミウマによる被害に苦慮している。養...
摘要 環境負荷低減技術開発の一環として、害虫の生物的防除素材の探索および利用技術の開発を図る必要がある。天敵ウイルも鱗翅目害虫等に対する有望な生物的防除素材として一部の害虫に対しては既にその有効性が...
アカヒゲホソミドリカスミカメを寄主とする卵寄生蜂の天敵としての能力の評価
摘要 斑点米の原因となるアカヒゲホソミドリカスミカメの天敵に関しては、まったく調査研究がなされていない。そこでカメムシ類の天敵である卵寄生蜂に焦点を当て、卵寄生蜂の種類・産卵能力・寄生行動・寄生率の...
摘要 本研究は水田害虫の総合的管理を実現するために卵寄生蜂を生物的防除に活用する上で必要な情報を得ることを目的とした。まず野外でツマグロヨコバイの卵寄生蜂を調査し、2科6種を同定した。優占種は、Parace...
摘要 水田で天敵を発生予察や生物的防除に活用し、総合的害虫管理を実現する上で必要な情報を得るため、ツマグロヨコバイの卵寄生蜂の寄生能力の評価を行っている。これまで農研センター水田で6種の卵寄生蜂を採...
摘要 土着タマゴコバチの探索と増殖、圃場試験により耕地作物害虫の生物的防除法を確立することを主眼とする。トウモロコシの主要害虫アワノメイガの第1世代卵の防除へのタマゴコバチの利用は、フェロモントラッ...
摘要 新殺菌剤3剤、新殺線虫剤及び天敵農薬について作用特性の検定を行った。イネの葉いもちに対し、新規化合物NNF-9425の本田3回処理による発病抑止効果は、対照剤のトリシクラゾールと同等の高い効果...
摘要 水稲の環境保全型害虫管理の一環として、天敵である卵寄生蜂の保全、活用が重要である。そこでツマグロヨコバイの卵寄生蜂を対象に防除素材の開発研究を行なっている。これまで、農研センター圃場で収集した...
摘要 昆虫の卵に寄生する天敵タマゴコバチ科Trichogrammatidaeは昆虫の個体群動態に及ぼす主要な環境抵抗因子であり、7年までの別枠研究でアワノメイガタマゴバチの生物的防除への導入法を確立...
ダイズシストセンチュウ卵寄生菌の探索と菌の活動に及ぼす環境要因の影響
摘要 豆科作物の重要害虫であるダイズシストセンチュウは極めて防除困難な害虫であり、殺線虫剤使用による化学的防除法は毒性の高い薬剤を使用しなければならないことや、コストが高いことから、大規模な畑作地帯...
摘要 汚染土壌に栽培したテンサイの細根から分離した根圏細菌について、種子コーテイングによるそう根病抑止効果のスクリーニングを行い、8菌株を選抜した。さらにポット試験により効果の確認された菌株について...
土壌病害の生物的防除に関する研究-バクテリゼーションによるテンサイそう根病の生物的防除-
摘要 根圏細菌のバクテリゼーションによるてんさいそう根病の生物的防除法を開発する目的で、スクリーニングによって有効と認められた菌株について■ポット及び圃場試験、■根圏における定着性、■土壌中のベクター...
摘要 てん菜そう根病は、糸状菌が媒介する土壌伝染性のウイルス病であり、媒介菌は耐久生存器官を形成するために輪作等の耕種的防除法は適用出来ず、有効な防除薬剤もなく、難防除病害としててん菜栽培の脅威とな...
連・輪作と天敵微生物の組合せ利用による生態的線虫害防止技術の開発
摘要 高収益畑作の達成のためには重要連作障害要因である有害線虫の防除対策が不可欠であり、線虫の薬剤による防除にはコスト的にも不利が多い。一方、線虫の天敵類は圃場条件で単独施用されても効果は出にくい事...